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2008年J2第30節ベガルタ仙台対サンフレッチェ広島@ユアスタ決戦雑感

2008-08-11 20:11:24 | ベガルタ仙台
画像はコンコースに吊してあったベガルタの七夕飾りです。
久しぶりにコンコースは多くの人で混雑していました。


今期最高の観客18500人近くを集めた、昨日のサンフレッチェ広島戦は1対1の引き分けでした。
仙台はこれで5戦連続のドロー。
なかなか勝ちきれないですね。


初めて今年の広島のサッカーを生でみましたが、首位を走るのも納得です。
トラップやドリブル、クロスの精度など、どれをとってもすばらしい技術で、個人の力はベガルタより上でした。

また組織的な動きもよく統一されていて、ワンタッチでパスはつながるし、常に何人もの選手が動いているためマークにつきづらく、仮にラインを高くあげようとすると寿人が素早く裏に抜ける動きをみせるなど、体力が落ちること以外、穴は見あたらない感じでした。

先制点は広島の佐藤寿人のゴール。
現地ではディフェンスがスルーしたように見えたんですが、実際には柏木が直前で寿人にパスしてたんですね。寿人らしい一瞬の反応で決めたすばらしいゴールでした。


とはいえ、すばらしいゴールはうちも負けていません。

失点からそんなに時間もたたないうちに、ナジソンのヘディングのこぼれ球を強烈な弾道で叩きこんだ菅井のゴール!

決めたシュートといい、その後の冷静なガッツポーズといい、めちゃめちゃ格好よかった!
復帰戦で決めるあたりも役者ですね~。

ユアスタでのゴールのなかでも久しぶりに鳥肌が立ちました。


スタジアムの熱気も寿人に見せつけんばかりに最高潮!やっぱりユアスタは最高ですよ!

サポーターの後押しに乗ってベガルタもかなり攻めましたが、広島も引き分け狙いに切り替えたのか、守りを固めて応戦。試合はこのままタイムアップでしたが、見応えのある試合でした。


注目のナジソンはスタメンで起用され、味方を生かすようなパスを出したりするものの、なかなかシュートチャンスにいけませんでしたね。これからの連携強化に期待です。


斉藤さんも非常に無難なプレーだったと思います。いきなりの3ボランチだったわけですが、直樹や富田と連動して必死に守備してくれました。脚を負傷して交代しましたが、たいしたことはなさそうで安心しました。


オカもいきなり復帰してくれて、気持ちの入ったプレーを見せてくれました。セットプレーでも必死にヘディングしてましたし。ただこの試合でイエローカードをもらってしまったために、次節のダービーは出場停止。ちょっと痛いですね。


見所満載だったこの試合。同点以降は勝てるかななんて思えたりもしたので、正直勝ちたいところでしたが、強い広島相手にドローということで、いたしかたなしってとこでしょうか。

ただし、これで次のダービーは必勝しかありえません。
これ以上勝ち点差を離されないためにも、広島戦以上の緊張感で山形戦に臨んでくれるのを期待します。








最後に、寿人について。試合後のコメントがとても寿人らしくて、思わず涙が出そうになりました。


ピッチ内アップの際、寿人が先頭で入ってきましたが、そのときはどんな気持ちだったのか。


プレー中にブーイングされたときはどんな気分だったのか。


いろいろ気になりますが、ただひとつ思うのは、寿人は広島のために一生懸命戦う選手ですが、いっぽうでベガルタへの愛も未だに持っていてくれているんだな~ということ。
寿人が言うように、広島と仙台で昇格できればいいなと、私も素直に思います。


ユアスタでの対決は昨日で終わりました。
次のユアスタでの戦いはぜひJ1でやりましょう!