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K's factory

まぁ、のんびりと。

カムバック!

2007年02月25日 | 美術館・博物館等々
みなさん、お久しぶりでございます。

しばらく休んでおりましたが、戻ってまいりました。

休んでいたのは入院、死亡、逃亡のいずれでもありません。(笑)

仕事でこき使われておりました。

気力、体力ともに消耗しきっておりましたです。

巷では欧米か!が流行のようですが、わたしの中では懐かしいダチョウ倶楽部様の殺す気か!の方がブームです。

さて、仕事もなんとか一段落つきそうなので休みが取れましたです。

じっとしていればいいものをお出かけしてきました。

『羽島市歴史民俗資料館・羽島市映画資料館』です。

入館料は300円ですな。
1階が歴史民俗資料系で2階が映画系です。
古い映写機がずらっと並んでいるのがなんともいいですなぁ。
味のあるポスターが並んでいますが、そう多くはありません。(^^;

意外に食いついたのが館内のタッチパネル。
邦画・洋画・アニメ作品の検索が出来るんですな。
タイトルを検索して出てくるのはその作品のキャスト名一覧とポスターやチラシ、パンフレットの写真やロビーカードなどのJpeg画像が出てきます。
もちろん全てあるわけじゃないですが・・・・・。

映画資料館のあとはソーラーアークにも足を伸ばしました。
ここはSANYOの太陽電池に関する施設ですな。
入場は無料ですが、ちょっと入るときの手続きが鬱陶しいです。(^^;
しかも警備員がこれまためっちゃ鬱陶しい。(^^;
見学できる施設もショボイし、あまり行く価値はないですな。
見学フロアはめっちゃ狭いのに案内の女性はあんなにいらんやろ?
しかも日曜やのに人もあんまり来てないし・・・。

ということは平日ならもっと人が少ないやろうからおねぇちゃんと仲良くなるチャンス!
・・・ってそうはいかんやろうな。(^^;

まぁ迷惑になるからそういうことはしないようにしましょうね。

そうそう。わたしのデジカメはSANYO製です。
ちょっとフォローしとこう。(笑)

ちょいとだけ遠出して・・・

2006年12月05日 | 美術館・博物館等々
ちょっとだけ遠出してさらに行ってまいりました。

関市洞戸円空記念館
入場料200円

うちのカーナビはめっちゃ古いです。
だから新しい道は載っていないし、性能もかなり劣ります。
ただ、あるのとないのとでは全く違いますわな。
こいつのおかげで知らない町にも臆せずドンドン行けますからね。

高賀神社の真下に記念館はあります。
円空の彫った仏像が展示してある・・・のですが、ちょうどいいのは国立博物館(だったかな)の展示にお出かけ中でした。(TT

施設自体は非常に狭いです。
まぁ、木彫りの仏像を見て心を癒される人はどうぞというところです。
わたしは・・・あまり興味をもてませんでした。

高賀神社に行く途中に水を汲む場所がありました。
いちおう初穂料100円となっていて持ち込む容器の量も決まっているようです。
「御神水」とかかれていて非常に興味を持ちました。
いつもはポリタンクを車に載せているのですが、こういうときに限って載せてないんですねぇ。
ということでまた行くことになりそうです。

関市立篠田桃紅美術空間
入場料300円

ここは関市役所の7階にあります。
ちょっと入り口がわかりにくいですね。(^^;
役所にあるんだから無料にしなよって気もしますが・・・。

地元に縁のある篠田桃紅氏(でいいのかな?)の書の作品が展示されています。
えー、わたしは全く書道に興味はございません。
しかし、ぐるっと見て回ると最後に彼女の言葉が壁にいろいろ書かれてあります。
その言葉の前には長椅子が置いてあったのでちょっと腰掛けてそれらをゆっくりと眺めました。
全部が全部良いとは言いませんが、中には惹かれるものもありましたな。

ここはすごく静かで歩く音さえ響きそうでした。
受付の女性に聞いたところ来館者は1日10名程度とか。(^^;
まぁ、日によって違うのでしょうがね。
こんなに静かなところで1日いると慣れるまで大変でしょと聞いたところ「もう慣れました」とのこと。
ちなみに受付は交代制のようです。
まぁ1日一人でいるのはなかなか辛いですわな。

関市塚原遺跡公園展示館
入場料無料

軟式野球のグラウンドが1つ入るぐらいの大きさの公園ですね。
その中に縄文時代などの住居を復元してあります。
しかし、残念ながら住居の中には入れません。
手入れも今ひとつのようです。
公園の奥に展示館があり2階に土器などが展示してあります。
まぁ、それだけですな。

岐阜市歴史博物館
入館料600円(特別展示・常設のみは300円)

「道三から信長へ」という特別展示がありました。
展示物はそう多くはありませんでした。
書簡が多かったですかな。
あまり強く興味を惹く展示ではなかったです。
斎藤道三は謎が多いというのはわかりましたが。
食らいついたら放さない「マムシ」の異名はどうも後年作られたもののようだということです。

それより常設展示のほうはなかなか良かったです。
ここはボランティアガイドの方がおられて「やる気なさそう」な人がチラホラ見られたのですが、ひとりいい方に出会いました。
年配の男性なのですが、割と積極的に話しかけて引き込むんですなぁ。
普通はこういうのはウザったいと思うのですが、ついつい長居してしまいました。
焼夷弾などの展示の前で戦時中の子供の頃の話しをしていただきました。
変に気取らず「焼夷弾が落ちてくるときは綺麗で遠くに落とされてるときは見に行った」という話をしたかと思うと近くに落ちてきたときのリアルな話をされる。
進駐軍をはじめてみたときには装備類を見て「こんなやつらと戦争して物資もまともにない日本が勝てるわけないわと思った」とか今だから口に出来るようなことを当時の人から聞けたというのはいい経験だったと思います。
ただし、このボランティアの方はいつも同じ人がいるというわけではありません。
それぞれの個人のスケジュールが空いているときに来られるようです。
ガイドの方は名札をつけておられますので頭文字がOのおじいさん(失礼かな?)に話しかけられたらじっくり話を聞くといいかもです。(^^

まぁ、この1ヶ月ほどで岐阜県内をいろいろ周ってきましたが、まだまだ気になるところはありますな。
ソーラーアークや山県市香り会館、羽島市歴史民族資料館・映画資料館あたりが次のターゲットですかな。
あっ・・・かかみがはら航空宇宙科学博物館もまだか。

芸術の秋・・・そろそろ終わりやね

2006年12月03日 | 美術館・博物館等々
この1週間、またまた美術館・博物館めぐりに行ってまいりました。

美濃和紙の里会館
入場料500円

ここは受付のおねぇちゃんが割とかわいい感じでしたな。
ん?来館の趣旨が違う?
まぁ、ええやんか。(^^;

和紙で作った作品のコンクールがあったが、各賞を見てもどこが受賞のポイントなのかいまいちわかりませんでした。(^^;
しかし・・・いっちょ狙ったろか!なんて気を起こしてしまいましたわ。(笑)
地下に体験工房があって和紙作りが別料金で出来るようです。

ナイフ博物館
入場料500円

ガーバーサカイの工房?の隣にある博物館です。
アウトドアをやる人には有名な会社ですな。
ログハウス風の建物の中にナイフが展示されています。
建物に近づくと隣の建物から鍵を持った人が出てきます。
常時受け付けに人がいるわけではないようです。

しかし・・・わたしは今回無料で入ることが出来ましたが、入館料500円は高過ぎですな。
無料開放したほうが会社の宣伝&イメージアップになるでしょう。
こんな入館料を取っちゃ逆効果になってますな。
隣の工房ではナイフ製作の体験講座もあるようでこれはやってみたいとは思いましたね。
そういえばバレーボールの全日本の選手が見学に来たようで寄せ書きの色紙があったけど、彼女らはナイフを見てどんなリアクションしてたんやろ?(笑)

旧今井家住宅・美濃史料館
入館料300円(あかりアート館等とのセット券がお得)

ここは落ち着いた感じでよいですな。
水琴窟(だったかな?)はとりあえず試してみましょう。
出来るだけ人のいないときに彼女と行ったなら二人きりで・・・ね。
博物館的要素もなかなかのものなのでお勧めです。
ちなみにこういう畳敷きのところに来ると必ずすることがひとつ。
はい、寝転がってみました。(笑)

受付のおねぇちゃんが非常にゆったりとしたリズムの人でちょっと意表をつく行動が笑えましたが。(^^;
そうそう、確か栞も貰っちゃいました。
スタンプラリー期間中(11月で終了)だけなのかもしれませんが。

美濃和紙あかりアート館
入場料200円

毎年開催されている美濃和紙あかりアート展の作品を展示してあります。
期待してなかったけどわりと良いです。(^^
なんかオリジナリティがないというか似かよったテクニックのものが多かったのはちと残念でしたが。

内藤記念くすり博物館
入館無料。

いままで行ってみたいと思いつつなかなか行けなかったところです。
エーザイの関連施設ということなのかな?
エーザイの創業者の内藤氏によって作られたらしいです。
ここはお勧めです!

自社の宣伝のための施設かなと思っていたらしっかり薬の博物館として成り立ってます。むしろ宣伝の匂いは全くしません。
行ったときは開館時間直後だったのでわたし一人で満喫しました。
脳年齢テストでは実年齢より3歳上でした。(TT
ストレステストでは黄信号でしたな。
まぁ、あたりまえですわ。
最後にウコン茶の温かいの(無料)をいただきました。
そうそう、入場時にはのど飴も貰いましたな。






ミュージアム 東濃地区を攻略せよ

2006年11月27日 | 美術館・博物館等々
というわけで今週も美術館・博物館などを巡ってまいりました。

まずは多治見市にあります市之倉さかづき美術館でございます。
入館料400円ですな。

あいかわらずこの方面の施設は入り口がわかりにくいですね。
ここに限らず、もっと来館者に親切な案内をすべきでしょ。

さて、中身はというとマジで盃オンリーです。
しかし「さかづき」美術館なのね。
これは昔の言い方なんでしょうか?
漢字変換するときは「さかずき」なんだけどなぁ。
ちなみにここは某信用金庫の施設なんですかね?

さて、展示室は1つ。
この内容で400円はちと高い・・・かな。(^^;
ただ、1つだけ気になる盃を発見!
ヒントはホタルです。(^^

ちなみに小金銅仏銘品展なるものも隣の展示室でやっており、小型の金の仏像が何点か展示されていました。

次は土岐市美濃焼伝統産業会館へGO!
入場料は200円です。

ここはミュージアムというより展示即売会場ですわ。
確かに展示室と銘打たれたところに何点か焼き物があるけど説明もないし、学ぶべき要素がないですわ。
他は地元の作家?の作品が並べてあって値札が付いてるんやもん。(^^;

入場料取ったらいかんわ!

ということで早々に退却。
ただし、こういうのも実際に行ってみてわかることでございますな。
ということで自分を納得させましょう。(^^;

さて、まだまだ行くよ。

次は土岐市美濃陶磁歴史館へGO!

あっ、そうそう、この「GO!」ってところは水木一郎アニキ調で読んでね。
それに飽きたら時々郷ひろみ調も混ぜてやってください。

ここもまた入り口がわかりにくいんだ。
脇道にすっと入ってすぐなんやけど、「え?ここ入るの?」って感じやね。
そんで土岐市文化会館?やったかな?の隣にちょこんとあります。
なぁ~んか端っこにとりあえず文化施設も作りましたって感じが・・・。(^^;

ここは入館料200円ですな。

多様な年齢層や興味・関心を持つ人たちに来てもらえるようにと企画展選びに工夫していると言ってましたな。
しかし・・・展示はしょぼいです。(TT
まぁ同じ200円という部分では伝統産業会館よりマシかもしれませんが・・・。
しかも企画展のほうではわたしが見てるのに入り口で職員の方の声が大き過ぎ。
話してた相手の風貌を見るとどっかの窯元の人が来てたのか大学の教授だったんですかね?
なんかオタクが自分たちの趣向について話すときって無関係の周りの人間に自己主張してる?ってぐらいデカイ声で話すじゃない。
しかもデカイ声は職員だけね。
なぁ~んかそんな感じでイヤでしたなぁ。

次、行ってみよう!
あっ、今度はいかりや長介調でね。

帰りにミュージアム中仙道なるところにちょっと寄ってみました。
ここは無料ですな。

歌舞伎に関する展示、日本画、武具、陶磁器の4分野に分かれてましたかな。
ここは意外にもハマりました。(^^;
武具のところは甲冑、刀頭が展示してあったんですが、甲冑がズラッと並んでいる姿は良かったですな。

う~ん、身に着けてみたいなどと思いながら眺めてました。(^^;

しかし、今日は途中から体調が悪くなって困りましたわ。
どうも疲れがたまってたようで・・・。

さて、次はどこに出没するのやら。
見かけたときは耳元で小声でGO!と囁いてください。(笑)
って・・・見かけてもわからんって。
だれかれかまわずGO!って言ってみたらいつか逢える・・・かもね。
そしたらわたしは次、行ってみよう!と答えますか。(笑)






美術館・博物館めぐり 瑞浪攻略編

2006年11月20日 | 美術館・博物館等々
今日は朝から雨でございました。
本当は午前中から出かけようと思っていたのですが、こういう日はいつもにも増して腰が重くなります。

そしてもうこれ以上遅く出かけると何も出来ないやってぐらいの時間になってやっとこさ腰を上げました。

今日は岐阜・瑞浪方面を攻めてみました。

サイエンスワールド」はなかなかいいですね。
子供がいるならあそこはいいですよ。
しかし子供向けの講座でロボット製作をやっていたのにはびっくりしました。
まぁキットを使ってはいるようでしたが、子供がノートパソコンに向かってせっせとなにやら作業している姿には驚きましたね。
おそらくPICを乗せたロボットなんでしょうけど、PCでプログラムを書き込んでいたんでしょうね。
ただ、そのプログラムも子供が使えるようにビジュアル的に表現して命令を組み合わせるだけだろうとは思うのですが。
そのほかにも紙ひこうきの講座など子供の年齢に合わせていろいろありましたのでお奨めですね。
ロボットの講座などの参加料は材料費等実費でそれなりにしますが、無料の講座も多く入館料も無料なのでちょっと行ってみるにはいいでしょうね。
お母さんと一緒に作業するなど親子での参加がいい感じかも。
子供たちが生き生きしていたのが印象的でした。

次に「地球回廊」に行きましたが、これは小学生向けですね。それも4年生ぐらいまでかな?
窓口で聞いたところ小学生の団体や子ども会の団体が多く来るようです。
中も大人が見るにはちょっと・・・。
入場料が安い(300円)ですが、まぁそれなりということで。
あの内容じゃ高い気も・・・。

次は「市之瀬廣太記念美術館」へ。
ここは彫刻の美術館ですが、展示室が1つしかありません。(^^;
人物(裸体)の彫刻がワンフロアに並べられていてその真ん中にソファがあります。
このレイアウトはなかなかいいです。
かすかに聞こえる音楽も非常にマッチしていて非常に落ち着けるスペースです。
時間があればソファに座ってぼーっとしていたい感じですね。
でも、彫刻の数がめっちゃ少ないのがほんとに残念。
ちなみにこういう彫刻って男性の場合必ずちんちんついてますよね。
みんないい身体つきなのに意外と小さい。
しかも包○・・・。(^^;
女性はその部分がリアルなのってないですなぁ。
なんででしょ?
入館料は200円です。

さぁ次いってみようか。

次は「瑞浪陶磁資料館」です。
ここの受付のおねぇさまは「声が大きい」「早口」「テンション高い」の三拍子揃ってました。
おまけに喋りはマイペース。(^^;
ちなみに岐阜の陶磁系の美術館・博物館で指定のところ3ヵ所に行くと絵はがきがもらえます。
スタンプを押す専用のシートがあるのでちゃんと押してこないとだめですけど。
わたしは先日の土岐周辺の美術館に行ったときにそれを知らなかったのでスタンプは押してなかったんですね。
でも行ったことを言うと絵はがきもらえちゃいました。(^^
まだ結構在庫がありましたな。
資料館の中は2つのフロアしかないです。
量的には物足りませんが、陶磁器がどのように作られているかなどなかなかお勉強にはなりました。
野外には窯も展示してあり天気が良くて時間があればじっくり見たかったですね。
ここの入館料は200円です。

最後は「瑞浪市化石博物館」で締めです。
ここは少し期待して行きました。
そして期待して入ってみると・・・。

あちゃ~ (^^;

全然やがな・・・。
ここもワンフロアで思ったほどの展示がないんですなぁ。
めっちゃ期待してたのに・・・・。
一度外に出て別館の「四国の化石」という展示も見ましたが、これもいまひとつでしたな。
今度行くときは天気のいい日に金槌とか持って化石掘りをさせてもらおうっと。
許可をもらえば土岐川の河原で化石掘りが出来るらしいです。
ちなみに入館料は200円ですな。

入館料に関しては4館セット券というのがあって700円になります。
全部回ってもそんなに時間はかからないのでセットがお得かなと。
超急ぎ足なら1時間、ゆっくり見て回れば2時間ぐらいのコースかなと。
もちろん興味をそそられるものが見つかればもっと時間が必要でしょうが。

今回は見られませんでしたが、近隣には古墳や化石の地下壕、日中不再戦の誓いの碑などもあり、このあたりをゆっくり見て周るにはやはり最低半日欲しいところですね。
わたしのように腰が重くてはいけませぬ。
せっかく行っても見逃した部分があるともったいないですからね。

そうそう、雨の日は女性は特に履物に注意したほうがいいかもしれません。
歩道橋などは足元が陶器製?なのかとても滑りやすいです。
そういう部分が結構ありますのでちょっと危ないですね。

あとどこがどの施設かわかりにくいです。(^^;
案内表示はもっとはっきり出して欲しいものですね。

さぁ次はどこを攻略しようか。

美術館・博物館めぐり

2006年11月17日 | 美術館・博物館等々
二輪の教習が終わってから岐阜の土岐にある陶器の美術館に行ってきました。
陶器の町というだけあって陶器専門の美術館や博物館がいくつかあります。

まずは岐阜県現代陶芸美術館へ。
常設展示なら320円なのに企画展示があったので800円でした。
でも、近隣の岐阜県陶磁資料館のチケット(通常300円)とセットなら900円なります。
というわけで時計を見つつセットで購入。
ちなみに陶磁資料館までは車で5分ほどでいけます。


まずは現代陶芸美術館の「景徳鎮千年展 皇帝の器から毛沢東の食器まで」から。
毛沢東の時代の「7501工程」なる計画の元で作られた磁器は美しかったですね。
白に梅の花があしらわれたものがほとんどですが、ほんとに美しかった。

それより以前の時代のもので大きな壺が合ったのですが、タイトルが何とか百鹿~といったでしょうか。
鹿の絵がたくさん描かれたものがありました。

ちなみに美術館の中でよくイスに座った女性を見かけますよね。
周りに人がいなかったので訊いてみたんですが、そこに座ってるのは何か訊いたら説明してくれるためにいるのかただの見張りかってね。
そしたら見張りだそうです。(^^;
なぁんだ、この壺ってほんとに鹿の絵が百あるか訊こうと思ったのにというとその女性は「わたしも気になって数えてみたことがあるんです」とのこと。(笑)
でも途中でわからなくなるようで。(^^;
わたしが他の展示を見ているとその女性は交代の時間が来たようで移動していきました。

わたしはもう一度その壺の所に戻り数えてみたのですがどうも70数頭しか見当たりません。(^^;
百はいないと思うんだけど、木の後ろからちょこっと見えてるのとかもいるので意外なところにまだ隠れているのかもしれません。

企画展を見終わって常設展に移動するとさっきの女性がまた座ってました。
あら、また会ったねとばかりに「さっきの鹿って100いないよね」というとその女性も「わたしもさっき数えてみたら80ちょっとしかいませんでした」って。(笑)

う~ん、このままナンパしてしまいそう・・・。
次の予定さえなければ・・・・。

そんなこんなで次は陶磁資料館へ。

いま岐阜ではミュージアムスタンプラリー(だったっけ?)をやっていてそのパンフレットを持っていくといろいろ特典があります。
場所によっては入館料の割引や小物のお土産がもらえたりするところもあります。
実は陶磁資料館は湯飲みがもらえるというので来ました。(^^;
受付でパンフレットを見せるとなにやら小さな袋に入った小物をいただきました。
「あれ?湯飲みだって聞いてたんだけど・・・」というとあまりに好評で品切れになったとのこと。
いつごろ品切れになったか聞くと先月だったって・・・。(TT
残念ですなぁ。

しかしここは地味ですなぁ。
でも釜の歴史のジオラマ?がいい感じでしたね。
あとは志野っていう表面が淡雪のようになったのがいい感じでした。
途中でスライドを見られるところがあるんですが気づかず通り過ぎる人が多そうな感じでしたね。
このスライド、構成というか作りがいまいちなんだけど見る価値はあるかな。
いろいろ陶器を見ながら焼き物にエアブラシで塗料を吹き付けてグラデーション塗装を施して焼くことって出来るのかななどいろいろ考えました。

まぁ期待してなかった美術館・博物館めぐりでしたが行ってみるとなかなかいいもんですな。
しかし、教習2時間のあと、名古屋から車で走ったのに加えて歩き回ったので疲れました。(^^;

岐阜県現代陶芸美術館
http://www.cpm-gifu.jp/museum/index.html

岐阜県陶磁資料館
http://toujiki.net/

美術館で夏休み

2006年09月04日 | 美術館・博物館等々
最近、柄にもなく美術館などに行く機会が増えております。

あんな静かなところで絵などをじっと見て何が楽しいのかと。
しかもおばさんたちは「この○○の~のところがいいわね」など小声で話していたりするんだが、正直なところ「はぁ?わたしにはわかりませんが?」といった感じである。
しかも美術館の絵は目の前の手の届くところにありながら触れることが出来ない。
わたしは触りたい!

まぁ、趣味というものはそんなもんだろう。
例えばわたしの趣味であるクワガタ飼育なども興味のない人にはどのクワガタも同じに見えるだろうし、虫嫌いな女性には姿かたちなどゴキブリと変わらないだろう。
そんな人たちに「いやぁ~、この顎のラインが美しいんだ」などと見せたところで共感は得られまい。

それなのになぜかわたしは美術館に行っているのである。
というわけで、昨日はメナード美術館に行ってまいりました。

駐車場に車を停め、ラフな格好で男がひとり、入り口に向かうと駐車場の誘導のおじさんが挨拶してくれる。
暑い中、立ちっぱなしにもかかわらず柔和な物腰で挨拶してくれると館内に入る前に心が和みますな。

今回のテーマは『美術館でなつやすみ 美術のなかの人間たち』である。
まぁ、内容は夏休みの子供向けの展示という感じであった。
ちなみに最終日であり、夏休みが終わったにもかかわらず普段はあまり見られない親子連れの姿がちらほらと見られた。

今回まず最初に目を引いたのは岸田劉生氏作の「信行之像」である。
絵を見た瞬間、「なんかどっかで見た顔やな」と思ったら同氏作の「笑ふ麗子」のいとこ(だったかな)の絵らしい。
「笑ふ麗子」は写真などで何度か目にしていたのでピンと来たわけだ。
「麗子ちゃん、いとこがおったんかいな」と妙なところで食い付いてしまった。(笑)
もちろん「笑ふ麗子」も飾られていた。
しかも並んで飾られているのではなく別の部屋に飾られていたというのはナイスな演出だったと思う。

さて、ピカソや棟方志功、アンディ・ウォーホルなどなど見たり聞いたりした美術家・作品もあるのだが、いまひとつピンと来ないんだな。

美術館で絵を見ていてふと思うのは女性との出逢いに似ているなと。
パッと見た瞬間のインスピレーションっていうのかな。

わたしは買い物に行くとついでに家具や電化製品、リサイクルショップなどをよく見に行く。
そして、わたしは結構キョロキョロ周りを見渡すように歩くんだな。
すると店員が『なにかお探しですか?』と近寄ってくる。
わたしは『いや、特に何というわけじゃないけど「ピン」と来るものがないかなと思って』と答える。
ほとんどの店員が「この人は買う気はなくて冷やかしやな」とばかりに笑顔で「では、ごゆっくりご覧ください」と去っていく。
一度だけとある家具屋で女性店員が『あー、家具っていうのはそういうのありますよね。出逢いっていうか』と答えたことがあった。
なかなかええこと言うやんけと思ったが、残念ながら二人には出逢いはなかったようである。(笑)

さて、美術館に話を戻そう。
展示室を出ると入口右手に資料室のようなものがある。
そこに一冊のファイルがあり、その中の海老原喜之助氏の「金魚鉢と少年」の絵の輪郭だけが描かれた紙に子供たちが顔を書き込みセリフをつけるという夏休みの子供向けのイベント?があった。

それを見ていると子供たちの素直な気持ちが非常に伝わってきた。
笑顔で「おおきくなれよ」
笑顔で「げんきにそだってね」
心配そうな顔で「だいじょうぶかな?」
なかには「あー、そういう発想もあるか」と素直に驚かされるものもある。
まさに「ピンと来る」ものがいくつか見られた。
あなたもちょっと遊んでみてください。

金魚鉢と少年
http://www.menard.co.jp/museum/collection/japanese-w_ebihara.htm

メナード美術館
http://www.menard.co.jp/museum/home/index.htm

目当ての作品もなくふらっと美術館に行きながらいつの日か「永遠の恋人」に出逢う日が来るのかもしれないなとふと思った。