うつむいてるとハナがツーッと落ちるねん

昨日は暖かくて、お天気もよくて・・・・。
お昼ごはんを食べに顔馴染みのお店に入った。
ぼくらと同年代の仲のいいご夫婦がつくる日替わりランチがおいしい店

ちょうどお昼休みの時間帯で満席は覚悟して入る。
ところが結構空いている。
ん？どうしたんだろう？

見るとおかあさん、泣きそうな顔で「ランチで良いですかぁ」と
言いながらティッシュを鼻にあてる。
ご主人も気のせいか、いつもの元気がない。

すでに食事を終わったお客さんもナプキンで鼻を押さえてる。
ちょうど入ってきた新しいお客さんも開口一番
「あーっ！今日はひどいわぁ」

ハッハッハッ　ハクション！
あー！　ズルゥズルゥ　グシュ　グシュ
なんとぼくも含めてお店にいる全員が鼻をグシュ　グシュ

ぼくもここ数年前からはグシュグシュなんですが
今年はなんとかひどくならずに過ごしてきましたが
昨日はひどかったですねぇ

「あのなぁ、郵便局に花粉症のお友達がいはるねん」と、おかあさん
「うつむいて仕事してるとハナがツーッと流れて落ちるねん」
「そやからティッシュを丸めて鼻につめて、マスクをして仕事したはるねん」

「そやけどわたしらは、そうはできひんやん」
「料理しながらハナがツーッと落ちたらあかんでしょ？」
「まさかお客さんにそんなお料理だせへんしなぁ」

「もーっ、なんも考えられへんわ」
「あーっ、ほんまに鼻と眼を外して水で洗いたいわぁ」
本当にこれは単なる自然界の花粉に対するアレルギー反応なんでしょうか。

ぼくは京都の北山杉の山中へ行ってもくしゃみはでません。
マスターも高速道路を走るとくしゃみがヒドイと言います。
車の排気ガスやタイヤの粉塵などの都会のゴミの空気が原因と思う。

神を恐れぬバカな人間どもが地球のあちこちで
太古からの樹林を切り倒したことに対する
怒り狂った植物の神様の復讐。

「花粉症なんてちがうでぇ。これは公害やでぇ」
ティッシュを離せないおかあさんが泣きながら叫んでくれました。
ハッハッハッ　ハックショーン！

今日のケメコ通信ブログ版の写真は「梅満開！」です。