2月14日の午後のこと。留守番をさぼって、蘇我駅で汽車を見物して帰ってきたところに、従姉妹がやって来て、「三時過ぎに神社で餅投げをするから来ない?」と言う。 餅投げ・・・?
鎮守の神様のお社を建て直すことになり、今日は奉鎮祭。つまり棟上の日だそうです。(神事はよくわからないのですが・・・)餅投げとは、神様への御礼のあとに餅をまくイベントなのです。記憶では、小学校に上がる前、東京の実家の近くの地主さんの家の棟上式で、その餅投げを見た記憶があります。たしか大人達の中に混じっていたのですが、何もとれずに帰ってきたという覚えがあります。みんな狂乱した姿が・・・。 「うん、後でいきます。」と答える。
「餅投げ」というもの、Wikipediaで探してみると・・・、餅まきとも言うようです。 そうそう、お金やお菓子もまいちゃうんです。 因みに、"教えて!goo"に「上棟後の餅投げは全国的?」というのがありました。何々・・・上総地方では結構盛んで、「最後に「鏡餅」を投げます。この奪い合いはなかなか見ものです。」というアンサーがある。 カメラをぶら下げて見にいきました。
昔は憧れのお姉さんだった従姉妹と神事を見学。いよいよ餅投げです。辺りを見回すと、実に沢山の人が集まっております。大人も子供も袋を持っているではありませんか。前日、氏子一同が搗いた餅をまきます。その数3000個、わーわー、きゃあきゃあ、騒然と。お金もまかれ、お菓子も投げられ・・・。これは面白い、と写真を撮っている自分に、ファインダー越しに餅が飛んできて、頭にごつん☆。(いただきました~ 痛・・) そして、最後に上総名物?鏡餅が・・・。さすがに、「注意してください!お子さんは下がって~」 重量級フリスビーといった円盤状のお鏡が投げ下ろされ、男連中はちょっとした取り合いに。縁起物ですからね~。
餅投げの儀はあっと言う間に終わりました。ぞろぞろと帰る人々、多く拾えた人は少ない人に分けてあげたりしています。「Robinちゃん、はい!」 いくつになってもちゃんづけで私を呼ぶお姉さんにお裾分けをもらい、家路につきました。
餅投げなんか珍しくないぞ!という方にはつまらない話題でしたでしょうか。^_^;