K's factory

まぁ、のんびりと。

Kei第一小隊 救出 (カブト拾い・外伝)

2006年08月11日 | お出かけ
そんなこんなでなんとか無事に帰還いたしました。

しかし、このまま帰るわけにもいかずに別のポイントを目指すこととしました。
そしてしばらく車を走らせていると反対車線に人影が!

なんでこんなところに人が歩いてるんや?
この先、何㌔も人家どころかなんにもないぞ。
しかもサラリーマン風やんけ。

どうするか迷ったが、前後に迫ってくる車両がいないことを確認し、停止する。

「乗ってく?」
そう声をかけるとその男性は駆け寄ってきつつ
「うわー、助かります!」
こっちもまさか人を乗せるとは思っていなかったんで後部座席に物を乱雑に積んでいた。
「後ろ適当に片付けて乗ってや」
そして走りつつ「こんなとこなんで歩いてたん?」と訊いてみるとどうも最終電車に乗って一駅乗り過ごしてしまったようである。
まぁ、わずかにお酒の香りがしていたのでうたた寝してしまったのかもしれない。

しかし、○○駅から歩いてきたってことは1時間近く歩いているはずである。
しかも目的地までは程遠い。
って・・・あんたこんな時間に歩いて山を越えるつもりだったんかい!

まぁ、その男性は20代後半から30代前半のように見えたんで若いからいけたかもしれんけどなぁ。

しかし、車を走らせてもすぐに着くわけでもなく人家等が全くない様子に男性も後部座席から
「これ・・・あのまま歩いてたらとんでもなかったですね(^^; ほんと助かりました」

わたしも黙って運転してるのも変なので冗談交じりに話しながら運転する。
「目的地まで着いて後ろ見たら座席が濡れてて姿がないっちゅうのは勘弁してよ」
「ははは、通り過ぎていった車の人も幽霊だと思って止まってくれなかったのかもしれないですね」
「ほんまや。時期が時期やからね」

「どちらまでいかれるんですか?」と訊くので「○○までや。だから通り道やから心配いらんで」と返す。
「でもどうしてこんなところを走っておられたんです?」って・・・。
さすがにカブト拾いしてましたとも言えず適当にごまかした。(^^;

「カブト拾いしてたら人間拾った」ってのもなぁ。
どうせやったらおねぇちゃんの方がよかったんやけど・・・。
ちなみにこの先にラブホあるし・・・。

まぁ、とりあえず無事に目的地に着いて降りていかれました。
もちろん無償でっせ。

Kei第一小隊、歩兵一名救出し無事帰還いたしました。

どうでもええけど・・・・。
あんたわたしの釣竿の上に座ってたやろ!
帰宅してから気がつきました。
まぁ、竿は大丈夫でしたが。
ちょっと酔ってたんでしょうな。

ちなみに歩兵救出後、別ポイントにそのまま出撃し、カブト♂♀1ペア捕獲してきました。

Kei第一小隊 絶望 (カブト拾い・外伝)

2006年08月11日 | お出かけ
左手には崖、右手には迫り来る山肌。
舗装されているとはいえ痛んだアスファルトに覆いかぶさるように錯乱する砂利と木片。
わずかな気の緩みも許されない状況でさらに突き進む。

右に左にハンドルを切りながら林の中を抜けると外灯が!
どうも隣にゴルフ場があるようだ。

その一角を抜け、ナビに目をやるとあと少しで山道を抜けられるようである。
だが、しばらくすると舗装路は途切れ、その先を見ると砂地になっている。
「おいおい」と思いながらアップライトでさらに先を見ると重機が数台!

重機が入れるということは抜けられるということ!

そして砂地をものともせずに突き進みたどり着いた先で見た光景は・・・。

ここは猿の惑星ですか?

あたり一面、砂の山!
どうも採石場に迷い込んじまった。
しかもそこらじゅうが勾配になっている。
だが、ナビを見るとこの先に出口がある。

「迷うな!迷わず進め~!」

人間というやつは追い込まれると馬鹿になるものです。(^^;
ちなみにわたしの愛車は四駆なんかじゃありません。

勾配を下りながら砂地をタイヤが滑る音が誰もいない山中にこだまする。
あと少し・・・。

しかしまたもやそこには信じられないような光景が!

勾配がさらに急になっている・・・。

しかも下った先には採石のための建築物らしきものが・・・。
これは下っていくときにリアでも滑らせたら建築物に激突するぞ。(^^;

どうする?戻るのか?

「目標まであと少し!」

はい、完全に逝っちゃってます。(^^;

ザザー!と砂地を降りていく音がこだまする。
おおー!事務所らしき建物が見えてきた。
しかも重機ではなく普通のワゴンまで見える。
こりゃ見つかりゃ怒られるかなと思いつつ突き進むが、人影はない。

あと100M!

これまでの疲れを忘れたかのように出口を目指して進行する。
あと少しで戻れるんだ~!

なんだとぉー!

目の前に突如現れた鉄の柵。
だがその柵の向こうは見覚えのある道。
車を降りて確かめに行くとチェーンが巻いてあり鍵がかけられている。
疲れがドッと身体に襲い掛かる。
数キロの道を走り続け、やっと見えた希望の光が無残にも絶望の闇へと変わってしまった。

しかし、よく見るとその鍵はダイアル錠・・・。

あ・・・開けたろか。

いやいや、こんな深夜にそれはあまりにも怪しすぎる。
もし見つかって理由を言って解放されたとしてもさすがにまずいだろう。

おいおい、さすがに降りてきた道はもう上がれんやろ。(^^;
このまま朝までここで待つのか?
でもヤバイで。
再び来た道を戻る決心をし、急勾配をタイヤを滑らせながらローギヤで戦車のごとく這い上がっていく。
今考えるとよく登れたものである。
そしてゴルフ場脇まで何とか戻ったときにナビにはない脇道を発見。

「これ、ゴルフ場の整備関係の車が通るための道じゃないか?」
「抜けられるかも!」

迷わず進入し、しばらくするとそこにはあたり一面輝くほど美しく広がる芝生の光景が・・・。

カ・・・カート道でしたか。(^^;
う~ん、隣に広がるグリーンの芝はフェアウェイですね。(^^

って・・・こんなところを車で走っているところを見つかれば何を言われるか・・・。
慌てて引き返し、やむなくまた山中の道を引き返す。
しかし、不思議なことにすでに慣れとともに疲れも伴い恐怖を通り越したのか意外なほど早く戻ることが出来た。

Kei第一小隊、無事帰還いたしました。

しかし、収穫なし!

やっぱり山に来るときはバイクに限りますな。(^^;



Kei第一小隊 進撃 (カブト拾い・外伝)

2006年08月11日 | お出かけ
山道をカブト拾いの新規ポイントを探して走っているとふと今まで入ったことのない脇道に入りたくなるんですな。
新規ポイントの開拓というやつです。

あてもなく走りつつふと脇道発見!
ナビを見ると道は細いが、通り抜けていくと山の反対側の通ってきた道に再び出られるはず。

というわけで・・・。

Kei第一小隊、脇道に突撃します!

第二小隊があるのかどうかは置いといて。(^^;
とりあえず脇道に侵入。

車一台通れるほどの道を進んでいくとところどころ外灯があります。
まぁ、対向車が来ないのでゆっくりと走りながら外灯下もチェックしていきます。
しかし、全く収穫なし・・・。

しばらく進むと外灯はなくなり、左手は崖、右手は茂る林となり、かろうじてアスファルト舗装ではあるもののかなり道は悪くなってきました。
まぁ、その舗装もしっかりしたものではありませんが・・・。

全く明かりもなくヘッドライトだけを頼りに曲がりくねる道を走りつつ「これで崖崩れとか大きな石でも落ちてたらバックで引き返さなあかんのか?」とこういうときにはいやな想像が頭の中を駆け巡るものです。

「こりゃまずいな」

しかし、ここまで来ると引き返すのにも勇気が要ります。
もう突き進むのみ!

Kei第一小隊は無事帰還できるのか?

カブト拾いの注意事項(お父さん・お母さん向け)

2006年08月11日 | 昆虫 (メインはクワガタです)
一番気をつけるのは車の往来ですね。

山道を通る車は地元の人が多く、慣れているということもあってか結構飛ばしてきます。(^^;
しかも夜ですから「来た」と思ってから近づいてくるまで結構早く感じます。

また、車で走りながら外灯下をキョロキョロ見ているのも危険ですし、「いた!」と急に止まったりカーブの先で止まったりは厳禁です。

カブト拾いは雑木林の中に入ることもありませんので蚊に悩まされることも少ないですし、スズメバチに出会う心配も少ないですからそういう意味では安全です。
もちろん皆無というわけではありませんのでご用心を。
また、暗い雑木林に入っていくと足元に何がいるかわからないですからね。
マムシでもいたら大変です。(実はわたしは大のヘビ嫌いですのでヤマカガシでも見たくはないです)

子供ちゃんと一緒に懐中電灯を片手に歩道を歩くのもいいかもしれません。
ただし、子供ちゃんがカブトムシを見つけて夢中に一目散で走るというのだけは気をつけてあげてください。
お父さん、お母さんは威信をかけて(笑)子供ちゃんより早くカブトムシを発見するとともに発見後は子供ちゃんの安全を全力で守ってあげるよう周りに十分注意してあげてください。

発見後は一緒になって下を向いていてはいけません。

ちなみに外灯の傍にある木に女性のストッキングに果実などを入れたものをくくりつけている人がいます。
こういうのを「トラップ」というのですが、わたしはあまり感心しません。
まぁ、昔でいうと木に蜜を塗っておいて朝に捕りに行くというやつですね。
やはり数が少なくなってきている中で一網打尽にするトラップという方法はなんだかなという気がします。

じゃあ、カブト拾いはどうやねん!といわれるかもしれませんが、実際に現場に行ってみてください。
多くのカブトムシ、それも♀がたくさん車に轢かれているのを見るはずです。
♂は角があるから落ちてひっくり返っても起き上がるのが早く、♀は遅いからなんでしょうかね?
でも外灯周りを飛んでいるのを見ても♀の方が多いような気はしますが・・・。
このあたりはわかりません。

まぁ、ほっとけば轢かれてしまうのを拾うわけですからトラップを仕掛けて捕まえるよりはマシかと。
実際にわたしが拾った後にすぐに車が通って「うわー、もう少し来るのが遅かったらやられてたな」というのも多々あります。
もちろん拾われたカブトは繁殖のチャンスも出来るわけですから轢かれるよりはマシかなと。

あと、♀しか捕れなかった場合もしっかり育ててあげてください。
すでに交尾済みで卵を産む可能性もありますからね。
まぁ、たくさん捕まえても♀の場合は何匹かは山に返してあげるぐらいのやさしさを忘れないでください。(^^
そうすればまた来年も、そのまた次も楽しめる可能性が生まれます。

カブト拾い

2006年08月11日 | 昆虫 (メインはクワガタです)
昨夜、ちょいと車で買い物に出かけそのまま某山中にある公園に昆虫採集に出かけてきました。

昆虫採集というと網と虫かごをもって木を眺めて回るという印象でしょうが、わたしの場合は道路わきの外灯に集まってくるカブトムシを捕まえに行くというやつです。
昆虫が外灯に集まるというのは知られていると思いますが、飛んできたカブトムシがその街灯に衝突して下に落ちるわけですね。
そこで道路わきを歩きつつ外灯の下を見て回るわけです。

昆虫採集ならぬ「カブト拾い」ですな。
見つかるのは外灯の真下より道路(車道側)に落ちていることが多いです。
見ていると外灯にぶつかって螺旋を描きながら落ちていくというのを何度か見ましたので真下には落ちないようです。

今までの経験から1匹見つけるとその近辺の外灯でもさらに見つかることが多いです。
辺りに外灯が少なく外灯の色も黄色っぽいものより輝く白色の方がいいようであり、また他の外灯より高いものの下がいいようです。
木に囲まれて外灯の光がさえぎられていないというのもポイントのようです。

この日はポイントに着くと早速♀を2匹ゲットしました。
ポイントに着いて1匹見つけると欲が出て他の外灯も探し歩きますわな。
でもたいてい見つからない。
1時間ほど歩いても結局は最初のポイントに戻ったらもう1匹ゲットなんてことも多いです。(^^;
数をこなして的確にポイントを抑えておいて捕獲したら欲張らずに即撤収か新規ポイントの開拓に力を入れるほうがいいようですね。

しかし、カブト拾いの傾向として♂がなかなか見つからないんですなぁ。