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憲法9条は死んだという記事に触れて

4/14の朝日オピニオンに元法制局長官が「憲法9条は死んだ」と語っていた。
9条第2項「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」
1.海外で武力行使しない。⇒集団的自衛権の行使⇒米軍の先兵として戦う
2.専守防衛。⇒敵基地攻撃能力の保持⇒高額な巡航ミサイル・トマホークの保持
この2つの柱が、元総理と現総理によって葬り去られたのだという。

嘗ては、内閣法制局が体を張って乱暴狼藉の輩を止めてきたが、その内閣法制局長官を阿吽の人にすげ替えるという荒業で中央突破した。そして、今回はウクライナ情勢を味方につけ、9条を瀕死の状態から死に追いやったのだという。

思うに、『行き当たりばったり内閣』は防衛費の2倍増と急激な戦前回帰へ舵を切ったが、目下の少子化対策や技能実習生・出入国管理の問題など何一つ解決策を見いだしていない。世界に例のない夫婦別姓に至っては価値観そのものを持ち合わせていないのか1歩も進んでいない。国の借金1200兆円もある中でも公費で子供に観光旅行をさせる見識を思えば、「行き当たりばったり」のふらふら振りも無理からぬことだろう。

ではボタンの掛け違いはどこで起こったのだろうと思い返すと、日銀総裁にしろ内閣法制局長官にしろNHK会長にしろ恣意的な人事介入にあると言える。最近明るみに出た国交省元幹部の強引な人事の強制例を見るまでもなく、人の管理を間違えると国はあっという間に歩く方向を間違えてのっぴきならない破目に陥る。「まだはもうなり、もうはまだなり」という戒めがある。国民は最後まで諦めてはならないと嘆息しながら想う。
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