メンターから教わった成功哲学

資産2億円以上。手取り18万円の介護職からスタートした私が成功するまでのストーリー。

第12話

2023-09-10 07:00:00 | 日記

車を手放してローンから解放された時の喜びは、車を手に入れた時の喜びと変わらないほどに大きかった。むしろ、ローンから解放された喜びの方が大きかったかもしれない。<o:p></o:p>

手元には1円も残らなかったが、毎月数万円の支払いがなくなったというだけで、心が解放されるようだった。<o:p></o:p>

 

しかし、消費者金融から借りている借金と、クレジットカードのリボの支払いは残っていたので生活が苦しいことに変わりはなかった。そのことをメンターに相談した。<o:p></o:p>

 

“まだ借金が残っており、毎月8万円ほどの返済をしています。実際には8万円返済して、融資限度額までまた借りての繰り返しなので、クレジットカードのリボの残金が毎月、数千円程度減っているだけというのが現実です。”<o:p></o:p>

 

それに対して、メンターは<o:p></o:p>

“債務整理をしてください。債務整理が終わったらまた連絡をください”<o:p></o:p>

と返信だった。債務整理、当時はよく「借金の返済額が一部戻ってきます」とテレビC M<o:p></o:p>

をしていたので債務整理という言葉だけは知っていた。<o:p></o:p>

 

私は、次の休みでテレビC Mをしている弁護士事務所に相談に行こうと考えていた。そうしているうちにメンターから連絡が届く。<o:p></o:p>

“債務整理はまだでしょうか。あれから数日が経過しています。本気で借金をどうにかしたいと心の底から思ってください。そうなれば、後回しにせずにすぐに行動をとるはずです”<o:p></o:p>

 

その連絡を見て、すぐに謝罪の返信をしてから私は仕事終わりにそのまま弁護士事務所に行った。弁護士は私の借金の状況を見て、債務整理をしましょうと勧めてきた。私の返済履歴ではおそらく還付金はない。しかし、借金の金利は払わなくて良くなるはずなので、借金を返しやすくなるはずという内容だった。<o:p></o:p>

事実、毎月8万円を支払っていたのが、毎月4万円程度の支払いで良いということになった。しかし、自分では振込することはできずに4万円を毎月、弁護士事務所に振込、代理で返済するというものだった。そこから手数料を数千円取られるという契約だったと記憶している。ただし、10年間はローンも組めないし、クレジットカードも作れない。いわゆるブラックになるということだった。だが、もう二度と借金などしたくない私にとっては、ローンを組む気もなかったし、クレジットカードにも手を出したくなかった。<o:p></o:p>