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小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

けいばけっか&第19回かしわ記念

2007-05-01 22:57:00 | 小馬太郎兵衛の天災予想
綺麗すぎるほどのスカを食らいましたがなにか?

レース結果はこちらから。
レース映像はこちらから。
いらねえとは思うけれど、英語実況版はこちらから。

1着 …メイショウサムソン
2着 …エリモエクスパイア
3着 …トウカイトリック
4着 △アイポッパー
5着 …トウショウナイト

いやー。恐れ入りました。
ここまで切り捨てた馬ばかりに来られては笑うしかありませんな。

そもそもの読みが甘かった。
一応はしっかりした逃げ馬がいるし、時計勝負にはならないかな…と思っていたおいらは、そもそも前提から間違っていたわけで、時計勝負になったら正直デルタブルースには分が悪かった。

メイショウサムソンは終始中団で前の動きを伺う形。坂上でデルタブルースやトウショウナイトが動いたのを確認してから追い出す形。直線で先頭に立とうとしていたデルタブルースが下がって行ったのは予想外だったかもしれないが、外からエリモエクスパイア、内からトウカイトリックの追撃を振り切って、見事皐月賞、ダービーに次いで、天皇盾の栄冠を勝ち取った。
この馬の勝負根性には恐れ入るばかり。並ぶ間もなく差される脚を使われたら為す術がないが、並ぶ形になったら絶対に抜かせない。

エリモエクスパイアは、天皇賞という舞台でエリモの勝負服、鞍上が洋一の息子福永祐一と来れば、オールドファンは1976年天皇賞のエリモジョージの逃走劇を重ね合わせたに違いない。しかもユーイチ、オヤジよろしくきっちり穴馬を持ってきてのハナ差2着は、相当悔しかったに違いない。

内をついたトウカイトリックは3着。意識して長目を使われ、満を持しての天皇賞挑戦も後一歩及ばず。やはり最後の脚の違いは、G1馬かそうでないかの差が出たのだろうか。

デルタブルースは直線一旦先頭に立つもずるずると後退。入線後、鞍上が脚元を気にしたか下馬してヒヤリとさせたが、今のところ公式な疾病の発表はない。道中落鉄したという話だが、あの下がり方は落鉄しただけではないだろうし、あんな下がり方をする馬ではないだけにちょっと気がかり。
ネヴァブションはスタートで出遅れて後方から。ゲートでレースが終わってしまった感が。

で。

だから言ったでしょうが。
万シューが出るか出ないかって言ったら出るに決まってるよこんなもんって。
メイショウサムソンに狙いを付けていたら、3連単30万馬券も、決して取れない無理筋な馬券では無かったような。ただ、2着に来たエリモエクスパイアの取捨には迷うところで、おいらも「鉄砲2戦目1100」という成績さえなければ、ウイングランツなんか買い目に入れないで、エリモエクスパイアの方を選択していたに違いない。というのは、21世紀に入ってからというもの、春の天皇賞の傾向ががらりと変わってしまい、理由のない馬が馬券に絡むという、極めてやっかいな傾向にあったからで、だったら実績よりそこそこの成績を残している馬を絡めた方が得というもので。
だってそうじゃないですかダンナ。
盛岡や昔の大井の東京大賞典みたいに、ダートの3000メートルならともかく、芝の3200でイングランディーレを買う理由がどこにあるってんですか。
春の天皇賞はめっきり、穴党さんの出番になってしまいましたな。

さ、切り替えて明日のJpn1競走に目を転じましょうや。

明日の船橋競馬場では、2年前に統一Jpn1に格上げされた、第19回かしわ記念が行われる。本来ならGW終盤の5月5日が開催日に当たるが、今年は5月5、6日が土日に当たるので中央開催とかち合い、更に悪いことに、5月5日は府中の大国魂神社の祭典に伴い、例年は東京開催を行わなかったJRAが、おそらくは観客減で還って警備の折り合いがついたのだろう、東京開催をぶつけられ、他の祝日も他場の交流重賞が埋まってしまい、「あんたら南関さんは日頃稼いでいるんだから平日でもいいでしょ」っていうことで、今年は平日開催になってしまった。
裏を返せば、今までは売り上げにあぐらをかいて、地方競馬に譲歩すら出来たJRAが、昨今のどうにも止まらない売り上げ減少に、もはや地方競馬に譲歩できる余裕さえなくなったとも言える。この姿が日本の競馬にどのような影響を及ぼすかは、時が経たねば分からないが、地方が中央が…では、絶対に今の競馬のシステムは成り立たなくなるのではなかろうか。一部馬主や生産者はどう考えているかは分からないが、もはや日本の競馬は、地方競馬あっての中央競馬であり、中央あっての地方競馬である。どちらがなくなっても、日本の競馬、日本の馬産は間違いなく衰退する…ということは、当ブログでも昔からさんざん主張していることである。野球やサッカーも、マイナーリーグがあってのメジャーがあるわけだから。

さて、かしわ記念。雨で馬場状態がどこまで悪くなり、どこまで回復するか…というのが焦点の一つになりそう。
今年は、フェブラリーSの勝ち馬サンライズバッカス、JBCスプリント(マイル)3連覇のブルーコンコルドに、地元船橋の雄アジュディミツオーが復活を賭けて迎え撃つ。やはりJpn1たるもの、これくらいのメンバーが揃わなければ。

出馬表はこちらから。

本命は◎[14]サンライズバッカス。初の小回りコースがどうかという懸念もあるが、3歳時に小倉や中京を経験しており、それくらいを経験しておけば、スパイラルカーブの船橋も問題ないだろうし、地方競馬も盛岡のダービーグランプリで経験済み。地方競馬独特の深い砂も問題あるまい。2ヶ月半ぶりの休み明けが気になるが、帝王賞制覇へ向けて、ここは恥ずかしいレースは出来ないだろう。ここが試金石。
前走名古屋大賞典のまさかの3着が納得いかないが、このメンバーで2度続けて無様なレースは許されない○[10]ブルーコンコルド。小回りの1900に戸惑ったか? もしかしたら、体調のピークは前々走のフェブラリーSだった恐れはあるが、ここでもし無様なレースをするようであれば、この馬の体調面を見直さなければなるまい。ましてやここは適距離に戻るマイル。ただ、前走の敗因が分からないだけに2番手評価に下げる。
上位2頭を負かすまではどうかと思うが、展開面と面子を考えると、3番手以下には落とせないのが地元の雄▲[2]アジュディミツオー。川崎記念で差を付けられての2着、フェブラリーではテンにズブくなり14着。やはり年齢は隠しようがないのか。ただし今回は単騎で逃げられれば、それなりに格好は付けるかと。ただ、アタマまでは推奨したくはない。消極的な3番手評価であることだけは付け加えておく。
△1番手は、正直ヤネで過剰人気しそうだが[13]ボンネビルレコード。やっぱりこの馬にはフミヲだよなあ…。ヤネがユタカなら、無理なレースはしないだろうし、中団のインで脚を貯めて流れ込み…という図式が手に取るように予想できちゃうのだが、3番手につっこんでこられるのはこの馬か。
以下、忘れきった頃の一発[5]パーソナルラッシュ、叩き2戦目で絞れれば[4]ナイキアースワーク、川島正行厩舎の転厩緒戦なんてでぶっちんに作ってくることが見え見えながらも、父タイキシャトルという血統面でなんとか違う面を見せられぬか[9]ディープサマーまで。

馬券は馬連馬単なら◎○を厚めに◎から6点。まず上位3頭のケイバだとは思うけれど、3着は狂い目もあるかも。
3連単は、◎の軸1頭マルチで買っちゃうと間違いなく赤字になるので、フォーメーションで◎○→◎○▲+[13]→○▲△へ。

今回ばかりは当たって欲しいなあ…。

  


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