振り向けば大宮の夜が明ける。 少し変わった角度から眺めるの!

大宮在住。
伸び行く大宮市、
その時々の目に留まったことなどを楽しくユーモアも交えて
書きたいと思います。

太陽神アポロンとキンセンカの愛情!

2019-04-06 10:35:19 | ブログ


桜見見ごろの満開の季節になりました。

本日は晴天なり、風もなく背中にぽかぽかと

あたる日の光を感じるようになりました。


街を歩いていますと強いオレンジ色の

キンセンカの花が開いています。


子供の頃、田舎では民家の庭に、道端でも

沢山咲いていたものでした。


茎が短く太く、お花の色には太陽の逞しさを

感じたものでした。


お花の種類も少なくその中でキンセンカは

キングみたいに強い色を輝かせていました。




キンセンカの花言葉は、

こんなにも明るいのになんと「悲しみ」です。


キンセンカは

太陽神アポロンがやせ衰えて死んでしまった

少年を憐れに思いキンセンカの花に変えた

のでした。


ギリシャ神話からお送りいたします。

キンセンカに姿を変えた少年クリムノン

の物語です。





キンセンカー太陽と少年

昔、シシリアのある谷にクリムノンという少年

がいました。


クリムノンは幼いころから太陽神アポロンを崇拝していましたが、

大きくなるにつれてその気持ちはますます強くなっていきました。


日中は

アポロンが空に馬車を走らせている姿

を眺める事ができ幸せなのですが、

日が沈むと

アポロンが見れずに悲しくなります。


クリムノンの気持ちはアポロンにも伝わり、

二人の間には愛情が生まれました。


クリムノンは天にも昇る心地がして、

アポロンも満足でした。




ジャ~~ン、その時悪者が登場しますよ。


それは二人の仲の良い様子を眺めていた

嫉妬深い雲の神でした。


雲の神は、8日間もの間、

アポロンを雲の中に閉じ込めてしまった。


毎日アポロンを待ち焦がれていたクリムノン

にとっては、

その8日間はあまりにも長く辛かったのでし

た。


クリムノンはアポロンを待ち焦がれて

やせ衰えました。


アポロンが姿を現した時にはすでに

少年はこの世の人ではありませんでした。


太陽神アポロンはクリムノンが痩せ衰えた

屍の姿を見て悲しみ、

クリムノンをキンセンカの花に変えて

二人の愛情の記念としたのです。




キンセンカが今でも太陽に向かって咲くのは、


「キンセンカと太陽が

今も変わらず愛し合っている」

からだとわ言われています。


キンセンカの花言葉は「悲しみ」です。


太陽の神アポロンは今も馬車に乗り空を走り

抜けます。


キンセンカさん見えますか?

つまりキンセンカさんは、女性の例えでは

ありませんデシタ。

キンコンカーン😇🐝🐝🐝🐝

ギリシャ神話からでした

花とギリシャ神話

白幡節子著


ここまでのお付き合い有難うございました。

楽しいお花見の休日をお迎えくださいね。


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