さぽーと・けあぺん(就労継続支援B型事業所 兵庫県丹波篠山市)

地域の方々と関わりながら、障がい者の方々と一緒に働き事業所を楽しみながら育てて行く日々のお話しブログです。

家族

2021-04-21 22:19:49 | 障がい者、介護

今日は、1日中雲ひとつない晴天でした。
お弁当販売は、沢山のご予約をくださいましたお客さま、
地域の方々、お仕事の合間に来てくださいましたお客さま
ご夫婦でお立ち寄りくださいましたお客さまのおかげで
完売まで残りひとつでした。
タケノコご飯のお弁当は、早くに完売することが出来ました。
今日も頑張ってくださいました利用者さん達、スタッフさん
そしてお立ち寄りくださいましたお客さまの皆さま
本当にありがとうございました。
明日も丹波篠山市山田産の美味しいお米で山田で採れたタケノコで
タケノコご飯のお弁当も販売します。
良かったらお立ち寄りくださいね。

2年前の今日の事を思い出していました。
最初で最後になってしまった母と家族全員で箕面に旅行をした日。
余命を宣告され退院したその足で思い切って行きました。
箕面の滝まで道のりを家族で交替しながら車イスを押した事を今でも鮮明に覚えています。
弟と長い時間過ごし同じ部屋で寝たのも子どもの頃以来でした。
弟は、マイペースで持病の関係で夜中に何度もトイレに行くので全員眠れず。
弟の日頃の行動もよくわからず、正直何十年も会話すらしていない間柄。
ほとんど他人同然でした。
母亡き後、弟とほんまに一緒に暮らせるかなあと不安になりました。
喧嘩もしたし色々ありましたが、同じ家に住んでるといつの間にか家族になってました。
同じ場所で生活していると、名前とか血の繋がりとか歩んできた人生とか関係ないんだなあと思いました。
お互いが支え合って一緒に過ごしているだけですでに充分家族なんだと。
グループホームでもきっと同じ事が言えるように思います。
自分が世話人をしていたグループホームのメンバーさん達も
いつの間にか支え合って思い遣りも芽生えて家族になられてたなあと思い出してました。
家族に色んな形があって当たり前。
誰もがみんなそれぞれ違うのだから。