さぽーと・けあぺん(就労継続支援B型事業所 兵庫県丹波篠山市)

地域の方々と関わりながら、障がい者の方々と一緒に働き事業所を楽しみながら育てて行く日々のお話しブログです。

毎日、世話人さん?

2019-08-11 08:34:43 | 障がい者、介護


篠山の名産、ご近所さん黒豆がすくすくと成長しています。
毎日、暑い中草刈り、草抜きなど大変な作業を頑張られています。
台風の影響がないことを心から祈ります。

おとうととの生活も1週間過ぎました。
母の病院通いプラス大人4人の事をするのは、本当にハードでした。
座る時間もない。
ご飯作りやっと終わっても、お姉ちゃんご馳走さま!と早食いのおとうとがお皿を下げに来ます。
グループホームの世話人をしてきましたが、
職場では、いつも心優しい気遣いのあるスタッフさん達がフォローしてくれていたので
何とかやって来れましたが。
毎日、世話人さんやってるような気分です。

生活習慣が違っている中、たまに私の息子に愚痴を言っているようですが、
本当によく我慢してくれています。
一緒の生活を始めて3日間ほど、おとうとのすること全てが気になり
注意や注文を細かく筆談で伝える自分がまるでシンデレラに出てくる意地悪な継母のようで
正直悩み、精神的にしんどくなりました。
言われて私達の生活に合わせようと努力するおとうとは、
楽しみの大阪にも行けず、逃げ場もなく
もっとしんどくなっていたに違いないでしょう。
職場では、してはいけないとわかっていた利用者さんへの押し付けを
身内だからとついつい忘れてしていたと思います。
それに気がつき、おとうとに申し訳なかったです。

障がいのある人のご家族の大変さは、想像していましたが、
お気持ちは、同じ立場になり今回初めてわかりました。
むかし、障がいのある小さな子どもさんを道ずれに死のうとされたお話しを
アセスメントで聞いた事を思いだしました。
その方は、回りの力を借りてちゃんと前向きに進まれています。
私もおとうとのこれからを思うと正直途方にくれます。
もっと早めに両親がおとうとの障がいに気づき、将来の為の段取りをしていてくれたならと思う事も。
私が亡き後の事を遅い位ですが考えてしまいます。
進むしかないですね。