
役者が国会議員になったような、テレビタレントのような好き勝手をいう無責任な選挙が公示された。有権者はテレビの前で、誰が一番うれしいことを言っているかを、評論家のように面白おかしく半ば呆れて投票先を決める。そんな中で、歴史認識を疑わせるような人物や党が大挙して出てきているのも世界情勢の影響だろう。
選挙には行かなくてはと思いながら、誰に入れてやろうかと頭を抱える選挙でもある。強いて判断基準をと云われるならば、与党にお灸をすえるか、今回は目をつむるかの二択であろう。よもやまかり間違ってもへんな党や候補者にだけは投票しないようにと自分に言い聞かせている。