小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

別の意味でも死活問題

2009-11-24 22:43:49 | 家族揃って明るく楽しい公営競技
このところおしなべて苦境にさらされている各種公営競技。
その中でも、久留米競輪場では、こんな問題がおきているそうで…。

競輪場に野良猫乱入 選手が苦情 愛護団体「処分反対」(朝日新聞) - goo ニュース
福岡県久留米市の久留米競輪場で、野良猫をめぐる騒動が起きている。バンク(走路)に乱入し、選手たちの邪魔をするのだ。時速約70キロで疾走中に衝突し、転倒すれば命にかかわる。競輪場を運営する市は猫の捕獲(殺処分)を検討したが、動物愛護団体が反対。里親探しに切り替えたものの、騒動は収まっていない。

 久留米競輪場は、住宅地に囲まれた緑豊かな小高い丘の上にある。市競輪事業課によると、競輪場の内外に住み着いた野良猫は50~60匹。この2、3年で急増したといい、職員は「無責任に捨てたり、えさをやったりする人がいて増えたのでは」とみる。

場内へは複数の入り口があるほか、バンクを囲む高さ約3メートルの金網も猫にとっては出入り自由だ。バンクに入る通路や建物内で目撃するのは日常茶飯事。これまでレース中にバンクへの乱入はないが、練習中はしばしばで、選手から苦情が出ていた。


↑※記事の続きはこちらへ。

「野良猫」と聞いて思い出すのは大井競馬場。
スタンドと外ラチの間の側溝に、時折ひょこひょこ顔を出しに来る。
ただしこの野良猫たち、外ラチの向こうのダート走路を、馬が砂を蹴立てて走るのを知っているようで、今まで猫が競走中の走路に飛び出した…という話は、幸いにして聞いたことがない
走路に飛び出したと言えば、実際に1983年だったかの中京競馬で、何の拍子で内馬場の公園の柵をすり抜けたのか分からないのだが、子供が競走中のダート走路に飛び出して、先頭を走っていた馬が子供をはね飛ばした事故が実際にあったっけ。このレースの模様は、「スポーツ界の衝撃映像うんたらかんたら」とかいうスペシャル番組でもたびたび登場したシーンなので、もしかしたらご記憶にある読者の方もおられようかと思う。

競馬場も競輪場も、高速で馬や選手が疾走する場所。
その中に、もし猫が飛び込んできたらと思うと…。
事故を未然に防ぐという意味合いはもちろんのこと、走路に異常があれば、下手をすれば猫が飛び込んできて競走不成立という事態も大いにあり得るわけで、不成立となれば、賭け金も全て客へ返還せねばならず、主催者は泣くに泣けない事態に。
それも、1レースだけ不成立で済めばいいけれど、一度ならず間断なく猫が走路を横切るような事態になれば、下手をすればその日一日の競技全てを中断することも、あり得ない話ではない。

しかも、練習中に猫が紛れ込むというのも困った話で、バンクの練習に打ち込めなければ、調整も大いに狂ってくるだろうし、仮に猫に邪魔をされて調子を崩してしまったとしても、決して猫のせいと言い訳できる代物ではないだけに、選手達にとっては、競輪を取り巻く環境以前に、稽古自体が成り立たないのだから死活問題だろう。

まあ、決して猫に罪があるわけではないんだけど…。
困ったものですな…。

 ブログランキング・にほんブログ村へ 

  

あわせて読みたい

最新の画像もっと見る

コメントを投稿