メンターから教わった成功哲学

資産2億円以上。手取り18万円の介護職からスタートした私が成功するまでのストーリー。

第13話

2023-09-11 07:00:00 | 日記

弁護士事務所では、弁護士の目の前で消費者金融のカードと、クレジットカードにハサミを入れさせられた。もう二度と借金をしないという誓いのようなものだった。私は情けない気持ちになりながらも、二度と借金はしないと心に誓った。<o:p></o:p>

 

当時の正確な借金の金額は覚えていないが、仮に180万円の借金を年利18%で借りると5年で返済したとしても返済総額は270万円になる。仮に7年で返済するとなると返済額は318万円にもなる。今ではそんな計算は当たり前のようできるが、当時の自分はそれが分かっていなかった。師匠に45,000円の指導料を払ったとしても、自分が払い続けたはずの金利を考えるとお釣りが来るほどだった。それほどメンターの指導は的を得たものだった。<o:p></o:p>

 

債務整理をしたことをメンターに報告すると、メンターはこのような言葉を返してくれた。<o:p></o:p>

“ここからが全てのスタートです。人の心は弱い、借金は悪いものだと思いながらも、つい目の前の欲求に負けてしまう。これからNさんは、10年近くローンは組めない、クレジットカードは作れない。つまり欲しいものがあっても、お金を貯めないと買うことができないということです。しかし、それが本来あるべき姿だと思います。”<o:p></o:p>

 

まさにメンターの言う通りだった。私は欲しいものを先に手に入れて幸せになったつもりでいた。しかし、その後の借金を返済しなければいけない。さらに金利の分まで余分に支払わなければならないということまで想像ができなかったのである。そして、メンターの言う通り、あの債務整理が私の本当の人生の始まりだったように感じる。<o:p></o:p>

 

さらに運が良かったことに、私が債務整理を依頼していた弁護士事務所は不祥事をして業務停止命令処分を受けることになった。よって、毎月支払うはずの手数料も払わなくて良くなり、私が毎月決まった額を返済していくということになり、借金は思っていたよりも早く精算することができた。<o:p></o:p>

 

そこから私は成功への道を駆け上っていくが、その道も決して平坦ではなかった。<o:p></o:p>