上総のRobin

Robinの写真日記

さあ 上総は春本番-2009年3月20日

2009年03月20日 | 写真

球春というのがあって、鉄道趣味にも「鉄春」というのがあるとすると、今、でしょうか?

もう、寒くありません。3月のはじめに裏庭の植え込みの落葉をどけておくと、カタクリが葉を広げ、そして今日咲いていました。気がつくと、硬い蕾の辛夷がいつの間にか陽光に白い花を輝かせていました。 

靖国で桜が開花したよ。友人からメールをもらった3月18日、「いすみ鉄道フォトコンテスト」の表彰式へ出席してきました。ありがたいことに、昨年の春風景が最優秀賞に選ばれました。小さな地元のコンテストですが、いすみ鉄道ゴーイングコンサーンに少しでもお役にたてれば良いなと思う次第です。しっかりとプロの目で選評をつけてくださっていました。
そもそも観光写真展の性格の企画には私の作風は向かないと思いますが、それをご理解いただけたことは、うれしい限りです。 昨年より応募数も増え、全体グレードが上がっているなと思います。出品作品を拝見しましたが、地元の写真愛好家の皆さんの夷隅の風土への慈愛を感じます。【入選作 ⇒ 「春爛漫」へ

表彰式の行き帰りに、すっかり春景色の上総ローカル沿線を楽しみながら行ってまいりました。  さあ、桜も咲きます。是非、皆さんも上総ローカル線を楽しみに来てください!スローな景色は皆さんの写真心の琴線に触れること間違いなしです。

<小湊鐵道>

_dsc0604d 小湊鐵道 上総大久保で。今年は菜の花が沢山咲いて、桜が咲くと多くの方が撮影に来られて賑わうでしょうね。 

鹿島鉄道の廃止、JRの旧国鉄型汽動車の終焉を向かえ、人気急上昇の小湊鐵道ですが、車でいらっしゃる方はくれぐれも「追っかけ」や線路端駐車はなさらないようにお願いします。 地元や鉄道会社の皆さんとの信頼関係は大事です。

  

      

                                         

                                       

<いすみ鉄道>                                    

_dsc0676d2いすみ鉄道 西畑-上総中野

今年の菜の花はここが白眉か・・・。撮るの難しいです。

 

昨年の作品 ⇒ <上総の花道2008>

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海を渡る電柱-2009年3月16日

2009年03月16日 | まち歩き

以前から気になっていた所をもうひとつ。

電柱が海の中に点々と・・・?! 不思議な景色を見にいってきました。場所は木更津の金田海岸。小櫃川の河口の干潟地帯にあります。一帯は潮干狩場なんですが、聞くところによると、貝泥棒と言いますか、違法な採取があとを絶たないので、干潟の沖に監視小屋が建てられていて、そこに電気を供給するために、電柱は立っているようです。「へ~っ」と感心しましたが、わかってしまうと、「なんだ」となってしまいます。しかし、この奇妙な景色は私的には結構楽しめました。どうも私は、レールのある景色、電柱が点々と続く景色、煙突のある景色やそして火山が煙を上げる様(つまり狼煙の上がるような・・・もの?)、そんなものに小さい頃から魅かれるようです。何故か?それは分かりません(笑)

高速アクアラインの金田ICから程なく行けます。近くにはホテル三日月の大きな温泉もあります。(南は自衛隊の駐屯地です)

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小江戸・佐原-2009年3月15日

2009年03月16日 | まち歩き

最近、夫婦でいろんな町へ出かけて見ています。

先週は「小江戸」と呼ばれる町のひとつ千葉県の水郷「佐原」へ出かけてきました。小野川沿いを中心に蔵造りの古い屋並が残っています。現在は重要な建造物として積極的に保存しているようです。蔵の中を改装してモダンな店になっているものも多いです。特に、洒落たレストランやコーヒーショップなどは大いに細君を喜ばせます。町歩きには寛ぎの場所は不可欠ですからね。

出かけたのは3月8日でしたが、おりから冷たい雨が降り出してしまいましたが、傘をさしながらいろんなお店に立ち寄るので、あまり苦にはなりませんでした。

Dsc_5384c JR佐原駅。suicaが使えない!「3月14日から使えるようになるんですけど・・・」駅の方は低姿勢でした。(なんとKIOSKはsuicaが使える)古い屋並は駅から10分ほど歩きます。

Dsc_5421d  柳並木の川沿いに「蔵の街」が続きます。佐原の散策は、まず、小野川の忠敬橋を中心に東西南北を歩くと良いと思います。

Dsc_5447d_2 ここはフランス料理のレストラン。「夢時庵」 大変人気のあるお店で、休日のランチは、予約をしておく必要があります。

Dsc_5401c 私たちは和食にしました。忠敬橋そばの「千よ福」。春の食材のお弁当を。もちろん「昼から一杯」これが休日の楽しみです。大きな蔵を改装したお店はセンスの良い、落ち着いた造りでした。

Dsc_5429cカフェ「しえと」八坂神社の手前。商家を改造した喫茶店で、格子戸と質素な看板で見過ごしてしまいそう。中庭?を挟んで古い蔵があります。かなり寛げます。コーヒーも美味しいです。

Dsc_5451d食べて飲んでいるばかりではありません。日本の実測図を作った伊能忠敬の旧宅など、見ながらお菓子屋や、造り酒屋を覗きながら、。(やっぱり食べ物屋が面白いですよね~)駅までふらふらと。

江戸時代、利根川の水運で栄えた水郷の町はなかなか興味深い町でした。倉敷より面白いかな・・・、という感想です。次回は暖かい、晴れた日、特に骨董市の日を選んで出かけようと思います。