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街ラン@文京区&北区

2024年02月12日 | kazun's SPORTS

今回の街ランは、私にしては珍しく23区の中でも北側の文京区&北区をせめてみました。

というのも、先日もブログに書いた「東京十社」をコンプリートしたかったから。

 

東京十社は、明治元年に定めた「准勅祭社」(祭祀の際に天皇より勅使が遣わされる神社)が始まりだそう。

准勅祭社は12社(明治3年に准勅祭社制は廃止)。その後昭和天皇の即位50年を奉祝して、旧准勅祭社から遠方の2社(大國魂神社、鷺宮神社)を除く10社を巡る「東京十社巡り」が企画され、現在に至っています。

東京十社とは、日枝神社、根津神社、芝大神宮、神田明神、白山神社、亀戸天神社、品川神社、富岡八幡宮、王子神社、赤坂氷川神社のこと。

私は以前からちょこちょこと個別に参拝していて、今回文京区にある白山神社と北区にある王子神社を参拝すればコンプリートになります。

ちなみに、イベント風に東京十社めぐりの絵馬を集めることもできます。

各神社でそれぞれ「ミニ絵馬」を集め、それを「大絵馬」に飾るというもの。私は集めていませんが・・・。

 

前置きが長くなりましたが、今回の街ランルートはこちら。

本駒込駅スタート→白山神社→駒込天祖神社→旧古河庭園&旧古河邸大谷美術館→飛鳥山公園(紙の博物館&渋沢史料館)→お札と切手の博物館→王子神社→王子駅ゴール

あまり馴染みのないエリアということもあって、キョロキョロしながら歩いて走って、めちゃめちゃおもしろかった。

以前行っているため端折ってしまった小石川植物園六義園をこのルートにプラスしたら、もっとおもしろいと思います、ご参考までに。

 

白山神社は950年ごろの創開。足利尊氏→徳川秀忠→徳川家綱→徳川綱吉と生母桂昌院らの信仰を受け、小石川の鎮守となったそう。初夏には3,000株のあじさいが咲くあじさい神社としても有名です。

 

住宅街に建つこじんまりとした神社で、日常に溶け込んでいるというか小石川の地元の方に愛されている神社という感じがしました。

「文京あじさいまつり」では、また違った風景が見られそう。

 

お次はルートの途中で寄った、駒込天祖神社へ。

駒込天祖神社は、1189年源頼朝が奥州征伐をする際、夢のお告げにより神明宮を建立したのが起源。

江戸時代には、駒込の総鎮守として信仰を集めた社です。

参拝した日がいいお天気だったこともあるでしょうが、空気が澄んで清々しく静寂なとっても気持ちのよい神社。

あとで調べたらパワースポットなんだって。あ~納得!

 

境内には、ご神木の大楠。

 

と、ブログを書きながら、このあと行く予定で行きそびれた神社を思い出しました。次回参ることにしよう!

 

お次は、旧古河庭園です。

元は明治の元勲・陸奥宗光氏の邸宅だったものが古河財閥の所有になり、その後国指定の文化財庭園になりました。

 

旧古河庭園といえばバラ園が有名なので、今は閑散期。訪れる人もまばらでした。

 

このご立派な洋館は、鹿鳴館やニコライ堂などを手掛けた英国人建築家・ジョサイア・コンドル氏が手掛けたもので、現在はホテルニューオータニの創設者・大谷米太郎氏の生涯がよくわかる「大谷美術館」になっています。

館内には茶室もあるので、是非!

 

庭園は広大ですばらしく、梅も咲いてました。

 

このあと少し走り、北区にやってきました~。

飛鳥山公園、ずっと前から来てみたかったんです。

飛鳥山公園といえば桜 八代将軍徳川吉宗が享保の改革の施策のひとつとして作った花見の行楽地。

今年のお花見は、是非飛鳥山に行ってみたいと思います。

 

公園内には3つの博物館があり、紙の街・王子ならではの「紙の博物館」もありました。

 

そして、今注目を浴びている博物館といえば「渋沢史料館」

かつて渋沢栄一氏が住んでいた旧渋沢邸跡地に建っています。

 

渋沢氏は500以上の企業の設立や運営に関わり、「日本資本主義の父」と呼ばれた偉人。

今年7月3日に発行される新紙幣の1万円札の顔として、今まさに時の人と言えるでしょう。

 

めちゃめちゃ見ごたえのある史料館でした。

写真上に数字がたくさん並んでいますが、これは渋沢氏の年齢を示したもの。その歳に彼が何をしたかのかひと目でわかるすばらしいアイデア。

亡くなる91歳まで現役で活躍してたんですね。すごいエネルギー。

 

この流れで、王子駅をはさんで反対側にある「お札と切手の博物館」(国立印刷局博物館)にも行ってみました。

国立印刷局王子工場の隣りにあります。さすが紙の街。

 

ここでも話題は新紙幣。

新紙幣発行までのカウントダウンをしてました。

 

以前訪れた、日本銀行本店前にある「貨幣博物館」とどう違うのかなと思いましたが、博物館名通り「紙」のお金と切手に特化した博物館です。

 

世界の紙幣と切手がいっぱい!

 

なつかしの紙幣も。

 

貨幣博物館より小規模ですが、案内してくださる方が懇切丁寧ですっかり気に入ってしまいました。

これは行く価値ありです。入館料無料だし◎◎◎◎

 

凹版印刷の体験をやっているからぜひ!とすすめられて、お1人様体験をしてみました。

なぜここでこの体験をしているかというと、日本の紙幣が凹版印刷だから。

凹版印刷とは、版に凹みを作ってインクを流し込み、紙やフイルムに印刷をする方式。緻密な線を再現するのに適しています。

逆に凸版印刷は版に凸を作るわけで、新聞や雑誌、名刺、印鑑など特に文字印刷に向いています。

 

今回私が選んだデザインは都電荒川線。

↑写真は、インクを凹みに流しこんで、余分なインクを布でやさしく拭き取ったところ。

 

印刷機に版面と湿った厚紙を敷き、ハンドルを回してプレスすると・・・

 

細かい線がキレイに出たかっこいい版画が完成!

体験会は無料だったのですが、あまりにすばらしい仕上がりに大満足。

額に飾ったらますますステキな作品になりそう。今自宅でシワを伸ばすために重しをしているので、完成したらまた披露しますね♪

 

街ランの最後は「王子神社」

音無親水公園前の階段を上って行くと・・・、

 

荘厳な神社ですね~。かっこいい!!

こちらの神社も歴代の徳川家の表敬が厚く、「王子権現」の名称で江戸名所の1つだったそうです。

 

王子神社で有名なのは、天然記念物の大イチョウ。

 

加えて、全国的にも珍しい「毛塚」もあります。

 

これにて、東京十社めぐりはコンプリート。

とっても楽しい文京区&北区観光にもなりました。

 

最後に・・・、

王子に来たら、昭和なたたずまいたっぷりの路面電車「都電荒川線」も見られますよ。

今度は都電に乗ってみたいな。桜の季節にまた行ってみま~す。

 

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