昔、宮仕えの上級女官を女房といって 彼女たちの女らしさを あらわした言葉を 女房言葉といいました。 たとえば 寿司はおすもじ 香物は、おくうのもの 饅頭は、おまん そして餅は、あも。 そこには、厳しい生活を 優しく、柔らかく 美しく感じとろうとした 女官たちの願いと知恵がうかがえます。 叶匠壽庵は、この「あも」を 農家の人びとの丹精と 新しい造形をもとめる 菓匠の想いをこめて 丹精に炊き上げました。「あも」は叶匠壽庵の登録商標です。(叶匠壽庵の走り書きより)ここの「品書き」は先日、長女から送られた(あもん)を食べ終わつたところ、菓子箱の底にか書かれていたものです。叶匠壽庵の製品はよく購入していましたが、私は(あもん)はじめての製品でした。ご馳走様。
ベンケイソウ;血止草(ベンケイソウ科)花言葉は、静穏;信じて従う。多年草で、直立した茎の頂に淡紅色の小花を散房状につけるが、種子はできない。互生の多肉性の葉が特徴で、引き抜いて折ってもしおれず、土に挿せば簡単に根ずづく。その生命力の強さが武蔵坊弁慶を思わせるというところからついたな名。「雨つよし弁慶草藻土に伏し 杉田久女」「明方の滝のようき音血止草 飯田龍太」「首塚の影のうごめく血止草 渡辺 昭」。(正直に咲いてこぼれる血止草 ケイスケ)