左手には崖、右手には迫り来る山肌。
舗装されているとはいえ痛んだアスファルトに覆いかぶさるように錯乱する砂利と木片。
わずかな気の緩みも許されない状況でさらに突き進む。
右に左にハンドルを切りながら林の中を抜けると外灯が!
どうも隣にゴルフ場があるようだ。
その一角を抜け、ナビに目をやるとあと少しで山道を抜けられるようである。
だが、しばらくすると舗装路は途切れ、その先を見ると砂地になっている。
「おいおい」と思いながらアップライトでさらに先を見ると重機が数台!
重機が入れるということは抜けられるということ!
そして砂地をものともせずに突き進みたどり着いた先で見た光景は・・・。
ここは猿の惑星ですか?
あたり一面、砂の山!
どうも採石場に迷い込んじまった。
しかもそこらじゅうが勾配になっている。
だが、ナビを見るとこの先に出口がある。
「迷うな!迷わず進め~!」
人間というやつは追い込まれると馬鹿になるものです。(^^;
ちなみにわたしの愛車は四駆なんかじゃありません。
勾配を下りながら砂地をタイヤが滑る音が誰もいない山中にこだまする。
あと少し・・・。
しかしまたもやそこには信じられないような光景が!
勾配がさらに急になっている・・・。
しかも下った先には採石のための建築物らしきものが・・・。
これは下っていくときにリアでも滑らせたら建築物に激突するぞ。(^^;
どうする?戻るのか?
「目標まであと少し!」
はい、完全に逝っちゃってます。(^^;
ザザー!と砂地を降りていく音がこだまする。
おおー!事務所らしき建物が見えてきた。
しかも重機ではなく普通のワゴンまで見える。
こりゃ見つかりゃ怒られるかなと思いつつ突き進むが、人影はない。
あと100M!
これまでの疲れを忘れたかのように出口を目指して進行する。
あと少しで戻れるんだ~!
なんだとぉー!
目の前に突如現れた鉄の柵。
だがその柵の向こうは見覚えのある道。
車を降りて確かめに行くとチェーンが巻いてあり鍵がかけられている。
疲れがドッと身体に襲い掛かる。
数キロの道を走り続け、やっと見えた希望の光が無残にも絶望の闇へと変わってしまった。
しかし、よく見るとその鍵はダイアル錠・・・。
あ・・・開けたろか。
いやいや、こんな深夜にそれはあまりにも怪しすぎる。
もし見つかって理由を言って解放されたとしてもさすがにまずいだろう。
おいおい、さすがに降りてきた道はもう上がれんやろ。(^^;
このまま朝までここで待つのか?
でもヤバイで。
再び来た道を戻る決心をし、急勾配をタイヤを滑らせながらローギヤで戦車のごとく這い上がっていく。
今考えるとよく登れたものである。
そしてゴルフ場脇まで何とか戻ったときにナビにはない脇道を発見。
「これ、ゴルフ場の整備関係の車が通るための道じゃないか?」
「抜けられるかも!」
迷わず進入し、しばらくするとそこにはあたり一面輝くほど美しく広がる芝生の光景が・・・。
カ・・・カート道でしたか。(^^;
う~ん、隣に広がるグリーンの芝はフェアウェイですね。(^^
って・・・こんなところを車で走っているところを見つかれば何を言われるか・・・。
慌てて引き返し、やむなくまた山中の道を引き返す。
しかし、不思議なことにすでに慣れとともに疲れも伴い恐怖を通り越したのか意外なほど早く戻ることが出来た。
Kei第一小隊、無事帰還いたしました。
しかし、収穫なし!
やっぱり山に来るときはバイクに限りますな。(^^;
舗装されているとはいえ痛んだアスファルトに覆いかぶさるように錯乱する砂利と木片。
わずかな気の緩みも許されない状況でさらに突き進む。
右に左にハンドルを切りながら林の中を抜けると外灯が!
どうも隣にゴルフ場があるようだ。
その一角を抜け、ナビに目をやるとあと少しで山道を抜けられるようである。
だが、しばらくすると舗装路は途切れ、その先を見ると砂地になっている。
「おいおい」と思いながらアップライトでさらに先を見ると重機が数台!
重機が入れるということは抜けられるということ!
そして砂地をものともせずに突き進みたどり着いた先で見た光景は・・・。
ここは猿の惑星ですか?
あたり一面、砂の山!
どうも採石場に迷い込んじまった。
しかもそこらじゅうが勾配になっている。
だが、ナビを見るとこの先に出口がある。
「迷うな!迷わず進め~!」
人間というやつは追い込まれると馬鹿になるものです。(^^;
ちなみにわたしの愛車は四駆なんかじゃありません。
勾配を下りながら砂地をタイヤが滑る音が誰もいない山中にこだまする。
あと少し・・・。
しかしまたもやそこには信じられないような光景が!
勾配がさらに急になっている・・・。
しかも下った先には採石のための建築物らしきものが・・・。
これは下っていくときにリアでも滑らせたら建築物に激突するぞ。(^^;
どうする?戻るのか?
「目標まであと少し!」
はい、完全に逝っちゃってます。(^^;
ザザー!と砂地を降りていく音がこだまする。
おおー!事務所らしき建物が見えてきた。
しかも重機ではなく普通のワゴンまで見える。
こりゃ見つかりゃ怒られるかなと思いつつ突き進むが、人影はない。
あと100M!
これまでの疲れを忘れたかのように出口を目指して進行する。
あと少しで戻れるんだ~!
なんだとぉー!
目の前に突如現れた鉄の柵。
だがその柵の向こうは見覚えのある道。
車を降りて確かめに行くとチェーンが巻いてあり鍵がかけられている。
疲れがドッと身体に襲い掛かる。
数キロの道を走り続け、やっと見えた希望の光が無残にも絶望の闇へと変わってしまった。
しかし、よく見るとその鍵はダイアル錠・・・。
あ・・・開けたろか。
いやいや、こんな深夜にそれはあまりにも怪しすぎる。
もし見つかって理由を言って解放されたとしてもさすがにまずいだろう。
おいおい、さすがに降りてきた道はもう上がれんやろ。(^^;
このまま朝までここで待つのか?
でもヤバイで。
再び来た道を戻る決心をし、急勾配をタイヤを滑らせながらローギヤで戦車のごとく這い上がっていく。
今考えるとよく登れたものである。
そしてゴルフ場脇まで何とか戻ったときにナビにはない脇道を発見。
「これ、ゴルフ場の整備関係の車が通るための道じゃないか?」
「抜けられるかも!」
迷わず進入し、しばらくするとそこにはあたり一面輝くほど美しく広がる芝生の光景が・・・。
カ・・・カート道でしたか。(^^;
う~ん、隣に広がるグリーンの芝はフェアウェイですね。(^^
って・・・こんなところを車で走っているところを見つかれば何を言われるか・・・。
慌てて引き返し、やむなくまた山中の道を引き返す。
しかし、不思議なことにすでに慣れとともに疲れも伴い恐怖を通り越したのか意外なほど早く戻ることが出来た。
Kei第一小隊、無事帰還いたしました。
しかし、収穫なし!
やっぱり山に来るときはバイクに限りますな。(^^;