一緒に!

重度自閉症・知的障害児の息子と、自閉症と娘たちと夫との暮らしを赤裸々につづります。

日曜の宿題

2020-07-06 09:16:00 | 日記
さいきん、次女ののんちゃんネタが多くなってる。。。


昨日の日曜も
金曜に出た宿題をなかなかせず、ヤキモキしたぁ!!


というか、
金曜に
雨の中ボトボトで帰宅して、
濡れたランドセルを玄関先に置いたなり、


土曜、日曜、
まったくそこから手をつけず。


日曜の夕方4時とか5時ごろに、
いったん、
声をかけるんだけど、


昨日はそれですら、
ヤル気が出ず、
拒否。


しゅくだい?なにそれ?おいしいん??

と言いながら
毛布を頭までかぶって、拒否。


もう
ブチ切れ寸前なのをなんとかおさえて、
引き続き、様子を見守る。。。


なんとか
毛布から、
部屋から
ベットの上から、
のんの体を動かそう、と思って、


のんちゃん
晩ご飯作るの手伝ってー!!と呼び寄せ、
いったん
タブレットから手を離させ、


一緒にキッチンで
晩ご飯を作るのを手伝わせ、
役に立つわぁー!!なんて。

そのまま、一緒に
いろいろ話しながら、晩ご飯食べて。


さぁ、
今度こそ、気持ち入れ替えて
してくれるよね???


もう、しゅくだい、って言葉口にしんといて、
やるから。

というのんちゃん。


あ、そう?するんなら
いいんやけど、
ちゃんと寝る時間までに
やってよ。


で、もう、そこからは
なにも言えず、見守るしかない。


けどね、日曜の夜7時になっても、8時になっても、なかなかしない。


ようやくランドセルを開いたのは、
夜の9時。


のんちゃんのペースに合わせてたらこうなるのか。
危なっかしすぎる。


それでも
昨夜は、
私に言われて、ではなく、
自分で動き出したことがよかったのか、なんなのか、
たまたま
集中力は夜でも働いて、
漢字ノートと算数プリントの宿題をものの20分で終了。

なんも言うことなし。
結果オーライなの?
でも、毎週これもなぁ。。。。


漢字ノートの字も、
4年生までよりも
キレイになったし、


学校や宿題が
自分は嫌で苦手、だということを
私の前で素直に口にできるようになったこと。


とても成長を感じれる場面もある。


2年、3年のときは、
自分の気持ちにもごまかし、
素直にもなれず、
登校拒否するくせに
学校好き、行きたい、と口では言ったり、
とても私の気持ちが混乱させられた。


いまでも素直になれないことはもちろんあるけれど、
だいぶ、
自分の非も認めれるようになったし、
そこの部分に、
すごく前進を感じている。



話は少しそれるけれど、
のんちゃん、ランドセルを開いたときに
こないだの漢字まとめテストが返却されたものを取り出し。


83点。


これは、
のんちゃんにしては、
まぁまぁすごい高得点。


漢字って、勉強しないと点数取れないし、
これまでは苦手分野だったから。

のんちゃん自身も、これだけ点数取れたことは自信になってたし、
私も褒めた。


そこで、のんちゃんは
トートに見せ、
金銭を要求。笑


というのも、
夫は、
自分が子供のころ、
テストの点数により、目標点数に達したときは、100円もらい、
逆に、ダメラインを下回る点数を取ったときは、罰金制。。。な、育てられかたをしたみたいで、


それと同じことを、
自分の子供にもしていた。


みーちゃんが物ゴゴロついたころから。


100点取ったら、100円ご褒美。
80点未満だったら、100円罰金。

という決まりだった。


みーちゃんはそれで
かなりの小遣いを稼いでいたけど、


のんちゃんは
おかねにも
必要なものはちゃんと買い与えてるため、
自分のこずかいには頓着が無く、


テストで100点をとっても、
むしろ、簡単に取ってきた算数の100点とかについては、
毎回絶対、
夫に請求してるわけではなく、
気が向いたときに、、という感じだった。


だけど、
今回は
自分の努力のすえ、勝ち取った83点で、
それを
認めてもらいたかったのだと思われ。


お金がほしかったわけではないと思うけど。



83点も取ったんやで!すごいやろ。
おかねちょうだい!!!と言っていた。


だけど、夫は
100点取ったら、という
約束やから、あげない!!とかたくな。



それに対して、のんちゃん
みーちゃんは簡単に100点取るけど、
私はみーちゃんみたいに点数高くないし、
83点でもすごいことやのに。


みーちゃんと私は一緒じゃないし、
それやったら
みーくんも100点取れ、ってこと?!

などと反論していたけど、


夫は
みーちゃんが100点であげる、って決まりで
これまであげてたから、それは変えられへん。と最後まで認めず。



おかねあげることは認められなくても、
83点、
のんちゃんの努力を認めてあげてほしかった、悲しくなった。
お金??なんなん?ほんま。


そして、
みーちゃんもまた。


来週くらいに
中学生にはいって初めての、
定期テストがある。


中間テストはコロナで省かれたため、
はじめてのテストが
今月にある期末テスト。


じょじょに
定期テストに向けて
緊張感が漂い始めていて。


数学の先生(みーちゃんの担任)は、
数学テストは、平均点が60点くらいになるように作る、って言ってた。


中学になって、100点は無理だし、ハードルがあまりにも高すぎるから、
80点以上取ったら100円、としてほしい。

とみーちゃん。


夫は、
80点は低すぎる。
90点取ったら、ご褒美100円にする。
と言い切る。


私とみーちゃん、
90点はハードル高いわぁ。
みーちゃんの通う中学のテスト
なかなか難易度高い、って聞くよ。


とかなんとか言いながら、
夫の態度は変わらない。
夫が言ったら、それにしかならない。


100円やし、どうでもいいけど、、、、


あまりにハードルが高すぎたら
モチベーション上がらんちゃう?


それに、
中学生になってまで
100円でモチベーション上がるんか。


なにより、
それまでの努力の過程が

なんか
現金ひとつで
判断されてしまうって。


夫が
そうやって育ってきたんだし、
特に
なにも言わず、
そのシステムについては、
今まで黙って見守ってきたけれど。


ご褒美はご褒美で
あげるなら、あげてもいいけど、


結果だけにこだわらないで、
その子なりの頑張りを
認めてあげてほしいな。

現金や、点数などの
数値だけですべてを判断するのでは、
あまりにも
人間らしさ、がない。


頑張ってきた過程は?なにも日頃の2人の行い、頑張りを、見てないくせに。


そして、
娘たちが
自分の部屋に帰ってから、


夫がイライラしながら、ぼそっと、


金、金、言うてくる。
いつも偉そうな口ばっかり聞いてくるくせに。。。。

だって。


これも違うのに。


のんちゃんやみーちゃんは、


自分の努力で、稼いだご褒美の100円を、


もらったら、
なんと、2人とも、
私に渡していたんです。



理由は、
1年ほど前くらいまで、
夫から
十分な生活費がもらえず
お金に私が常に困ってる状態だったのを、


娘たちは
ずっとずっと見てきたから。



2人とも、
健気に
数百円を
私に渡してくる。


みーちゃんやのんちゃんが
頑張って、もらえたお金なんだし、


そんなん
カーカもらわれへんわ、


って言うけど、


いいねん。カーカにもらってほしいから。

という健気な2人。
こんなにも2人に心配をかけてる私、、、がまた自己嫌悪にもなりつつ。


だから、
金、金請求するのは、
私が夫から十分な生活費をもらえてなかったからなんや!!!



のんちゃんが
漢字、ほんとは苦手で今までは
全然点数取れなかったのに、


5年になってから、
自ら頑張らないとって奮起し、
取った点数である、ということも
知らなければ、


なぜそんなに
お金に執着するのかも、


夫は知らない。




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