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小選挙区制「よい」53%という数字が意味するもの

小選挙区制  「よい」53%  「よくない」37%
重複立候補  「よい」22%  「よくない」72%
                   朝日デジタル記事より
小選挙区制が導入されて30年を迎えるという。ずいぶん昔の話である。今更何を求めているのだろうと思うが、どうも弱い野党に強くなってもらいたいという長屋に住む隠居からの強い要望かも知れない。無碍に知らんふりもできないということなんだろう。

制度を改めたいと思ったら政権をとるしかない。嘗て、野党が政権をとったことがあった。民主党政権である。その時に手を打っておけばと思うが、高揚感が先走ってしまったのだろう。普通は次の展開を読んでおくものである。相手がどう出るのか読まないことには未来の話はできないからだ。社会ではリスクマネジメントと言われたりするが、政治家には一番不向きな用語かも知れない。何しろ進軍ラッパこそがかれらの政治家たる面目躍如だからである。

国民は冷めている。あまりに拙い政治や政治家に呆れた連中は選挙なんかに行かない。投票率の低さは酷い政治と政治家の結果であるからだ。自民党の驕り高ぶった政治や広島などの選挙違反事件など破廉恥以外の何ものでもない。

話を元に戻すと、小選挙区制「よい」53%は、選挙に行かないから小選挙区制はどうでもよいという空気が強くて適当に答えたのだろうし、重複立候補「よくない」72%は、国民の目線からするとずるすぎると考えているのだろう。要するに、こんなくだらない世論調査どころではなく、投票率を如何に引き上げるか=国に対して無関心を如何に少なくするかという視点で、新聞社も政治家も真剣に考える時期にとうに来ている。何故なら、1200兆円の借金大国問題のように今に国を亡ぼすことに繋がると考えるからである。


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