昨日投開票が行われた東京都議会選挙は、民主党が第一党と躍進することになりました。
民主、都議会第1党…与党が過半数割れ(読売新聞) - goo ニュース
戦前の予想通り、今回は民主党の圧勝劇になりましたな。
正直なところ、この風を受けて民主党が政権奪取…ともなると、「烏合の衆」のイメージがどうしても否めないだけに、政権を任せるまではいかがなものか…と思うのだけれど、ここまで来たら一度政権を任せてみるのも手かも。
思えば千葉市長選挙も民主党の候補が勝利、奈良市でも「小泉チルドレン」と言われた元国会議員を破って、民主党候補の33歳の若い市長さんが勝利を収めており、どちらにせよ風は完全に民主党に吹いているのは間違いない。
ただ、押さえなければいけないのは、千葉市長選挙の時の話になるけれど、投票できる候補者がいなかったというのもまた事実。元市長が贈収賄で逮捕され、さりとてこの流れで自民党系候補に入れるわけにもいかないし、さりとてもう一人が共産党じゃあ、残る選択肢は一つしかないわけで、絶対的な信頼まで勝ち得ているわけではないということ。
正直あたしゃ、民主党が政権を取るのも遅すぎたとさえ思う。
政権を取れるチャンスは、3年前からいくらでも転がっていたのに、ことごとく味方のエラーに潰され、或いは政権交代の時を見計らっていたら、全く予想外に相手が自爆テロを起こして結果的に政権を死守するなど、もう少し早く政権奪取の頃合いは伺えたのではないかと思うのだが…。
現に、今回の東京都議会選挙の結果を見ても、「野党」は信任されていても、「それ以外」の政党には一切票が流れていないこと。事実、共産党は退潮傾向に歯止めがかからず、前回の13議席から8議席へと、これまた大きく後退している。
「あくまで都議選と国政は別物」のスタンスを貫いてきた自民党。
どうやら解散に向けて大きく舵を切ったようで…。
衆院選8月30日投開票、「解散」今月21日にも(読売新聞) - goo ニュース
さて、国政はどうなりますやら…。
民主、都議会第1党…与党が過半数割れ(読売新聞) - goo ニュース
都議会「第1党」を目標に掲げていた民主は、順調に得票を伸ばし、50議席の大台を超えた。
前回選挙で議席を取れなかった中央区、荒川区、三鷹市などで当選。42選挙区のうち38選挙区でトップ当選を果たし、全体の得票率は4割を超えた。
一方、自民は、1人区の千代田区で元議長のベテラン現職が落選。台東区や府中市などでは現職が議席を守ったが、足立区で現職の都議会幹事長が落選するなど、得票が伸び悩んだ。
前回より10議席減らして38議席となり、これは、過去最低だった1965年(当時の定数は120)と同数。
自民が都議会第2党に転落するのは、議長選を巡る汚職事件を受け「出直し選挙」となった65年以来。69年に奪還してから40年守り続けた第1党を明け渡した。
前回の当選者数と同じ23人を擁立した公明は、組織票をもとに、目標としていた5回連続の全員当選を果たした。
現有13議席以上の獲得を目指した共産は、新宿区などで当選したが、5議席減らし8議席に落ち込んだ。
地域政党の東京・生活者ネットワークは、協力関係にある民主から、公認候補5人全員が推薦を受けたが、当選は2人にとどまった。社民は、8年ぶりの議席回復を目指して2人を擁立したが、果たせなかった。
都議選は知事選と2年ごとに行われ、都政の「中間審判」の意味合いが強く、都が1000億円を出資して設立した新銀行東京の経営問題や、都築地市場(中央区)の移転問題などが争点となっていた。
戦前の予想通り、今回は民主党の圧勝劇になりましたな。
正直なところ、この風を受けて民主党が政権奪取…ともなると、「烏合の衆」のイメージがどうしても否めないだけに、政権を任せるまではいかがなものか…と思うのだけれど、ここまで来たら一度政権を任せてみるのも手かも。
思えば千葉市長選挙も民主党の候補が勝利、奈良市でも「小泉チルドレン」と言われた元国会議員を破って、民主党候補の33歳の若い市長さんが勝利を収めており、どちらにせよ風は完全に民主党に吹いているのは間違いない。
ただ、押さえなければいけないのは、千葉市長選挙の時の話になるけれど、投票できる候補者がいなかったというのもまた事実。元市長が贈収賄で逮捕され、さりとてこの流れで自民党系候補に入れるわけにもいかないし、さりとてもう一人が共産党じゃあ、残る選択肢は一つしかないわけで、絶対的な信頼まで勝ち得ているわけではないということ。
正直あたしゃ、民主党が政権を取るのも遅すぎたとさえ思う。
政権を取れるチャンスは、3年前からいくらでも転がっていたのに、ことごとく味方のエラーに潰され、或いは政権交代の時を見計らっていたら、全く予想外に相手が自爆テロを起こして結果的に政権を死守するなど、もう少し早く政権奪取の頃合いは伺えたのではないかと思うのだが…。
現に、今回の東京都議会選挙の結果を見ても、「野党」は信任されていても、「それ以外」の政党には一切票が流れていないこと。事実、共産党は退潮傾向に歯止めがかからず、前回の13議席から8議席へと、これまた大きく後退している。
「あくまで都議選と国政は別物」のスタンスを貫いてきた自民党。
どうやら解散に向けて大きく舵を切ったようで…。
衆院選8月30日投開票、「解散」今月21日にも(読売新聞) - goo ニュース
政府・与党は13日、衆院解散・総選挙の時期を巡って、麻生首相と与党幹部による会談を相次いで行った結果、解散を週明けの21日以降に先送りし、衆院選を「8月18日公示-同30日投開票」の日程とすることを決めた。
首相は、週内に解散に踏み切る方向で与党と調整したが、与党内の先送りの声が強く、妥協した。解散は、今月21日にも行う方向だ。
首相は13日午前11時、首相官邸で自民党の細田幹事長、大島理森国会対策委員長と会談。この後、官邸で党の緊急役員会を招集し、「来週早々に解散し、8月30日投開票としたい」と表明し、了承された。公明党の太田代表らとも協議し、了解を取り付けた。
首相は、続いて官邸で開かれた政府・与党連絡会議で、東京都議選(12日投開票)の結果について、「大変申し訳ない」と陳謝したうえで、「臓器移植法改正案や北朝鮮貨物検査特別措置法案などの重要法案をきちんと成立させたい」と表明した。さらに、民主党が内閣不信任決議案を提出した後の、重要法案の審議状況などを見極めて、解散に踏み切る考えを示した。
席上、太田氏は「総選挙になるからには、自公両党が一致して頑張りたい」と述べた。
都議選で、自民党は勝敗ラインとしていた自民・公明両党で過半数(64議席)を維持できず、敗北した。首相は「地方選の結果は、国政に影響しない」として、14日にも解散に踏み切る方向で調整に入った。しかし、13日の大島氏との会談で、大島氏が解散先送りを進言したほか、与党内からも、衆院選に臨む態勢を立て直すためにも、解散を先送りすべきだとの声が相次いだことを受け、与党の意向を尊重することにしたと見られる。
自民、公明両党の国会対策委員長は13日午前、国会内で会談し、民主党が内閣不信任決議案を提出した場合、粛々と否決することで一致した。
さて、国政はどうなりますやら…。
民主党よりは遥かにマシと思っています。
民主党が政権を担当する事になったら、
かつての連立与党以上に取り返しのつかない過ちをしてしまう・・
そんな気がしてなりません。
麻生さんはココ最近でも稀に見る明晰な総理と思っていましたが、
とにかくネガティブな部分ばかり突っつかれ続けてた気がします。
久々のコメントが政治関連とは思わなんだ(笑)
してたらしょうがないでしょ。
何もわからん一般人は民主党に入れるだろうな。「とにかく政権交代すれば景気がよくなるべ」ってね。いっぺん民主党にまかせるのもいいかもしれないが取り返しがつかなければいいんですがね。どうもあそこは日本のためより政権交代のためならなんでもやる党としか見えんのだけど。
ご無沙汰しております。
正直、あたしゃ今回は「そんなに取りたければ政権を取ってみたら?」というのが第一印象です。
エントリでも触れているとおり、自民党と違い、民主党は絶対的な信頼を勝ち得ているとはとうてい思っておりませんし、「烏合の衆」のイメージは拭えません。
まあ、一度やってみれば、民主党がどのような党であったのか、白日の下に晒されるいい機会であるとも思っております。
ただ、取り返しがつかないことをしそうなのも怖いんですよ…。
>野球おやぢ様
コメントありがとうございます。
確かに仰るとおり、あそこは「政権を取るためにはなんでもやる党」ですよね。その割には今まで政権が取れなかったのが不思議で仕方がないんですが。
なので、私も「そろそろ民主党でもいいのかも」と思いつつも、「烏合の衆」「絶対的な信頼はない」と書いて逃げたつもりです(笑泣)。
上でも書きましたが、やはり取り返しのつかないことをされるのが一番怖いですね…。
かつて都政も、革新系の知事を迎えて失ったものもかなりありますからねえ…。
よって!投票した人の大半は落選してます(泣)。
で、私が政治的な話しをすると‥直ぐに欧州や北欧諸国と比較してしまう点から⇒「社民党やのう」とか「共産党か?」って言われた事がありますが、系統は近くとも決して!そうではありません。
無党派層です。
さて、国会中継を見て一言⇒女性議員が少ないのぅ。
この世上、議員の4~5割は女性でないとダメでしょう。
そして、総理大臣は国民の総選挙で選ばしてくれー!!。
と、随分と昔から思ってますが…。
とにかく!雇用・経済・景気・年金・小子高齢化・教育・環境・温暖化・国際・北朝鮮…等々。
これだけも問題が山積みな日本。
これらを“革命的”に改善して、舵を取ってくれる政党なら‥何党でも良いんですけどね…私的には。
つまりの所、庶民の声を聴いて革命を起こせれる党…。
例えば、経済財務大臣に“やりくり上手な大阪のオバチャン”を起用するとか…。
↑まぁ、この辺はジョークですが…(笑)。
まぁ、私は余り!政治には詳しくないので‥、民主党の活躍に期待しつつ…お手並み拝見と行こうかと…。
“取り返しのつく”程度に…革命・改革を…。
とにかく!私は民主党のお手並み拝見と行きたいです。