STAY GREEN ~未熟な旅はとまらない~

2010年はJ1復帰元年! 
共闘スタイルで上位を目指しましょう!  

高桑大二朗選手、お疲れ様でした。

2009-12-02 22:04:44 | サッカー
引退ネタをもうひとつ。

4対0で快勝した徳島戦のあと、
個人的に忘れらない選手の引退セレモニーが行われました。

2003年から2006年までベガルタの守護神だった高桑大二朗選手です。

高桑選手の存在を知ったのは、2000年。
鹿島アントラーズが初の三冠を取った時のゴールキーパーとしてでした。
ただ、当時は自分もまだサッカーにハマっていたわけではなく、せいぜい名前ぐらいを覚えてる程度でしたが。

時は流れて、2002年のJ1リーグ最終戦。
対戦相手は東京ヴェルディでした。
報道などで、高桑選手がベガルタに移籍するのでは?と伝えられていたこともあり、試合後はアウェーにも関わらず「高桑コール」をしたっけ。

ちなみに、ベガルタの初のJ1開幕戦となった2002年の第1節の相手も同じ東京ヴェルディで、その時ヴェルディのゴールを守っていたのは高桑選手でした。
なにか運命的なものを感じましたよ。

2003年にベガルタに移籍してきてくれた高桑選手は守護神として4年間、活躍してくれました。

その4年間で、おそらく一生忘れることはないと思う試合が、2006年、国立競技場での東京ヴェルディ戦。
2度PKを止めたもの、いずれも取り消しの判定を下され、結局3回目に決められたあのシーン。いまでも脳裏に焼きついてます。

そしてリベンジを期して臨んだ第3クール、ホームでの東京ヴェルディ戦。
まさかの失点を食らってからは、残念ながら出番がなくなってしまいました。

……振り返るだけで思わず泣けてきそうです。



考えてみれば2003年の降格から始まり、ベガルタは毎年監督を代え、選手を入れ替え、戦術も転換した結果、毎年毎年昇格を逃してきました。
その混迷期をベガルタの選手として戦ってくれたんですよね。
きっと自分なんかが分からないところで、ベテランとしてチームを支えてくれたんだと思います。
たくさん苦労させてしまってすみません。

試合後のスタジアムを1周する際の丁寧な姿勢など、その真面目な人柄も魅力的で本当に大好きな選手でした。




高桑選手、プレーヤー生活18年、長い間お疲れ様でした。
いつか仙台に戻ってきてくれるのを心待ちにしています。
ありがとうございました!