だから発送電分離だっちゅ～の

節電節電ってあまりにうるさいので、節電自体にはやぶさかではない、公共施設が薄暗いのも「東京もようやくグローバルスタンダードだねぇ～」と満足なれど、じゃぁ「普通の商店で在庫切れ起したときってどうなるんだろう？」と、ザ・天邪鬼なあたしが頭をもたげる。チェーン店であれば、近隣の店舗の在庫をチェックして取り寄せてもらえるだろう。まったくの在庫切れなら、仕方なく別の店で似たようなものを買うってことになるのだろう。が、電気だけはそ～ゆ～わけにはいかない仕組み。く、悔しい・・・

今までは特段不都合は感じなかったけど、よぉ～く考えるとやっぱりおかしい。独占販売が許されている市場があり、コストプラスで値段を決められる会社の役員が、厳しい競争原理にさらされて頑張っている会社の役員よりも高給取りってのも、感情論だけど「そりゃ、まずいだろぉ～」って気がする。しかも、電力会社は自分たちの独占を揺るがしかねない会社には投資して、生かさぬように殺さぬようにしているって話を小耳にはさんだりすると、「オール電化」のライフスタイルを是とした我が家は騙されたような気にもなる。さらに悔しい・・・

が、うたい文句にころりと騙されたいたいけな消費者(?)は、ガスで発電をと思った人も同様で、彼らも実はかなり巧妙に騙されている。たとえば、東京ガスの家庭用燃料電池のエネファームっていう、ガス中の水素と酸素を反応させて発電する、原発なんかより圧倒的にエコなシステムは、東京電力が停電すると発電できなくなるという。技術的には外部電力（東電の電気）が途絶してもガスさえ供給されていれば発電できるシステムなのに、法律上の制約で電力会社の電気が止まると自家発電装置も止まるような設計にせざるをえなくなっているという。

んなあほな・・・

まずは、そういう愚かなシステムをまともなシステムに変えてから、15%の節電のお願いしてよね。お客に「大停電よりましでしょ」と、しなくても済む苦労や不便をさせるだけさせておいて、「だったら原発でいいわ」というのを待つ戦法はアホではなくて姑息だけどさ(苦笑)。法律を作る国会議員がアホだと、こんなふうに国民が馬鹿を見るといういい例だと思う。そういえば、自民党の石原伸晃議員が「脱原発は集団ヒステリー」だとのたまわったとか、国民の意見を代表するのが自分の仕事って思ってないって言ってるわけで、ったくいけすかない親子だわ。

だから、まずは、発送電分離ざんす！こうなったら、菅首相退陣するなら解散して、「脱原発・発送電分離選挙」やってほしいよぉ～、うちだって国民投票じゃぁ～、と二日続きの支離滅裂kebaでありんす。明日の仕事の内容が超テクニカルで、読んでも読んでもわからぁ～ん（泣）状態ゆえ、ご容赦を。

さて、東京メトロのマナーポスター。4月は猫、5月は犬と続き（弊ブログではこちら）、今月バージョンはこうなってました。プルプルってされて飛び散る雨に、どうか放射性物質なぞ含まれてませんよ～に。。。。