K's factory

まぁ、のんびりと。

労災・・・

2006年08月30日 | Weblog
最近以前では認められなかったような内容の労災が認定されることが増えてきた。

ニュースによると社長の息子に嫌われたことによる左遷人事で転勤させられ、給料も減らされ窓際に追いやられたことが原因でうつ病となったあげく解雇されたケースが労災認定なされたとのことである。

平成13年からは1ヶ月の時間外労働が100時間または2ヶ月ないし6ヶ月間の1ヶ月の平均時間外労働が80時間を超える場合は脳・心臓疾患等の発症との関連性が強いと判断されることから産業医が指導するという制度が出来ている。(要約なので詳細は調べてね)

ふと自分自身のことを思うと、もう少し世の中の変化が早ければわたしも労災の認定が出ていたかもしれないなと思うことがしばしばある。

長期間にわたる時間外労働、休日出勤により頭痛、眩暈はもちろん指先の震えや鼻血が止まらなくなったこともある。
胃潰瘍など当然である。
また、歯がボロボロとなり10本近くが差し歯となった。
多忙時には医者に行く暇さえなかったとともに行く気力も体力もなかった。
なお、当然治療はすべて自腹である。
周りからは「死ぬんじゃないか」と言われていたころもある。

幾分自力で回復したとはいえ、いまだに身体を引きずって心身ともに安らぐことがないまま仕事を続けている。
いつの日か借りを返すことを心に秘めて。

ちなみに好きな映画は「蘇る金狼」である。

「金狼」であって「勤労」では断じてない。


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