goo blog サービス終了のお知らせ 

川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

日本人妻問題・続報

2009-12-12 04:37:15 | 韓国・北朝鮮
 坂中英徳さんが中井洽拉致問題担当相を訪ねて、日本人妻の救出を訴えた記事の続報です。今朝の「産経」に大きく出ています。移民政策研究所が主催する集会・追悼集会の詳細はHPをご覧ください。

  http://jipi.gr.jp/


「地上の楽園」は地獄だった…帰国事業から半世紀 (3/3ページ)
                    (産経2009.12.11 22:59)


 帰還事業開始から丸50年を迎える14日、北朝鮮で亡くなった在日朝鮮人や日本人妻の追悼集会が新潟港で行われる。主催は脱北した帰還者の日本定住を支援する「移民政策研究所」。坂中英徳代表は「50年の節目は日本人妻救出への機運を高めるチャンス」と語る。

 法務省によると、渡航した日本人妻は1831人。坂中氏は「生存者は推定で100人前後。人質外交が常道の北朝鮮にとって日本人妻問題は切り札の一つ。必ず交渉に乗ってくるはずだ」と分析する。

 数年前に脱北した70代の女性は「在日コリアンの立場から客観的に見ても日本人妻は悲惨。何とか祖国に帰してあげたい。日本人妻は、真冬に零下40度にもなる北朝鮮北部の炭坑や鉱山などに追いやられた。粗末な食事や最悪の医療水準で、どんどん倒れていった」と振り返る。過酷な労働にかり出され、思想統制の集会でも「日本人が朝鮮にどれだけ悪いことをしたか」と集中攻撃されていたという。

 自殺する人も多かったが、北朝鮮で自殺者は逆賊。葬式は許されず、家族はさらに山奥へ追放された。女性と親しかった日本人妻は「ここで死ぬのだけは嫌だ。里帰りできれば、墓参りをしてその場で死にたい」と話したという。この日本人妻は脱北を試みて失敗。安否は不明だ。

 坂中氏は「帰還事業と日本人妻の現実に光をあてたい。50年前、歓喜に沸いた新潟港で追悼する意味を感じてほしい」と語る。

     ◇

  北朝鮮を脱出し日本に戻ってきた日本人妻らを支援する「移民政策研究所」の坂中英徳代表は11日、内閣府に中井洽拉致問題担当相を訪ね、日本人妻の早期帰国を政府として北朝鮮との間の外交問題にするよう要請した。

 坂中氏は、鳩山由紀夫首相あての要請文の中で、「世界は北朝鮮の日本人拉致を指弾している。北朝鮮が50年間も日本人妻の出国を阻んできたことについても国際社会は非難を浴びせるに違いない」と指摘。日本人妻の帰国について「緊急を要する邦人保護問題」としている。坂中氏は元法務省東京入国管理局長。

 出典・全文はhttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091211/plc0912112304021-n1.htm


 毎日新聞・新潟地方版が北朝鮮帰国事業に関わる検証記事を連載し始めました。貴重な努力ですがなぜか全国版には載っていません。1959年から始まる「帰国事業」で新聞の果たした役割は小さくはありません。「犯罪的」という人もあるくらいです。毎日・新潟支局の取り組みに注視していきたいと思います。

 日教組に組織された教職員の中にも積極的にこどもたちを北朝鮮に送った人たちがいます。日教組指導部やこれらの人々は黙ったままか、今も朝鮮総連と「連帯」して活動している始末です。その罪は深いと言わなければなりません。
 

 ボトナムは知っている(二)http://mainichi.jp/area/niigata/news/20091210ddlk15040067000c.html

 ボトナムは知っている(三)http://mainichi.jp/area/niigata/news/20091211ddlk15040047000c.html