ついにスタメンをいじって連敗脱出

去年のような不動っぷりからすれば、今の時期に動くだけまだマシのような気がしないでもないですが、まあなにはともあれ、帰って来た助っ人の狙いすました一発で逆転勝利と相成りました。

ロッテ・金泰均が九回逆転３ラン、横浜を下す(読売新聞) - goo ニュース

ロッテ６―５横浜（交流戦＝４日）――横浜は二回、金城の２点適時打で勝ち越し。

　ロッテは九回二死一、二塁から、金泰均の３点本塁打で逆転。最後は薮田が締め、引き分けを挟んでの連敗を４で止めた。

[ニッカン式スコア]

○　内回り　１勝１敗
Ｓ　やぶった　１敗８Ｓ
●　下山口　１勝１敗１１Ｓ
ＨＲ　巣レジ８号、大天使３号、キムチシェイク１本目

今日は外出先があったので試合は終盤をちらりと覗けたのみ。
スタメンだけは試合前に入って来たから知っていたけれど、まあびっくりしたねえ…。
ショートは高濱を下げて塀内。
伊志嶺を下げて南竜。
控えのカードを２枚切って来た。
正直昨日余計な追加点をやってしまった高濱を下げて別な選手を出すのはいかがなものかと個人的には思うが、控えの選手を起用してきたのはいい傾向と理解したい。１軍にいる以上、選手はスターティングメンバーで使われてナンボ。これまでの敗戦の中でも、控え選手の試合勘が鈍っていたのが災いして、それが直接結果に結び付いているかどうかはわからないにしろ、実戦勘をつけていかなければ、常時スタメンで出ている選手と控え選手の感覚は開く一方だと思う。

そして先発がなんと予備日の月曜日の巨人戦から中４日で俊介。
大方の予想は唐川だったと思うけれど、俊介とナゴヤドームのマウンドが合わないのは分かり切っていたので、無理を承知で中４日で行けるところまで…ということか。

でも、日曜日もある程度球数を放っておいて月曜日もスライドでそのまんま登板、それでいて中４日では、さすがに俊介もきつかった。
俊介の投球内容は全く見てないので何とも言えないけれど、連投＋中４日でここもすいすい抑えろ…というわけにはいかないよなあ…。

しっかし…。

正直、試合展開を文字だけで追って行っている立場でも、分からないことが一つ。

どうして今日の試合は逆転できたんだろう…。

３点差を追う展開でこらえていたことだろうか。
まあもちろん、３点差を追う８回に、里崎のソロで２点差に追い詰めていたことが、結果的に９回の攻防に繋がって行ったということもあるけれど、それにしても…ねえ。
伏線は、９回表の塀ちゃんのセンターへの深い当たりにあるような気がする。
塀ちゃんのあの打席、上がり方を見たら一瞬「行ったか！」と思うような鋭い当たり。風にも乗ったこともあり、右中間ウォーニングゾーンまでひちょりが追い掛けていくような深い当たり。
そう、「風」。
神戸が出ており２死２塁。
井口がフォアを選んで２死１、２塁。
２点差でテギュン。
本人もヒーローインタビューで語っていた通り、一発を狙うしか逆転の方法がないという状況。
初球からストレートを狙っていくが仕留められず。
ただ、今日の山口はどうも変化球が全体的に抜け気味だった。
変化球が抜けた球を、全く見逃さず振りぬいたテギュンに、結果的に軍配が上がる。
上がった方向は「センターフライかな…今日もダメだなお疲れさん…」と思っていた当たりが、風にも乗って右中間スタンドへ…。
なんかもう、入ったのを見た時は一瞬キツネにつままれたような気持ち。
「えっ？入ったの？入ったの？」みたいな。
世の女性の方は殿方に向かってこんなセリフを言ってはいけません。明日から自信なくすぞww

いやあ…。
多分「ああセンターフライだ」と判断してしまったもう一つの理由は、テギュンが打った瞬間、山口が両手を突き上げて天を仰いだこと。
これは最初、おいらは「山口は打ち取ったと思った」と判断していたのだが、何度かテギュンの逆転３ランのVTRを見てみると、打ち取った両手の青春握りこぶしなのか、それともやられたと天を仰いだリアクションだったのか、両方とも取れるだけに微妙…。
でも、天を仰ぐ選手が両こぶしを突き上げるかしらねえ…。

どうにかこうにか流れを変えて、まずは連敗脱出。
明日からはとにかく勝ったのだから、いい気分で名古屋に乗りこんでいってもらいたいですな。
罰ゲームは八事あたりの某喫茶店で小倉抹茶スパあたりでwww