さぽーと・けあぺん(就労継続支援B型事業所 兵庫県丹波篠山市)

地域の方々と関わりながら、障がい者の方々と一緒に働き事業所を楽しみながら育てて行く日々のお話しブログです。

付き合う

2022-02-24 21:21:16 | 障がい者、介護

今朝もうっすらと凍ってる道路に雪が積もってました。(T-T)
今年は、本当に雪の日が多い。
今日も時々雪が降りお弁当販売の時間もメンバーさんの皆さんに申し訳ない1日でした。
ごめんなさい。(T-T)
今日は、ご近所で現場作業をされている方々から前日よりご予約をいただきました。
寒い中での外作業に関われているお客さまの皆さま今日もお疲れ様でした。
地域の方々、お仕事の合間にお立ち寄りくださいましたお客さま
沢山のトラックドライバーさんの皆さま今日も本当にありがとうございました。
今日は、半分以上のお弁当が売れました。
全てのお客さま本当にありがとうございました。
残ったお弁当をご購入くださいましたメンバーさんもいつもごめんなさい。
ありがとうございました。

先日、弟の聴覚障がいの診断書が必要で一緒に病院に行きました。
病院の先生は、とても優しくて患者さんに寄り添ってくださっている事が
すぐに伝わってきてお会い出来て本当に良かったと思いました。r
両耳が聞こえない弟の検査は、内容の説明も含めると看護師さんもそして本人も
すごく大変だったと思います。
先生は、スタッフの皆さまお世話になりました。ありがとうございました。
弟に私からスマホのマイク機能を使って細かい説明を伝えました。
そのときに少しだけ弟の耳の状態を知る機会がありました。
弟の今までまだ少し聞こえているかなと思っていた耳も実はかなり悪くなっている事がわかりました。
補聴器があるから大丈夫だと思い込んでました。
自分自身の声を拾えても人の言葉を正確に拾えていなかったようです。
でも弟なりに相手の雰囲気や勘で理解をしていたんですね。
細かい内容や具体的な話は、いつも筆談やスマホのマイク機能でしていました。
話ながらの筆談もお互いに慣れてきたのですが、これは慣れるまで本当に大変でした。
弟は、これまで自分は障がい者だからとか、両耳が聞こえないからと
ひがんだり、嘆いたり、それを言い訳にしたことはありませんでした。
彼なりに自分自身のハンデイとうまく付き合いながら過ごすための術を探って来たのだと思います。
一緒にマクドナルドに行った時に(一緒の時は、弟に任せて横で見守りしてます。)
弟が一方的に注文が出来ても
店員さんの細かい確認を聞き取れずそれでも適当な返事でうなずいたりするので
セットでなく単品で金額的に高くなり、側で見守りしていた私が慌てて訂正をお願いした事もありました。
弟は、こんな状況を音も声も聞こえない世界で何度も何度も経験して乗り越えてたくましくやって来たんだと思うと
仲はあんまり良くないけど(笑)本当に凄いなあと尊敬しています。
人は、誰でも病気だったり、障がいなどのハンデイや人からは見えない心の傷とか悩み事とか
なにかしら持って生きていると思います。
それは、とても辛くて苦しくて誰にもわからない大変さだと思います。
自分自身の辛さは、人が自分自身になることはありえないので人にはわからないと思います。
辛い、悲しいと思い続けて苦しむより、それも自分自身のひとつなんだと思い
自分自身が抱えるハンデイと上手く付き合いながら
支えてくれる家族や周りの人と過ごされることで辛い悲しい思いが少しでも薄れたら
それは、またひとつの前進なのかもしれないですね。