華鬘草;黄華鬘;紫華鬘;鯛釣草(ケシ科)花言葉は、あなたについてゆく。鑑賞用として庭園などに植えられているケシ科の多年草の花。心臓の形をした桃紅色の扁平な花が総状花序に垂れて咲く。葉が牡丹に似て、それよりも小さい。花の形が仏具飾りの華鬘に似ているところから名付られた。鯛釣草の名は、たれ差がった葉が鯛を吊り上げるのに似たことによる。中国原産。「ほとけにも九品の列や華鬘草 清水基吉」「分去れや風分けきれず華鬘草 池上樵吉」「けまん咲く径消えがちに殉教地 桂 樟渓子」「黄華鬘の立そよぐ雨黄なりけり 堀口星眠」「渡岸寺さまへむらさきけまんゆれ 加藤三七子」「鯛釣草形見づつ散る夕まぐれ 中野冬太」。(回廊のながき手摺に華鬘の列 ケイスケ)。
小野家の菩提寺世田谷区奥沢の九品佛、浄土宗の回廊に華鬘が刻まれている。
宗歌(宗祖法然上人 御作) 「月かげの いたらぬさとは なけれども ながむる人の 心にぞすむ。」
小野家の菩提寺世田谷区奥沢の九品佛、浄土宗の回廊に華鬘が刻まれている。
宗歌(宗祖法然上人 御作) 「月かげの いたらぬさとは なけれども ながむる人の 心にぞすむ。」