「出張は作るもの」ってセンパイから教わりました。
って書くと遊ぶために無駄な出張つくる、と言う事のように受け取られますが、そうでない事にようやく気がつき始めました。
打ち合わせでもそうですが、お互い「必要だ」と思って行うような打ち合わせの他に相手が希望以上の結果が得られるような物もあるのかな、と。
言い換えると自分と相手の「思い」の差から、出張が相手から請われて行くpull型と、自分から押し掛けるpush型と区別できるのだと思い始めました。
今回のは、多分push型。こちらから「勉強会」やりませんかと持ちかけて実現したので。
自分の独りよがりかも知れないけど、勉強会(都合４回も実施！)終わった後の参加者の表情が、「あ、日頃の課題、こうだったんだ」という明らかに納得感のある表情に変わったとき、講師としてはうれしい一瞬でした。
マーケティングでも同じかも知れませんよね。消費者が求めるpull型でなく消費者自らが気がついていないニーズを掘り当てるpush型の醍醐味、というのか。
行きは東京駅でで
「1000号はっこう弁當」
を購入。
ポッドキャストでこのプロデュースされていた「小林しのぶ」さんが紹介しているのをたまたま前日聞いたので、東京駅で探して買ってしまいました。
確かに弁当っていろいろな種類の物が入っているので、小林さんが言うように酒の肴とみたとき非常に優秀ですよね。
仕事前なのでビールでなくお茶でしたが、内容も充実していていい弁当でした。
仕事のあと、同行の方が広島でのお知り合いと飲むと言うので押し掛けて
アンデルセンキッチンへ。
ビッフェ形式のレストランなのですが、この値段で飲み放題・食べ放題。味も非常に満足。芸能人が広島公演のあとに足を伸ばす事があると聞いても、不思議な感じは全くしないおいしい料理でした。
デザートもしっかりいただくとさすがに腹がきつうこざいます。
「折角なので観光も」と言ったって、最後の勉強会終わった後はすぐに新幹線で帰る事にしていたので、
出勤前原爆ドームまで散歩してみました。
八丁堀の近くのホテル-広島城-紙屋町-旧市民球場-ドームと。出勤先まで含めると4kmばかし散歩した勘定でしょうか。
解説板に昭和１５年頃の付近の地図というのがありましたが、一瞬でこの方々の生活が消えてしまったと思うと
戦争のむごさを感じずにいられません。
push型と言っていた勉強会、じつはこちらも非常に刺激を受けました。
現場でも非常に種が落ちているんだなぁと感じた２日間でした。
自分では相手にも私にもプラスになったんではないかと自負しています。
