今日は震災から20年。
震災によって色んな方々の人生が狂いました。
当楽団も定期演奏会間近でホールが全壊し、やむなく中止となりました。
楽団の継続が難しくならざるを得ない状態になりました。
それから20年。
当楽団も一昨年には定期演奏会を復活させ、
楽団の震災復興も徐々に行われてきたようです。
話は変わりますが、先日宝塚ニューイヤーコンサートが行われました。
そこでの合同演奏では必ず、
『しあわせ運べるように』を演奏します。
震災を忘れない。
風化させない。
音楽にはそれを可能にさせるチカラがあるとおもいます。
年に一度のニューイヤーコンサートでの演奏は、来場されたみなさん、プレイヤーの全ての方々に思い起こさせることができるはず。
中には忘れたい、触れられたくない、と思う方もおられると思います。
ただ、忘れられることが1番つらい、とおっしゃる方もおられます。
言葉や映像では確かに鮮明過ぎることもあります…
でも、音楽なら…
ニューイヤーコンサートで大切に演奏し、会場に来られた方と合唱する。
そうやっていくことで被害に遭われた方々の心の寄り添いに、また、思い出すことにより震災を忘れない、大切に生きていくという気持ちになる良い機会になると思います。
今後も大切に演奏しないといけないな、と強く思いました。
みなさまの元に
幸せ運べるように。
今日は1日心静かに祈りたいと思います。
この曲を毎年奏でられる幸せを感じたいと思います。