昨日はお天気が良かったので、小石川植物園(正式名称は、国立大学法人東京大学大学院理学系研究科附属植物園っていうらしい)まで散歩。去年の7月に散歩した時には入れなくて残念だったところ。
ホームページで開園していることを確認して出かけた。ただし、重要文化財になっている旧東京医学校本館現総合研究博物館小石川分館(これまた長っ)は、今年1月から臨時休館で残念。
帝大の下水(苦笑)、マンホールの蓋って寿命が長いのね〜
本館の写真を撮ろうとスマホを構えたら働く車が横切った
本館とおじさん、最近出番が増えた(笑)
まずはメンデルのブドウ
メンデルが遺伝の実験に用いた由緒ある(笑)ブドウの分株で、第2代園長が1913年にメンデルが在職したチェコのケーニギン修道院を訪ねて、旧実験園に残っていたブドウの分譲をお願いしたところ翌年送られてきたものなんだと。日本に来てからだけでも110年近くたってるって、すごい。
ニュートンのリンゴの木
ニュートンはりんごが木から落ちるのを見て万有引力の法則を発見したというのは有名な話で、そのりんごの木は接木で世界中の科学に関係ある施設に分譲されているらしい。そういえば横浜の理化学研究所で見たことがある。小石川植物園のは、1964年に当時の英国物理学研究所所長が日本学士院長に贈ったものを接木したものだそうな。
昔のエントリーに、海外から頂戴した由緒正しい樹木の関係を書いてる部分があるので貼っつけておきましょう。
ここから国内のいろんな場所に広がっていったんだ〜と思うと感慨深い。さすが日本最古の植物園、近代植物学の発祥の地である。1684年に徳川幕府が設けた小石川薬園から計算すると330年以上の歴史。貧困者のための江戸幕府幕府が作った施療所小石川養生所の井戸が残されていたり、青木昆陽の進言で1735年に飢饉の時の食料としてのさつまいもの栽培を試み成功したのもここで、その記念碑も立てられている。学術会議の委員の任命に私利私欲を挟む今の政治家とどっちが封建的なんだろう?
明日はもうちょっと先までご案内致しやす。本日はこれにて。
小石川養生所とは赤ひげ先生が活躍した あの小石川養生所ですよね。
と赤ひげを頭に描きつつ綴っていますが 頭の中の赤ひげは
三船敏郎です。
くりまんじゅうさまのコメントみてちょっとググってみたら、なんと10月からNHKで船越英一郎主演で「赤ひげ3」というのが始まるらしいですよ。
調べてみたら、なんと1972年のテレビドラマ。
私も齢を取ったもんです。
小石川と言えば私も小石川養生所です。
赤ひげの印象は強烈!!
小石川といえば小石川養生所なんですね、それほど印象深いドラマだったんですね〜