上総のRobin

Robinの写真日記

盛夏・北の鉄路(その5)富良野線・北海道のへそを走る

2017年08月27日 | 鉄道写真


富良野線 美瑛-美馬牛  ジャガイモ畑の向こうをのろっこ号が行く。最も美瑛らしい鉄道風景だと思う。

札沼線を後に富良野を目指しました。
赤平、芦別、空知炭田のかつての北端を上り、富良野盆地へ下る。
富良野は外国からの来訪者にも人気が高く、ラベンダーの花時は過ぎておりましたが、町に活気が感じられます。
富良野は北海道のへそ(真ん中)。へそ祭りという夏祭りが開催されていました。
美瑛の丘は20年ほど前に家族で訪れて以来ですが、見上げれば空へ続くような火砕流台地のうねりをそのまま農地に開墾した景色は魅力です。
前田真三氏が見出したこの丘の風景は、誰の心にも響くものがあります。イングランド郊外のような風景のようで、また違う。
そしてその丘を縫って走る富良野線を何とか捉えたい。できたら丘の風景も撮りたい。これが本音です。
今回、案内いただいた美瑛-美馬牛間は最も美瑛らしいロケーションかと思います。



根室本線 茂尻駅近傍の渡線橋から
赤平から芦別にかけてはかつての空知炭田の北端で、かつての賑わいの跡がそこかしこに見られます。

私はかつて石炭搬出のための広いヤードを渡るこの橋に関心を持ちました。
この橋の向こうには炭住街があったのでしょうか。床は木で、橋梁は立派なトラス橋です。


富良野駅で フラノラベンダーエクスプレス ど派手ですが、絵はなかなか良いと思いました


根室本線  布部-山部間 花盛りのそば畑が広がり、畦道にはレースフラワーのようなせり科の花が咲いていた。



噴煙を上げる十勝岳を望む 火山好きにはたまらない景色。三浦綾子の”泥流地帯”を思い出す。
振り返るとこの記事の先頭ののろっこ号の景色である。


丘に続く道を独り歩けば心に~ ♪


流れる雲を追いかけて~♪ お弁当を持って、のんびり歩いてみたい


石北本線 白滝-丸瀬布
美瑛を発ち、道東方面へ向かう。うかつにも後ろの座席でうたた寝をしてしまう。
気が付けば夕暮れに。白滝発祥の地、特急大雪がやってきた。



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