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「現代人の心理構造」と題した小此木啓吾氏の講座


1985年4月~6月に放送されたNHK市民大学の「現代人の心理構造」は、目から鱗が落ちるが如くであったように思う。
モラトリアム人間とか、ピーターパンシンドロームとか、アイデンティティクライシス等々。長文だが引用すると、
「ある冬の朝、寒さにこごえた山アラシのカップルが、お互いをあたため合おうと近づいたが、彼らは近づけば近づくほど自分たちの棘でお互いを傷つけてしまう。そこで山アラシは、近づいたり離れたりを繰り返したあげく適当にあたたかく、しかもあまりお互いを傷つけないですむ、ちょうどよい距離を見つけ出した」これがショーペンハウエルに由来するかの有名な「山アラシ・ジレンマ」である。
小此木氏は当時助教授で、学者人生で一番脂ののった時期だったんだろうと想像する。
注:デカンショ節で有名な♬デカンショデカンショで半年暮らす  ヨイヨイ あとの半年ゃ寝て暮らす♬のデカルト、カント、ショーペンハウエルの一人である。 
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