小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

「湘南シーレックス」消滅でレックは…?

2010-08-03 22:25:14 | プロ野球電波通信
ベイスターズの2軍で、独立採算制を目指して運営されてきた「湘南シーレックス」が、今年で消滅の方向だそうです…。。。

経営面苦しく…「湘南」消滅、横浜に統一(スポーツニッポン) - goo ニュース
横浜が、2軍チームの名称「湘南シーレックス」を来季から「横浜ベイスターズ」に戻すことが2日、分かった。

 この日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われた実行委員会で承認された。1、2軍の一本化と、ユニホーム統一などによる経費削減が目的で、笹川球団取締役は「秋のフェニックスリーグからベイスターズでと思っている」と話した。

 湘南は、神奈川県横須賀市を拠点に00年に誕生。地域密着を掲げて球界初の2軍独自のチーム名を採用し、1、2軍を区別することで若手の競争意識の促進を図ってきた。だが、経営面では毎年数千万円単位の赤字を計上。加地球団社長は「経費がかかっていたのも事実。一本化して尾花監督の下でやっていきたい」と説明した。


…ってーことはですよ。

この子も容赦なく「クビが飛ぶ」んですかね…。



イニングの合間毎に出てきては、客の前で愛想を振りまいたと思ったら、かたやキモ過ぎるダンスをカマして客を卒倒させる動きなど、特徴ある動きで客のハートをがっちり掴み、近頃うちわを500枚売りさばいて晴れて4歳になれたという、鎌ヶ谷の子熊「カビー」と共に、横須賀限定のマスコットとして一つの立場を築き上げたレックが、こんな形でクビの危機になるとは…。

レックさんに直接絡んで貰ったのは1度だけなのだけれど、「マスコットバカ」おさないたかお先生とご一緒した2008年7月の試合後、おいらがたまたまその日着ていった「暴走半島」Tシャツをめざとく見つけたレックさん、「そのTシャツ何!?」くらいの勢いで絡まれたのは、今でもよ~く覚えてます。今まで、マスコットで遊ぶなんてーことはおいらはしなかったからなあ…。売り子さんで遊ぶことは覚えたけど(ry

たかだか1度の思い出などというなかれ。
その1度の思い出が、かけがえのないものとなって残っていくのだから。
それはレックさんであったり、ブレ-ビーだったり。

確かに、1軍と2軍とでユニフォームが違えば、2軍に下がる時に別のユニフォームを用意せねばならず、ユニフォームの経費だけでもバカにならないのは想像出来るし、このご時世、プロ野球とて安泰としていられるわけもなく、どこかで切り詰められる経費は切り詰めていかなければならない事情は理解できる。
しかし、数字上は結果は芳しくないとはいえ、ここで、今まで旨としてきた「より強固な地域密着」の方針を、数字の出来不出来だけで一概に切り捨てても良いものなのか。
そして、地域密着の名の下に、2軍の球場で一生懸命頑張ってきたレックを、「数字が全て」といって、これまでの頑張りをあっさりと切り捨てても良いものか。

横須賀のお客さん達に愛され続けてきたレック。
現段階で、横浜がレックに対してどのような方針で臨んでいるかは分からない。
しかし、いくら数字が絡む話であるとはいえ、2軍戦のお客さんの一時の清涼剤であるはずのレックまで、もしこのまま巻き込まれたとしたら…。

当エントリをご覧頂いている方からすれば、「たかがマスコットで…」と思われる方もいらっしゃるかも知れない。
ただ、「たかがマスコット」は、「されどマスコット」。
それは、なぜ鎌ヶ谷スタジアムが、いつもあれだけのお客さんに包まれているかを考えれば一目瞭然。
目の前の野球も楽しんで、スタンド各所を所狭しと徘徊するカビーの一挙手一投足に沸き立つお客さん。みんな楽しめるスタンドだから、お客さんが笑顔で帰って行く。

おいらも、横須賀球場へは、レックを観に行くのも楽しみの一つ。
もっと言うなら、おいらはビジターファンだけれど、レックさんのいない横須賀球場なんて、横浜の2軍球場じゃないやい。

この件に関しては、本日付のスポーツ報知が一歩突っ込んで記事を書いている。

横浜と一本化で湘南マスコットも消滅の危機 - スポーツ報知
心機一転の改称は決まったが、ここで新たな問題が噴出している。一部ファンから絶大な人気を誇る湘南のマスコットの新たな所属先だ。湘南には、日本球界最多の16のマスコットが所属しているが、中でもレックは試合の盛り上げ役として奮闘。観客との写真撮影に気さくに応じるなど、新たなファン獲得に大きく貢献した。

 レックら16体(テントリーはテントウムシ)は海の生物がモチーフとなっている。11月の湘南ファン感謝デーを最後に故郷の海に戻るのか、それとも1軍の横浜へ異動となるか、はたまた他球団に移籍するのか…。「もちろん、これから考えないといけない」と球団関係者。消滅だけは避けたいところだ。


「消滅だけは避けたいところ」とは、まさに我が意を得たり。
こればっかりは他球団の話であり、1年に1度横須賀まで足を運べるかどうか…というおいらが口を挟むべき問題ではなく、ともすれば横浜ファンや、シーレックス観戦を生業としている方々が語ってさえも、どうこう動く問題ではないかも知れない。
それでも、おいらはレックさんがこのまま消滅の危機を迎えるのは忍びないし、なんとか守る術はないものかと思う。

大切なことですから、もう一度書きます。

レックさんのいない横須賀球場なんて、横浜の2軍球場じゃないやい。

レックはなんとか守って欲しい。
今はそう願うことしかできません…。


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