この構図鯛が勢いよく飛び跳ねています。
なんて楽しそうな嬉しそうな幸せそうな絵柄なのでしょう。
何でも鯛、お祝い事は鯛、鯛まがいのものを使う風習が日本にあったことは、
若い方たちは記憶にもない?
お祝い事の行事には、魚の大きな鯛を食べ、お砂糖で固めた大きな鯛も並びました。
綿の鯛柄の手ぬぐいもあったあったんだ。
上野松坂屋デパートの入り口にトートバックが可愛くなびいていました。
カラー写真が暗すぎてよく写らないので、白黒に仕上げました。
ごめんあそばせ。でもこの一枚だけよ。
なつかしや~~~~(涙)
日本の伝統的な原色のカラフルな染物の色使いは明るい気持ちに染まります。
左側に赤ちゃんが金時さんを身につけていますが、それが習いの国だったのです。
誰でも普通の人がこの習慣に従っていました。
強くたくましく育ってほしいという神頼みかな。
またこの行事が復活したら、さぞかし楽しいものでしょうね。
岩川旗店(いわかわはたてん)は、山口県萩市古萩町から上野に来たのでした。
本来大漁旗(たいりょうばた)を製作して創業100年の伝統ある旗店で、自社で染めた
大漁旗の生地を使ってトートバッグやクッション手ぬぐい、ハンカチやオリジナルグッズ
を製作しています。
大漁旗(たいりょうばた)とは、日本で漁に出た漁船がが、大漁で帰港する際に船上に
掲げる旗。地方によってマネ、フライ(福来)旗とも呼ばれる。
デザインの多くは、海上からでもよく目立つよう、あるいは出産祝いに子供の初節句に
飾り旗や祝い旗(祝旗)として家に飾るなど縁起を担ぐ目的で派手な色彩や大胆な構図で
描かれることが多い。
船名のほか、「大漁」「祝 大漁」などの文字、日の出(旭日)や魚や恵比寿、宝船など
の絵柄などが描かれる。
基本となるデザインは50種ほど存在し、多くの場合進水式に併せて親戚や関係者などから
寄贈される祝儀の一種であり、寄贈者の名が入れられている。
大漁旗の起源については、いろいろな説があり決め手はないそうです。
1651年(慶安4年)伊勢国桑名の漁民が豊漁を知らせる旗を掲げたという旨の
記録が残っていて江戸期中期には大漁旗に類似するものが使用されていた。
戦前までこの旗は染色されていない無地の麻旗が主流であり、「大漁旗」の名前
や、現代のようなカラフルな旗が現れ始めたのは1960年代後半からと
言われている。
以上ウキぺディアより
このトートバックは小さめのものです。
このトーとバッグは大きいサイズでさすが見事でした。
店員さんがご親切にわざわざ写真を写しやすいように手に持って下さいました。
日本の藍色に跳ねた鯛は誠にどこからでも目立ちます。
素晴らしいの一言です。
でもお値段が6804円(税込み)で少しお高いなと思いましたが、
「リバーシブルなんですよ」と聞き、一点一点が職人さんの手書きでブランドなのです
から逆にお安いのかもしれません。
何が一番売れていますか?と質問をしましたら、クッションですと店員さんが教えて
くださいました。
それがとても大きな丸いクッションでハッとするくらい大金持ちになったような気分
になっタイ?
エッ、寝タイ?
なぜだかお赤飯が食べたくなったわ!
それでは最後に目立ちたがり屋?の白雪姫がいました。
サラバジャ!