上総のRobin

Robinの写真日記

餅投げ-2009年2月17日

2009年02月18日 | まち歩き

2月14日の午後のこと。留守番をさぼって、蘇我駅で汽車を見物して帰ってきたところに、従姉妹がやって来て、「三時過ぎに神社で餅投げをするから来ない?」と言う。 餅投げ・・・?

_dsc9962d

鎮守の神様のお社を建て直すことになり、今日は奉鎮祭。つまり棟上の日だそうです。(神事はよくわからないのですが・・・)餅投げとは、神様への御礼のあとに餅をまくイベントなのです。記憶では、小学校に上がる前、東京の実家の近くの地主さんの家の棟上式で、その餅投げを見た記憶があります。たしか大人達の中に混じっていたのですが、何もとれずに帰ってきたという覚えがあります。みんな狂乱した姿が・・・。 「うん、後でいきます。」と答える。

「餅投げ」というもの、Wikipediaで探してみると・・・、餅まきとも言うようです。 そうそう、お金やお菓子もまいちゃうんです。 因みに、"教えて!goo"に「上棟後の餅投げは全国的?」というのがありました。何々・・・上総地方では結構盛んで、「最後に「鏡餅」を投げます。この奪い合いはなかなか見ものです。」というアンサーがある。 カメラをぶら下げて見にいきました。

昔は憧れのお姉さんだった従姉妹と神事を見学。いよいよ餅投げです。辺りを見回すと、実に沢山の人が集まっております。大人も子供も袋を持っているではありませんか。前日、氏子一同が搗いた餅をまきます。その数3000個、わーわー、きゃあきゃあ、騒然と。お金もまかれ、お菓子も投げられ・・・。これは面白い、と写真を撮っている自分に、ファインダー越しに餅が飛んできて、頭にごつん☆。(いただきました~ 痛・・)   そして、最後に上総名物?鏡餅が・・・。さすがに、「注意してください!お子さんは下がって~」 重量級フリスビーといった円盤状のお鏡が投げ下ろされ、男連中はちょっとした取り合いに。縁起物ですからね~。

餅投げの儀はあっと言う間に終わりました。ぞろぞろと帰る人々、多く拾えた人は少ない人に分けてあげたりしています。「Robinちゃん、はい!」 いくつになってもちゃんづけで私を呼ぶお姉さんにお裾分けをもらい、家路につきました。

餅投げなんか珍しくないぞ!という方にはつまらない話題でしたでしょうか。^_^;

Robin's Shot  ホームページ   


春をつれてきたC57-2008年2月15日

2009年02月15日 | まち歩き

房総・春先どりキャンペーンの一環で、今年も房総に蒸気機関車がやってきました。今年は故障修理中のD51498に代わりC57180がお役を務めることになりました。

細君が学友と京都へ遊びに行っているので、この週末は私が留守番でしたが、風にのって汽笛が聞こえてきて、う~ん、と5秒ほど思案の末、ちょっと蘇我へ様子を見にいくことにしました。春一番の吹いた翌日、なんとも春めいた(暑い・・・)陽気にふらりと。

行ってみると既に三脚が並び、家族連れで汽車を見に来た人でいっぱいです。駅の跨線橋の上も大層な混みようです。わいわいとやっているうちに木更津行きの列車が到着。ホームに入るのではなく、貨物ヤードに暫く停車。ようやく高らかに汽笛を鳴らして、目の前を美しく磨き上げた”門デフ”のC57180が通過していきました。汽車のイベントはややもすると殺伐たる雰囲気に包まれ最近敬遠気味でしたが、やはり間近で聞く汽車の汽笛やドラフトは、元汽車少年には心に滲みるものがあります。来て良かった・・・、とコーヒーショップで独り反省会。

今回は館山までは運転されないのですね。やっぱり危ない鉄ちゃん(以前、汽車を止めちゃったおじさんがいましたね)の面倒は見れない。ということなのでしょうか?木更津まででは、汽車に似つかわしいロケーションに乏しいので、C57が美しく快走する姿が見れないのは残念。どうせなら、外房線を走らせてもらいたかったです。大網へ抜ける丘越えは結構撮れるところがあるんですけど・・・。

_dsc9835d2

Robin's Shot  ホームページ 


AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G -2009年2月12日

2009年02月12日 | 写真

NikonがDXフォーマットの単焦点レンズを発売しました。AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G です。最初、35mm判フルサイズでは無いことに少し疑問を感じましたが、DX(APS-C)フォーマット専用でも意味があるかなと考えます。

35mm_dx 1.ズームレンズ全盛の時代ですが、どうにも暗い。開放f2.8でしっかり撮れる高級(高額)品もありますが、やはり一眼レフを使うなら浅い被写界深度でのボケ味を表現として使いたいです。フォーマットサイズが小さくなればなお更ボケにくくなります。パンフォーカスな写真ばかり撮るならコンデジで良いのです。私はAi35mm f1.4を標準レンズとして使っています。ほとんどf2.0といった1絞り絞り込んだあたりの浅い絞りで使うことが多いです。

2.私のようなフィルムで写真を撮ってきた者には、35mm判で50mmが標準レンズであるということに異論はありません。最も使いでのある画角で、絞りを駆使していろいろな表現ができます。そういう考え方は暗いズームとAPS-Cサイズの普及でなくなってしまったようです。FX(35mm判フルサイズ)フォーマットのカメラが多く出てきて、単焦点のレンズや標準レンズという考え方が見直されてきているのでしょうか。そういえば、鉄チャンの中には、車で乗りつけ、安易にズーミングで”ケリ”をつけてるな~と思える人も多いです。やはり、レンズを選択して、”風景に切り込む”という写真の醍醐味は捨ててはいけないと思います。

3.軽量・コンパクトの大切さ。ライカに始まり、機動性ある機材として35mm判カメラは進化してきましたが、いつの間にかデカクオモイのが高級に。AF時代でレンズも重く、口径も大きくなりました。DXフォーマットのカメラはその原点を目指すべきでしょう。

Nikonさんが、画角46°(本品は44°)で、開放f値の明るいレンズを提案してきたことに賛同したいと思います。 軽い、明るい、高性能(本品は非球面レンズを使い、コマフレアも抑え開放付近で安心して使える最新の設計でしょうし)。軽いボディに、単焦点レンズ3本位で撮り歩き。というのも、いい~な~っと思う次第です。 


大糸線-冬・塩の道往来2009-2009年2月1日

2009年02月01日 | 写真

塩の道を辿る冬のJR大糸線を訪れるのは3回目になりました。
今年は雪が少なく、ちょっと拍子抜けな感じはしましたが、それでもモノトーンな風景に旧国鉄色の鮮やかな車両をおいた眺めは印象的です。
そろそろ、この眺めも見納めでしょうか。

今回の作品をアルバムにしました。

<アルバムへ>

大糸線に関する過去の記事

2008年2月10日の記事

2007年5月5日の記事

2005年2月19日の記事

_dsc9547c

Robin's Shot  ホームページ 

何故か、どういうコンディションでも、帰路には気前よく白馬の峯峰がお見送りしてくれます。信濃森上に近い「ぷぅさんのお店」からの眺めは楽しみになっております。山の美味しいお水で淹れたコーヒーは大好きです。

20090125753