丹沢プチ・バリルートのシロヤシオツアーへようこそ
初参加のドキドキと山ビルにょろ君のドキドキとの二重奏であったが、幸いにょろ君たちのフラダンスにお目にかかることはなかった。青空と爽やかな風の中、満開の見頃を迎えたシロヤシオの清楚な美しさに酔いしれ、奥深く神秘的ですらあるブナ林の美しさに感動!新緑のグリーンシャワーと野鳥たちのさえずりに心身ともに癒された充実した中身の濃い想い出深い山行となった。
ぜぜさん御夫婦、K林さんに導いていただいた丹沢プチ・バリルートで、また1つ世界が拡がった思いである。感謝!!
本日の起終点となった塩水橋。①もうこれ以上停められないという超満車状態の林道であった。先着のつばささんの好位置キープによって良くぞこれだけ突っ込んだという快挙から始まった。②身支度中のK林さんの靴の中から早くも1匹の山ビル登場!すわっ、いきなり全員があっという間の早業でスパッツをつける。ぜいぜいさんが用意してくれたバケツの塩水をつける。さらに
ヤマビルファイターも吹き付ける!
写真は撃退用のジェットの方。
にょろ君、カモ~ン。準備万端だぜい!
ヒル出没地帯までは林道をのんびり進む。
しかし、シロヤシオツアーなのに花の話は1つもなく丹沢ヒルとの出会いツアーの様相であった。
キュウハ沢出合い(この先がヒル地獄地帯だ)
ここにたどり着くと林道には以下のようなメッセージが・・・!
これ書いたの誰だ~? まだ新しいぞ! ミステリーツアーの予感さえ漂う。
一同緊張の戦慄が走る。 されど、ヒルに怯<ひる>むことなく前進あるのみの一行であった。
ヒル出没地帯に突撃!去年の絶叫エピソードを聞くやそのすごさ(ヒルか絶叫か?)に驚く!足元に注視しながら、立ち止まることなく歩を進めるが
普通じゃん!! ねえ、ねえヒルって何処よ?しんがりを登るたけさんは何匹か確認したようだが、カモシカの目の前にはとうとう1匹もお出ましにならなかった。少々拍子抜けである。怖さ半分、にょろのダンスの競演も一度は見てみたかったなぁ。
去年体験者のみなさ~ん。今回参加の皆さん余裕でしたよ!
ギンランやギンリュウソウを発見!早速、撮影会モードです!
昨年の惨劇ヒル地獄地帯で、こ~んな接写モードです!
しかし、やはり事件は起きました!!
Mさん登山道ぶち抜き事件である!上の写真は衝撃のクラッシュの後、何事もなかったかのようにそこから歩き出すMさん。樹の陰で一部始終を目の当たりにし言葉を失って立ち尽くすカモシカ。その後ろで、リアクションとしては笑うしかないといったぜいぜいさん。ポッカリ開いた穴と無残に転がる丸太!という構図である。
もう少し補足解説をしよう。カモシカの目の前で起こった一瞬の出来事!落石の如くポッコリ大きな穴を開けて、転がり落ちる丸太!登山道にうずくまるMさん。「なんでこ~なるのよ~!!」と言ったきりしばし固まって動かない。想定外の出来事で写真を撮るタイミングも逸してしまった。ようやく立ち上がったMさんは「たけさん、直しといて~!」とコールしてあっけなく幕となった。その時、下からたけさんが撮影したのが上記の写真である。
山行記の途中ではありますが、トピックスをもう1つ。
研究心旺盛なMさんはたけさんから「接写講習」を受ける。
接写テクに開眼したMさん。 ハコネシロガネソウをゲット!
夢中で撮りまくりである。
結果、Mさんが歩いたあとにはこんな物が。「これ、Mさんのではないですか?落としましたよ」
「いえ、置いてあるだけです。」とさらりとジョーク?でかわす。
丹沢山山頂では、ホレこんなことやっております!たいそう楽しませてもらいました!
でもね!Mさんはお花が好き。新緑やブナ林の情緒や野鳥のさえずりにもしなやかな感性を持ているのだ!いいね、いいね!
山と自然をこよなく愛す真摯な姿勢も目にしましたよ!
実は『ブナの妖精』です!
話は、山行記に戻ります。
やがて山の様相はスギの植林からブナやナラの自然林へと変化する。
早くもグリーンシャワーの森林浴だ。
で、足元もウオッチングすればでっかい熊のう○○を見つけた。艶々だね!まだ新しいね!ウン、ウン!と変な感動!<写真もと思いましたが、清楚なシロヤシオツアーなので掲載はやめておきます>
三角ノ頭手前まできたが、シロヤシオの姿は数も少なくしょぼい。でも、撮れる時に撮っておこうと撮影会モードが徐々に高まる。
三角ノ頭目指して登る、大人の遠足!
ブナの大木がアクセントになり、グリーンシャワーの森が引き締まって見える。
三角ノ頭を過ぎた辺りから本格的に出ました、本命のシロヤシオ!
皆さんこのときを待っておりました!!本日のメインです!!
日高が近づく。最後のひと登りにかかる。
シロヤシオが美しい。
日高で塔ノ岳から丹沢山に続く稜線に飛び出す。
日高に到着 / 小休止
日高から丹沢山に向けてGO!気持ちの良い稜線を進む。
大人の遠足である。爽快である。
もちろん行く手にはご覧のような満開見頃の花つきのいい大木のシロヤシオが我々を歓迎してくれた!
和気藹々と大人の遠足は進む。
30分ほどで竜ヶ馬場のビューポイントである。ここでランチタイムとなる!!
さあ、シートを広げてっと・・・!楽しいランチの始まり始まり!青空、最高だね!
写真右のわんこは、カモシカの相棒の 『千晴』 です。皆さんよろしくね!
各自のランチにこのようなプラスアルファの差し入れが加わり楽しいひと時となる。
食う寝るさんの燻製鴨、ビール。カモシカの温泉饅頭。さらに、
ぜぜさんの冷や冷やパイナップルとhiroさん実家の甘夏、まきくまさんのプチトマト!(これらの品は通過が早く写真は撮れず)
くねるさん、山ビルはお嫌いだが山ビ^ルは大変お好きなようで!!
*文字数画像数とも制限オーバーのためこの後の山行記は「本編2」に続きます!
本編1、えいじさんのしらなんだ所はどこですか?
後編の本編2、内容がないよ~と言われないように頑張ってみたいと思います!
で、登山道壊したのは、だれなんでしょね。。。
力作れぽですねー。でも、続編って、まだ、そんなにいろいろありましたか? ながいような、短いような、とにかく楽しい一日でした。ありがとうございました。
いいネーミングでしょ「ブナの妖精」!
(でも、ロビンさん推薦のデストロイヤーの方が言いやすいかね~? 皆さんの投票に委ねましょう)
“力作レポ”とは、たいへん光栄なお言葉です。
本編2も頑張らねば!
「まだそんなにいろいろありましたか?」って、やっぱり心配?
ま、いいや。振り返れば本当に楽しい1日でしたから。こちらこそありがとうございました。
Mくまさんがいると普通の遠足が、数段お笑いになるから
たのしかね~最近はかわしかたにも、磨きがかかってきましたね~
後半も楽しみです~ってわたしも早くUPしなきゃだわあ。
おっしゃるとおりですね!
笑いはコミュニケーションの潤滑油でもあるし、ある種の文化ですから、大事にしましょうよ!
後半もご期待あれ!
UP早いし力作ですねぇ。1人じゃ山頂写真寂しいからって、ぬいぐるみ?ちゃん連れているのには笑っちゃいましたよ^^
シロヤシオもブナの新緑もとても素晴らしい山でした。
皆んなずーっと笑顔でしたね。
またよろしくどうぞ!
いえいえ、レポはGWのとか去年の夏山縦走とか涸沢の紅葉とかまだまだい~~ぱい宿題の山です。
相棒は「千晴」といって可愛いやつです!今年からデビューしました。今度山で 遊んでやってください!
たけさんをはじめ本物のみなさんとも会えたし、シロヤシオも新緑も目に焼きついて印象深い山行となりました。山や花のこといろいろ教えてくださいね。
やはり新緑の森は心が癒されますよね。
詳細なレポに、写真もさすがきれいですね。
後編も楽しみです。
こちらこそ楽しい1日を過ごさせていただきました。
ブナの新緑の森はまさに癒しの空間でしたね。
K林さん、ぜいぜいさんが計画され案内してくれたこのコースは最高でしたね!
またご一緒させてくださいね。(黒戸尾根、日帰りのお話は流石です。火が点きました!)
たった今、「本編2」をUPしたところです。