小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

「あり得ない」流れはどこまで続くのか

2010-10-10 11:59:58 | 千葉ロッテマリーンズ
檻ッ鉄3連戦3連勝、2軍新潟の奇跡の優勝劇の次は、大事な大事な一番で、まさかまさかの大逆転劇とは…。

福浦V弾!里崎同点打!ミラクル大逆転で王手(スポーツニッポン) - goo ニュース
 ミラクル逆転劇で王手だ!「マニュライフ生命パ・リーグ・クライマックスシリーズ(CS)」は9日、ファーストステージ(3試合制)第1戦を行い、リーグ3位のロッテが同2位の西武に6―5で逆転勝ちして先勝した。ロッテは1―5の9回に里崎智也捕手(34)の2点適時打などで4点を返し同点。延長11回に福浦和也内野手(34)が決勝本塁打を放った。ロッテは10日の第2戦に勝てば、14日からソフトバンクと対戦するファイナルステージ(ヤフードーム)進出が決まる。

 完ぺきな一撃だった。同点の延長11回。先頭の福浦には左対左でも代打はない。ただ、出塁すれば代走を送ることを西村監督から耳打ちされた。そして2球目のスライダーを右翼席に運ぶ。打った直後に右拳を突き上げ、ゆっくりとダイヤモンドを1周した。

 「先頭だし塁に出ることだけを考えていた。(足は)痛いと言っていたら(シーズンが)終わる。今季は“和”のスローガンでやってきたし、みんな最後まであきらめないでやった結果です」

 9月15日のソフトバンク戦(千葉マリン)で右足甲を打撲。腫れはいまだに残り、試合後のアイシングは欠かせない。今季は金泰均の加入でDHや代打と出番が限られるが、シーズンではチームトップタイの勝利打点11。勝負強い打撃を大一番でも見せつけて、CSファーストS突破に王手をかけた。

 そんな劇的な一撃を呼んだのは、土壇場でチーム一丸となって見せた驚異的な粘り腰だった。ミスが重なって4点勝ち越された直後の9回。昨季までの同僚・シコースキーを攻め立て、1死満塁から金泰均の中前2点打で二塁走者・福浦は足を引きずりながら生還し、2点差。大松が四球を選び、なお1死満塁。途中出場の里崎が中前に運び、単打ばかり5本をつないで同点に追いついた。

 背部痛で2軍調整が続いた里崎は8月5日の楽天戦(Kスタ宮城)以来となる1軍での打席で値千金の一打。「気負いはなかった。自分の打撃をしようと思っていた」。患部の状態は「見たままです」と多くを語らないように万全ではない。多くの選手が満身創痍(い)でも、全員がゲームセットまであきらめずに戦う「和」の精神でミラクル大逆転勝利。西村監督は「普通なら4点差でシュンとなるが、最後まで捨てない。今季を象徴するゲームだった。あすも勝ちにいくしかない」。シーズン最後に3連勝で3位をつかんだ勢いそのままに、ファイナルS進出を一気に決める。


[ニッカン式スコア]

○ ひろゆき
● スパルタンX
HR 成瀬(中村)、徳澤さん、福浦大師匠

今のマリーンズの勢いは、もはや何かに取り憑かれていると言ってもおかしくはないレベル。

いやねえ…。

普通なら4点差でシュンとなるが
普通なら4点差でシュンとなるが
普通なら4点差でシュンとなるが
普通なら4点差でシュンとなるが

ごめん、俺シュンとしてたorz

初めての大舞台に内くんには荷が重すぎたか、スライダーは安定せず、ストレートもコースを突けず制球に苦しんでいる状況なら、なんとかかんとか2死までこぎつけた…と表現した方が良かったと思う。
2死を取った佐藤のサードゴロも、当たりが強かっただけに、ランナーと重なる難しさはあるとは思うけれど、冷静に捌けば5-2-3でダブルプレーコースが、今江の送球が1塁側に大きく逸れ本塁フォースアウトのみ。これとて満塁だったからあの送球でアウトに出来たのであって、1、3塁や2、3塁でゴロでも迷わず3塁走者Go!だったらタッチできず勝ち越しという場面。
その後、細川の代打大島にライト前に運ばれると、あとはもう…。

1点でも余りにも重たすぎる場面で、エラー絡みで4失点。
しかも8回裏。

これでポジティブに行けって方がおかしいでしょ。

9回表。
4点差。
球数は放っているが、疲れが見えてきたか、剛に痛恨の一発を浴び同点にされた涌井を諦め、西武ベンチはシコースキーを投入。
今年からライオンズに移籍してからというもの、シーズン終盤まで完全無欠の抑えの切り札として君臨してきたシコタンも、ここぞというシーズン終盤で疲れが見えてきてしまった。
1週間の休みの間に、どう修正してきているだろうか。

マリーンズにある「シコタン取り扱い説明書」には、以下のように明記してあります。

・同点の場面では起用しないで下さい。
・先頭打者を出したら腹を決めて下さい。
・先頭打者を打ち取ったら、昂ぶる気持ちを静めて下さい。

まあねえ…。
今日の流れではどうしようもないけれど、このまま抑えられてむざむざと負けていくよりは、抑えの切り札をなんとか打ち崩して行った方が、明日に向けたチャンスはあると思うし、まだ試合中なのに明日明後日の話をするのは正直おかしいのだけれど、そっちの方がまだ望みがあるというもの。
同点?逆転?
そんなのはいくら何でも高望み。うまくすればゲッツーを取れた場面で取れず、この展開なら1点でも4点でも一緒だとは思うけれど、エラーが2つ重なって4点も取られてしまっては、野球の神様はそっぽを向くというものだろう。バカいいなさんな。たかが(以下略

ところが。

井口、福浦、今江と3つの単打で1死満塁。
待て、満塁でテギュンは卑怯だぞ!!
お願い、手を出すなら打ってくれ、打てないなら手を出さないでくれ!!

2点タイムリーキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!

いやいやいやいや。
これでまあ試合が終わっても、言葉は悪いけれど「犬死に」にはならない。世の中のわんこにも、マリーンズにも失礼ですね。
反撃して2点、なお1、3塁で大松。
この流れなら、もしかしたら一発もあるかもしれん。
必死に食らいつく大松。
結果シコタンの根気負け。1死満塁。
すかさず代走岡田が起用される。

バッターは8回表に的場の代打根元が入った関係でマスクを被る里崎。
打席はこれが復帰初戦。
さすがにベンチも慌ててシコタンを諦め小野寺。
もしかしたら、この時点で、試合の流れとしては、既に投了していたのかもしれない。

同点キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!

この時点でスタンドのマリーンズファンはほぼ全員ぶっ壊れた。
各所で号泣してうずくまるファンが続出。
そりゃそうだ。
8回裏、誰もが諦めた直後の、まさかまさかの同点劇。
こっちだってもう冷静に試合を見てなどいられない。
こうなったらこの試合貰っちまおうぜ、頼むぞキャプテン!好きよキャプテン♪

\好きよ好きよキャプテン♪/
\好きよ好きよキャプテン♪/

馬鹿野郎、こんなシビアな場面でネタなんか噛ますんじゃねえ!!

剛の打球はレフトへライナー性の当たり。
3塁ランナーは岡田。
岡田の脚を持ってしてもどうか…という少々浅い当たりだが、流れはこちらにある。四の五の言っていられない。なんとしても帰れ岡田!!

…と思ったら…。

どうも打った瞬間にかなり飛び出してしまったらしく、岡田の帰塁が遅れ、ほんの一瞬スタートが遅くなってしまった。
本塁はクロスプレーのタイミングになったが、アウト…。

ああ岡田…。
1死1、3塁、お前が還れば逆転なのだし、代走に出た時点で、お前が逆転のランナーだと言うことは分かっていたはずじゃないか。
ライナー性の当たりで判断が難しかったかも知れないが、あの当たりは絶対に飛び出すべきじゃないだろう。今年限りになった代田コーチに、お前は何を教わってきたんだ…。
「大本営」スポニチ様も、岡田の一瞬の判断の誤りに、おおいにご立腹の様子であります。

岡田の“判断ミス”遅れたタッチアップ(スポーツニッポン) - goo ニュース
【ロッテ6―5西武】「短期決戦ではああいうミスは許されない」。逆転勝利にも西岡は喜んでいなかった。それほど命取りになりかねないミスを、50メートル5秒6でチーム1、2位を争う岡田が犯した。9回に4点差を追いつき、なおも1死一、三塁。西岡はライナー性の打球を左翼の定位置まで運んだ。三塁走者は代走・岡田。犠直で勝ち越しのホームを踏んでいるはずが、まさかの本塁憤死。西岡は一塁ベース付近でしゃがみ込み、怒声を上げた。

 西武の内野陣が中間守備を敷いたため、ロッテベンチは打った瞬間に走らせる「ギャンブルスタート」のサインを送った。「内野へのライナーなら併殺もしようがないという指示」。岡田はそう解釈して勢いよく飛び出した。しかし外野への打球となって三塁に一度戻ったためタッチアップが完全に遅れた。ギャンブルスタートといえども、打球の行方は確認できたはず。アンツーカーを越える3メートル以上も飛び出したのは明らかな判断ミスだった。


「大本営」スポニチにここまで書かれるといつもは擁護の一つや二つ、逆にしたくなるところだが、今回ばかりはあの走塁は完全にダメ。ましてや競った場面で流れがこちらに完全に傾いていた場面。
だから9回表の反撃が、同点止まりで終わったのが、逆にもの凄く嫌だったし、あの流れなら完全に勝ち越せていたはず。そうした流れを手放す一瞬の判断ミス。それが、シリーズを、チームの命運を、大きく左右してしまう。
打ち込まれた内くんも、代走の意味を果たせなかった岡田も、こうした大舞台は初めての経験だろう。だからこそ、一瞬のプレーが、下手をしたら球史に残ってしまうと言うことを、肝に銘じていて欲しい。

まあねえ…。

よく勝てたよ…。・゜・(ノД`)・゜・。

でもね。
昨日、少々のゲン担ぎをしたんですよ。
以前、ライオンズマーク入りの「ライオンズ弁当」をレフトスタンド(当時)で食い散らかして、ライオンズのマークを破って、「ライオンズを食って破ってやったぞ」と豪語したら、あの2004年シーズン最終戦、奇跡の外人3連発ですよ。
なもんで、今日も少々のゲン担ぎをしたんですよ。

ライオンズのロゴ入り「勝サンド」を美味しく頂きまして。



しっかりライオンズの「勝」を破らせて頂きました。



ゲン担ぎ継続中www

そんなわけで、試合中の写真も少々。
スタメン。



今日はポストシーズンマッチなので、審判は6人制で行われます。



線審の配置はこんな感じ。



そんなわけでスコア!





この流れは、まさしく流れはこちらにある。
流れに乗っちまおうぜよ←なぜに土佐弁ww


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まさに (仙台鴎の親)
2010-10-10 23:51:02
神懸りですなあ

最終戦、新潟と続き、もしやとは思いましたが。

猫屋敷に行っていたとはうらやましい限りです。
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ふくーら (タコ徳利)
2010-10-11 07:57:40
中継を文化放送で聴いてました。

が、何と、『テレ玉』が競馬中継潰して、16時まで中継!

さすがに福浦のホームランは、スポーツニュースのリプレイしましたが、

スッと振って、あの飛距離。まるで、バッティング練習みたい。

たしか、開幕2戦目のソロと似たような振りだったような…。

しびれたね~!
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実は (小馬太郎兵衛)
2010-10-13 04:39:57
>仙台鴎の親さん
当初、檻ッ鉄3連勝と新潟の奇跡の日本一を目の当たりにして、もう満足していたのですが、知人がチケットが一枚余ったというので、ありがたく頂戴することに致しました。
こんなことってあるんですねえ…。

>タコ徳利さん
さすがに8回裏に4点取られた時はしょげてました。
普段なら簡単に諦めていたことでしょう。
福浦の当たりは完璧でしたね。
さすがです。
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