体は楽ですが、どうしてもスキー場のことが気になって仕方ありません。
さて本題です。
第9日目
ドーレ~マチェルマ
A 6:00起床 7:00朝食 8:00出発
ここから先は樹林帯が消え、低灌木と草地だけが広がる荒涼とした風景が広がります。
マチェルマまではほぼ平坦な道が続き、昼ごろ順調に到着しました。
ここマチェルマは標高4,410m、尾根と尾根にはさまれた広々とした日当たりの良い台地です。
先行していたキッチンスタッフにネパールティーを振舞われ、おにぎりとミートソースの昼食。
一休みした後は、高所順応をかねてキャンプ地背後にある尾根を歩きます。
昨日まで大きく見えていたタムセルクとカンテガが少し遠く見えます。
変わって、チョーオユー(8153m)の優雅な姿が目に飛び込んできま
す。
エベレストの頭頂部がほんの少しだけ見えました。
今日から控えようと思いましたが、やっぱり誘惑には勝てずエベレストビールに手を出してしまいました。
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第10日目
マチェルマ~ゴーキョ
今日はいよいよ、第一の目的地ゴーキョピークを目指してゴーキョへと向かいます。
マチェルマを出発して程なく、ゴジュンバ氷河のエンドモレーン(氷河の末端)に取り付きます。
ここからは氷河の横のアブレーションバレー(氷河側谷)を歩いていきます。
賽の河原のようなバレー内を行くと、小さな湖が次々に現れてきます。
3番目の湖が今日の目的地ゴーキョ(4,750m)です。
うどんの昼食後、アブレーションバレーに上り広大なゴジュンバ氷河を見渡します。
氷河の下方にはチョラツェ(6,440m)、タウツェ(6,542m)が聳え、さらにカンテガとタムセルクが遠くに見えています。
またドゥードポカリ(第3の湖)が青く輝いています。
湖畔にテントを設置、夕食もキッチンテントの中です。日没後急激に気温が下がりましたが、おでんの夕食で温まりました。
湯たんぽをもらって早々にシュラフの中にもぐりこみました。
ちなみに、夜半トイレに起きた際テント内の気温を確認したところ、マイナス10度以下になっていました。(それでもシュラフの中は快適!)
さあ、いよいよ明日はゴーキョピークへ!
・・・・・・・続く
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