ある葬儀社との話・・・・

「仕事は減ったのですが、人が前と同じなんで遊んでいるようなものですよ。」
「何かさせることは無いでしょうか？」

葬儀屋の部長さんが仰いました。

「葬儀社なんですから、他の仕事をさせる訳にはいかないでしょう！葬儀の仕事を増やすしかないでしょう！」

「なかなか厳しくて、新規に参入してくる葬儀社も増えていて・・・・」

私は、専門家では無いので偉そうな事は言えませんが、「部長が葬儀を増やせないんだったら、人を削減されるしか無いのではないでしょうか？」とお話しました。

仕事が減っている状況では、従業員にいくら頑張れと言ってもマイナスの空気が流れているので、殆んどの人は頑張れないと思うのです。
やる気も緊張感も無く、危機感も感じなくなっている状況では、殆んどの人間はそのモードから抜け出しにくくなるものです。

上司の役目は、マイナスの流れをプラスの流れに変えることではないでしょうか？
危機感を持つと人間は二つに分かれます、頑張る人と諦める人です。
声を上げる事には勇気が必要ですがそこは上司の腕の見せ所でしょうね！

プラスの流れになれば、自然に人間は元気を取り戻します、会社全体に笑みがうまれ全体が前進しだすと思うのです。

そのための決断や率先した行動を部長さんが自らの考えを持って行わないと変化は生まれません。

「判っているんだけど・・・」

殆んどの方は、そう言いますが開き直って実行する事が出来なければ、上司を降りるしかないでしょうね。


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偉そうな事を言っていますが、私もまさにその問題と戦っているのです。

まだまだ認知度の薄い、この遺品整理サービスは決して順風満帆では有りません。

当社の仕事は、世間から見ても良い仕事と評価されることが多いのですが、その理想を掲げて、ビジネスを伴わす事は”大変な事だなぁ”と痛感しています。

遺品整理業者も今後は、もっと増加してくるでしょうが本物になれるのはこれからが勝負だと考えます、気を引き締めて頑張っていきます。


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そうそう！

その葬儀社の部長さんは、５月会社を辞められました。
その後お電話で、当社に勤めたいと仰ってくださいましたが丁重にお断りさせて頂きました。

いい人なんですがね・・・・・。