残念な結果

昨日、乾物の棚を漁って出てきた、パンケーキミックスを卵と豆乳で溶いて、蜂蜜で味付けして焼いてみた。膨らみすぎて残念な状態になってしまったものの、ほんのり蜂蜜の香りのするお菓子に出来上がり、シリコンの型がいかに扱いやすいかを実感できて満足。この猫型を生かすためには、鈴カステラのような表面にしないとなぁ～と、口に放りこみながら思ったのでありました。

残念といえば、昨日の嘘みたいな本当の体験。仕事が終わって帰宅するまでに池袋に用事があったので、新橋から山手線に乗った。帰宅ラッシュ前の時間帯だったので、あたしは東京駅で座ることができた。上野あたりであたしの隣の席が２つ空いて、体格のいい40代くらいの男性が二人乗ってきた。車にひかれた女の子を見て見ないふりする国の人二人。座席から胴体を半分くらいはみ出して高校生みたいな座り方して、何事かまくしたててしゃべっていた。

次の駅で小柄なおばあさんが乗ってきて彼らの目の前に立った瞬間、驚いたことに二人ともいきなりタヌキ寝入り。も～、そりゃぁ見事な変身ぶりであった。小柄なおばあさん一生懸命手を伸ばして吊革につかまっているので、こりゃ危ないぞと思い席を譲った。その瞬間、彼ら目を覚まし各々携帯電話を取り出した。そのうち電話がかかってきて、かの国の言葉でおしゃべり。

驚くやらあきれるやら。

席を譲りたくない時にタヌキ寝入り、そりゃだれだって経験はある。昨今年寄りのほうが元気な我が国、働き盛りのほうが疲れておる。だから彼らは、日本人の態度をパクったんだと思う。しかしなぁ、いきなり目を覚まして携帯電話で話をするっていうのは、ちょっとあんまりだと思うぜ。降りる1つ前あたりの駅に着いた頃目を覚まし（たふりをする）、乗り過ごすことなく降りて行くワザまで盗まなきゃ（苦笑）。都合のいいところだけまねして、しかもまねがへたくそ、電車で携帯電話の使用はNGっていう常識・ルールは守らない、ニュースで見聞きするあの国の人達に共通する「残念な国民性」を目の当たりにした感じで、ほえ～。人のふりみてわがふり直します。