そんな井口のために

なんだか最近、生き残りとは全く違う意味で必死のマリーンズ球団、井口にコケられてはたまるまいと、いつもはweb上の対応はちんたらちんたら遅いくせに、井口のことになるとなんと素早い対処なのか、早速こんなコンテンツを立ち上げました。

井口選手応援ＢＢＳを開始！ - マリーンズ公式

ふ～ん。
井口の応援掲示板ですか。

じゃあさっそく、「あなたがロッテ色に染まる日を楽しみにしています」とか「頑張れ根元！」とか書いてやろうかと思ったら…。

…。

ケータイサイトのコンテンツじゃん(T_T)

なんだいなんだい。
やっぱりこんなところでもＰＨＳ愛用者のあたしゃハブにされるってか。
まあ、ケータイサイトではだいたいのコンテンツでハブにされるのがピッチ使いの宿命だから、今更書き込ませろだとかもっと見せろとか言うつもりはさらさらないし、ピッチまで完全にカバーするケータイサイトを完成させてしまったら、ある意味ロッテじゃないとさえ思う（笑泣）。

ついでと言ってはなんですが、井口ネタに食いついた手前、井口に関しての己の見解をば少々おつきあい願います。
根元ファンには怨嗟の声があちこちから聞こえて来るとおり、やはり井口を語るとなると、どうしても契約に盛り込まれた「レギュラー確約」の話に及んでしまって、どうしても井口とフロント批判がワンセットのような形になってしまって、心ならずとも、井口を語ることとフロント批判が同列になってしまう。
元はといえば井口はフロントが連れてきた人物だし、井口を連れてくるための手形を切ったのは他でもないフロントなのだから、ワンセットになるのは致し方ないなとは思うのだが、井口もまたプロ野球界で生き抜くためにロッテを選んだのだから、基本的には、井口とフロント批判は敢えて切り離したいなと。
やっぱり、先のエントリでも触れたとおり、例えどんな選手であろうとも「来るものは拒まず、去る者はとりあえず追う」のがおいらのどうしても譲れないスタンスなもので、それ故に、個人的に好きな選手は何人か作っても、決して「えこひいき」をしてこなかったのはそのためだ。
ひいきの選手が出来るのは、それはそれで野球観戦の楽しみだけれども、ひいきの選手を思うあまり、ひいきの選手がもし競争にさらされて、立場的に追われるつらい立場になったときに、その選手と、追い抜く立場になった選手を、冷静に比較対照して応援できるかと言えば、おいらの性格からして、決してそうはならないと思うし、もしそのような心理状況になったら、「千葉ロッテマリーンズのファン」という看板は、降ろさなければならなくなるだろう。それこそ「ひいきの引き倒し」という奴だろうし、そんな状態では、とても「チーム」を応援している姿とは言えないと思うからだ。
やっぱりチームのファンである以上、どのような選手も分け隔てなく見たいし、どんな選手にも結果を残して欲しいから声援を送る。それがチームの結果に繋がるから。

いや、根元のファンの気持ちは痛いほどよく分かるんですがねえ…。

開幕して、井口がメジャーで鍛えた技を千葉マリンに披露するのか。
或いは、過去には「アジアの大砲」スンちゃんも、「イタリアン・バズーカ」パスクチも、「パナマウンガー」ズレータでさえもたどった、「ロッテ色」に染まる道を歩むのか。
米米ＣＬＵＢの歌じゃないけれど、男ならどこかで一度は、女の子に「俺色に染まれ」とかなんとか言っちゃったことがあるかもしれないが、ロッテは決してそんなクサい台詞とはほど遠いはずなんだけどねえ…。なんでみんなロッテ色に染まっちゃうんだろうねえ…？

明日はどっちなんでしょうなあ…。