マリーンパワーがいつの間にか岩手競馬に移籍していた件

昨年秋の段階では、「デビューは来春くらいに…」とは聞いていたから、その日を首が長くなるくらいに待っていた、数少ないファンのうちの一人だが、もしかしたらその筋の事情通の方には「なにを今更」と思われるかも知れないけれど、調べてみたら、驚愕の事実が判明した。

マリーンパワーの所属がいつの間にか盛岡の櫻田浩三厩舎になっていた。


いやいやいやいやいや。
ちょっと待てよ。
だから人知れずどさくさに紛れて、マリーンパワーの特集ページへのリンクが、マリーンズの公式からきれいに消えいていたってわけかい？

で、おいらみたいな何も知らないファンってーのはアレかい？
おいらは去年から船橋競馬デビューに照準を合わせて、いつも船橋競馬が始まる週の前の週末は、いつも「nankankeiba.com」へ行って、だいたい開催最終日の朝の１Ｒか２Ｒに行われる未出走未受賞戦の登録馬を調べていたんですよ。２月も名前が無くって３月も名前が無かったから、４月か５月かな？
そろそろプロ野球も開幕だし、マリーンパワーもそろそろ開幕かな…？　なんて思っていたら、それもなかった。
で、あれあれ、おかしいぞと。
そもそもデビューしていないのだから、競走馬登録自体が抹消されているんじゃないかしら…と思って、「地方競馬全国協会」のデータルームから調べに行ったらこれですよ。

まあ、馬は馬主さんのものだし、マリーンズとしては命名役として一役買っていただけに過ぎないわけだから、おいらたち市井の一般市民共がやいのやいの言っても始まらないし、そもそもこの馬をどこでデビューさせるのか…といったことも、馬主と馬を預かる調教師で決める話だから、この馬をどこに持って行こうが、そこはビジネスなのだから自由なんだが…。

だったら一言くらい言ってくれよ＜マリーンズ

水沢や盛岡でデビューするってーんなら、行くぞ？　軽い遠征気分のノリで行っちゃうぞ？　そんなのりはマリーンズの地方遠征で慣れているし、なにせ岩手競馬は週末がメインだから、月曜開催に走ることにならなければ、仕事を休む必要もないしね。そこが船橋競馬との大きな違いかなww
だってそもそもが水くさい話じゃないですかだんな。
ねえ、まだデビュー前の若駒を馬運車に詰め込んで、さほどの距離がないとはいえ、マリンスタジアムの喧騒の中であれだけ派手に宣伝を打って、去年の秋にはお披露目会もしたわけじゃないっすか。
それが岩手に移籍したからってなしのつぶてかい？
そりゃまあ、岩手に移籍されたんじゃあ、球団はともかく、馬を追っかけるファンなんていやしませんよ。しかも１０年前ならいざ知らず、競馬人気が冷え込んでいる昨今なら尚更だ。どうせマリーンズファンの中でも、今でもマリーンパワーのことを気にかけているファンなんて、マリーンズファン多しといえどせいぜい２３人くらいでしょうよ。
でも、せっかくあれだけ特集を組んだのであれば、せめて最後まで面倒を見てあげてもいいんじゃないの？　面倒を見るったって、ほんの一言でいい。「ご声援頂いたマリーンパワー号ですが、馬主さんの都合により、岩手でデビューすることになりました」とか、「怪我で引退することになりました」とか、それくらいでいい。
それくらいの一言があっても良かったんじゃないかなあ…。

でも、なんで岩手なんだろう…？
芝を使うったって、膨大な経費で盛岡の芝レースは昨年度限り…と言われていたのだが…？
岩手で走るとなると、がっつり賞金を稼がない限り、南関再転入は厳しいだろう。
岩手の賞金レベルが、今後どの程度まで引き下げられるかは分からないが、「全国公営競馬馬主連合会 - 南関東入厩条件」を見ると、ハードルが高いしねえ…。３歳秋以降になると収得賞金６００万以上じゃないとだめですか。

考えられる理由としては…。
馬の現段階の能力の問題もあるのかなあ。
岩手へ行けば勝ちが見込めると。

っつーわけで、今年、いやが上にも水沢や盛岡に行く理由が出来ちゃったww
デビューが決まったら、週末は捨てちゃうぞww
だけど、ゴールデンウィーク中デビューとかは、マジで勘弁して。行き帰りだけで大変だからさ。

関連記事：２００６年１１月１７日付「Go Go アキィ～ラ　in 船橋競馬場」