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遺品整理屋は見た”天国へのお引越しのお手伝い” 孤独死 自殺 遺品整理 不用品 遺言 ・・キーパーズ




先日9月4日に、朝日新聞で「キーパーズ・エンディングノート」が、紹介されました。

「備え」と言う連載の中に、数社のエンディングノートが掲載されたのですが、当社のエンディングノートが無料プレゼントとだという事もあり、翌日から当社本社のFAX回線は、延々に受信し続け5000人近くの希望者から希望のFAXが届いたのです。

まさかそれほどの反響が出るとは・・・・
そこまでは予想していませんでしたので、希望者のFAXの束を見て思わず私は従業員に言いました。

「やばい!そんなにエンディングノートって在庫あったけ?」

「ありませんよ・・」

「うれしいような困ったようなどうしよう?」

「どうしようって言っても送るしかないですよね」

「そうだよな、でもこのFAXはいつまで続くんやろか?」

「ホントですね・・」

「そらそやな・・、でもすぐに増刷の注文せなあかんよな・・」


それから11日経った現在、ペースは落ちましたが、毎日数十人のFAXが届き続けているのです。

”恐るべき朝日新聞の効果”とも、言えますが、ある意味では超高齢化と少子化という社会問題の背景が浮き彫りに出た結果だともいえますね。

それだけ、高齢者と若者との間で意思の疎通が普段から出来ていないという事の裏返しなのですね。

○親の事は気になっているけれど、いまさら改めて聞きにくい。

○改めて、まじめにそんな話をするとかえって親が心配する。

○相続についてや、お金の問題を今聞くと財産を狙っているかのように思われる。

○いきなり葬儀等の話をすると、”早く死ね”と言っているのかと勘違いされる。


このように、普段から話をしていないと家族でありながら、このような話はなかなか切り出せないものです。

だから、エンディングノートが話のきっかけになりやすいのでしょうね。


・・・・・・・・・・


遺品整理の現場ではほとんどの方が、どこに何があるか分からない、連絡をしたくても故人の交友関係が分からない、どんな形で葬儀を行ってほしいのかわからない、通帳が何枚ありどこの銀行を利用していたかもわからない等、解らない事だらけだとおっしゃいます。

何か、少しでも希望などを書いてくれていれば・・・

少々勝手な言い分だとも思いますが、これは双方に歩み寄る勇気が無かった結果なのかも知れませんね。

実は、私はこのエンディングノートを遺族だけのために作成した訳ではないのです。

本当の目的は、このノートをきっかけとして渡す側も渡される側も双方が、いつか訪れる自分の死について一度だけ真面目に考えてほしいという思いがあったからなのです。

そして、その結果途切れかけていた家族や親族間の意思の疎通が必要となり、会話が増えて、孤立しかけている人々が救われるのではないかと思うのです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


しかし・・・・


FAXは、いつまでつつくのやら・・・

このまま、数万人の希望者が来たらどうしよう・・・

無料って言うんじゃなかったかな・・・

せめて送賃だけでも、もらうべきだったか・・・


小心者の私は、そんな事を考えビビっていました・・・


でも、ご安心ください。

もう開き直りました!!やけくそじゃ!!

全ての方にお約束通りプレゼントしますので安心して下さい!

これからもずっと・・・!!!!!


※現在、増刷し急ピッチで発送の準備を行っていますが、一日に処理できる数に限度がありますので、お手元に届くまでに2週間から1カ月近くかかる場合もございます。
時間がかかりましても必ず皆様に発送いたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。

万が一、1カ月以上経ってもお手元に届かない場合は、メールか申込フォームにてご連絡いただければ幸いです。

どうぞご了承くださいませ。

 

メディア情報のご案内。

またまた、緊急ではございますが、明日17日の読売新聞の関東圏、関西圏の夕刊の「クローズアップ」という写真記事(1ぺ―ジ丸々!)で当社の記事が掲載される予定です。是非、ご覧ください!

その後の今月の掲載予定。

9月22日発売、「読売ウイークリー」にて当社記事が掲載予定です。
9月28日発売、「毎日が発見」にて当社記事が掲載されます。
9月30日10月7日UP、Webシニアコミュニケーションの「STAGE」にて2週連続で当社の記事が掲載されます。
9月中の日程未定ですが、朝日新聞の生活欄で再度、キーパーズの遺品整理についての記事が掲載される予定です。

PS:おまけ。

10月18日に、私の著書「おひとりさまでもだいじょうぶ」ポプラ社が、全国で一斉発売予定です。
今回は、特別ゲストでベストセラー作家で東京大学大学院教授の上野千鶴子さんとの対談も収録しています。

また同日に、10:30~12:30武蔵野商工会館4Fホールで「これでおひとりさま大丈夫フォーラム」(家族葬のエンディングプラン主催)で、私がパネラーとしてお話しますのでお近くの方は、是非お越し下さい。
詳しくは後日ご案内しますね。



コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (桜子)
2008-09-17 07:44:41
いつも覗かせて頂いております。
我が家は産経新聞なので掲載されてませんが・・・。
新聞の反響ってすごいですね。
 
>FAXはいつまで続くのやら・・・
>このまま数万人の希望者が来たらどうしよう・・・
>無料って言うんじゃなかったかなぁ・・・
>せめて、送料だけでも・もらうべきだったか・・・
>小心者の私はそんな事を考えビビってしまいます


大変ですね。
予想外の事に経営者の立場も考えてしまいますよね。

でも、キーパーズさんは、世のため、人のためにやっておられる側面もあるように思いますし、その行動には頭が下がります。

大丈夫ですよ。
人のため、世のために頑張ってる方には
必ず 救う神が現れます。
新刊著が 必ず予想以上の売り上げになると思いますよ。

いつも、ありがとうございます。
皆様、お体に気をつけてくださいませ。
応援致しております。
 
 
 
私も (冠婚葬祭森羅万象)
2008-09-17 09:58:59
エンディングノート
隠れたベストセラーに火をつけちゃいましたね!
大変ですね!
私も欲しかったけれどしばらく遠慮しておきますね。
 
 
 
Unknown (サカミチ)
2008-09-17 23:41:24
「やけくそじゃ!!」のところに、
やっぱり、吉田さんは「会社をでかくして儲けてやろう」みたいな社長さんじゃないんだな、って思いました。
メディアにもいろいろ取り上げられて、これからますます忙しくなられるのでしょうね。
是非、その思いをだいじに、ご活躍ください。
陰ながら、応援しております。
 
 
 
嬉しい悲鳴ですね。 (葉桜)
2008-09-18 00:57:40
たくさんの反響があってよかったですね。
個人的な話で恐縮ですが....
昨年末に加入した某生協で、万一の時には、との定型業者の名前に、キーパーズさんの名前を見つけたときにはびっくりしました。
そのせいか、なおのこと応援したくなったりして。
 
 
 
感謝しています。 ()
2008-09-19 08:28:59
私は、以前にお願いして、エンディングノートを頂いています。一冊は自分、もう一冊は50年付き合いが続く親友にプレゼントしました。お互い人生を振りえる良き機会になりました。私は子供が結婚して、お一人様の老後を送りますので、特に今後の事をノートに残しておく必要もあり、あれこれ記入すべきことを考えています。いざとなると何を書き残し、何を省くかを結構整理する必要が出てきました。でもお蔭さまで、残りの人生は社会に還元できる生き方を選択するきっかけになりました。反響が思いがけず、さぞ大変な事と思いますが、きっと何時か、まいた種がいろいろな意味で実る時期が来ることを信じて頑張って下さい。
 
 
 
ありがとうございます。 (kiko)
2008-10-01 07:37:54
エンディングノート届きました。縁起でもないと話を切り出しづらいタイプの両親ですが、キーパーズさんのお仕事にさりげなくふれつつ、今年中には少しは書き込んでもらえるよう努力します。
 
 
 
有り難う御座います ()
2008-10-14 18:57:09
本日、エンディングノートが届きました。
私は43歳ですが、主人と二人暮らしで
お互いの家族とは疎遠で、子供もおりません
そのため、車での事故などで、二人一緒に他界した時など、どうなるんだろうと、いつも頭の隅にありました。

そんな折り、こちらへ来る事があり
エンディングノートを申し込みさせて頂きました
沢山の方からの申し込みを
無料で引き受けて下さる・・
有り難いことです

何か私にもお手伝いできることが有ればと思い
書籍などを買い求めたいと思っております
これからも、どうぞお身体に気をつけて
頑張って下さい

有り難う御座いました。
 
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