健康生活

今、健康は自分で守る時代です。
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鼻炎対策は日々の生活を見直すチャンス

2018-05-12 23:18:23 | 健康・病気

春先に、次のような症状…
クシャミが連続して起こる、鼻づまりで頭も痛くなる、これらに思い当たる節があるのなら、あなたは「鼻炎の3つのタイプ」のうち、『腎臓型鼻炎』である可能性があります。
腎臓というのは、全身の血液をろ過し、浄化してくれるはたらきがあります。
腎臓の中は言ってみれば毛細血管の塊。そこで、余分なものをフィルターにかけ、尿にして外へ押し出してくれるのです。
冬の間は、全身が寒さで緊張しており、血管も収縮気味。ですから腎臓の中も、流れる血液の量は少なくなります。
ところが、冬が終わり、春を迎えると、空気中にも微生物が多くなります。
あなたもご存知のとおりですが、スギやヒノキ等の花粉も増えてきます。そのように、外部から新しい情報がたくさん入ってきて、血液の流れも盛んになるので、腎臓のろ過機能も、より多くのはたらきを求められます。
本来なら腎臓も春の到来に合わせて緊張を解き、春型に移行すべき時期。
しかし、毎日エアコンに頼ったり、日々のストレスによる慢性的な緊張を強いられている状態の腎臓は…せっかくの春の訪れに気づかず、冬型のままの緊張状態にいるのです。
そして、この状況で、血液中に色んなものが入ってこられたら…
「さぁ困った!」となってしまう。
そこで私たちのカラダは、何とか、体内に余分なものが入らないようにブロックしようとするのです。その時に選ばれる、白羽の矢が立つ場所こそが、鼻の粘膜なんです!
ここを過敏にして、新しい空気をシャットアウトしようと試みます。
ズルズルズル―…と、鼻水も出るし、そのせいで喉があれたり、鼻づまりが起きて頭痛だってする。心理的なストレスや、生活習慣が花粉症を含む鼻炎の原因になるのです。
その3つのタイプのうちの1つが、この「腎臓型鼻炎」だというわけです。ちなみに残りの2つの鼻炎のタイプとは肺型鼻炎(鼻の奥につーんとした感覚、だらだらと止まらない鼻水)と、胃腸・肝臓型鼻炎(目のかゆみがヒドい、歯と歯茎の間に食べ物がよく挟まる)です。

鼻炎対策は、言い換えれば、自分のカラダの声に耳を傾けながら日々の生活を見直すチャンスです。

 



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