6月３０日 帰路

2日間お寺で修行し、心穏やかになったかどうか？？

あまり丁寧にするとお寺で働いている人の仕事を奪いかねないのでそこそこに退散する。

住職は例のごとくあまり話さず、関与しないのがとても居心地が良い。

年に1回だから良いのもあるけど。

朝食をめいっぱい頂き、団体バスと一緒に出発する。

徳島からフェリーに乗るか、高松まで走って神戸行きフェリーに乗るか、決めれずにとりあえず徳島まで走る。

でも、徳島の南海フェリーを見ただけで、チケットを購入してしまった。

2時間で和歌山着、午後の一番暑い時間帯に国道26号を大阪目指して走る。

暑くて気持ちが悪くなるが、帰る気持ちが強いのか休憩そこそこで一気に走ってしまう・・・・・・。

つもりが、篠山まであと２０ｋってとこで痛恨のパンク、しかも底ではなく側面がパンクしている。

重い荷物載せて、6時間以上はしりっぱは９０ｃｃのカブには過酷だったのだろうか。

でも、それを運転し、バイク屋まで押してパンク修理して家にたどりついたとき、寿命が1年短くなったのを実感した、そして家には嫁もおらず、食い物も無くぶっ倒れる前にスーパーに買出しに行ってお風呂洗って夕食食べて、前後不覚で寝てしまいました土佐。（とさ）

バイクはかわいそうに、クラッチが寿命で翌日、バイク屋に入院してしまいました。

トリップは4万5千キロ、ここ3年で4万キロ走ったことになる。車じゃなくてカブが・・・。

 

6月27日 室戸岬から海部へ

夜雨が降り、東屋の軒から垂れる雨でテントが濡れてしまい、夜中にフライをつける。

27日は良い天気で、6時前に起きしっかり朝食を作る。たぶん自炊するのもこの朝食が最後になる四国の旅。

佐多岬を目指す彼の為にも、がっつり朝食を食べてお互い元気に1日行動しましょう。

8時前に彼を国道まで送り、今回の修行であるお寺に奉仕に出かける。本当はこのまま四国山脈に戻って、酒と食料を買い込んで野宿生活を満喫するのも悪くないかとも思いつつ、去年はアキレス腱切断で行くことのできなかったお寺に行くのも義務みたいで。

バイクは国道55号を北上し、10時前にお寺に到着。2年ぶりの再会を喜び、私の個人的な善意を歓迎してくれて来て良かったと改めて思う。

暑い四国で、日陰でできる葉刈りを選んで進めていく。

賄いの食事も大変おいしく、宿泊者の無い宿坊の大きなお風呂を私一人のために沸かしてもらい本当に感謝です。

こうして、四国まで交通費かけて、休みを調整して、お寺の葉刈りができるのも、私自身が幸せで健康であるからで、この余裕する心に感謝しなければいけない。

普段は自分自身も、外部からも絶えず揺すられて落ち着くことの出来ない心身が、この四国で、このお寺でどんどん浄化されていくのがわかる。

こんな素敵な生き方ができる今を大事に感謝しなければいけない。

夜はテントで寝るけど、満天の星空とカエルの合唱を肴に酒を飲み、そのまま寝てしまいました。

6月26日 安芸から室戸岬へ

天気はあまりぱっとしないけど雨は降っていない。

安芸のキャンプ場は剣山より標高が低いせいか暖かくテントの中でヘソを出して寝ても寒くない。

早朝よりマメマメしく、ご飯を炊き、味噌汁を作り腹いっぱいの朝食を食す。

室戸岬まで一緒になったバイク青年と走るが、４００ｃｃと９０ｃｃでは巡航速度が違いすぎてお互いに疲れてしまう。

午後から一人で走り、再度中国山脈の中央部を目指すが、雨であきらめ東洋町の○○農村公園の芝生サイトにテントを張る。

トイレも水もあり芝生サイトにテントを張り、満天の星空の下でカナディアンウイスキーＣＣ1本を空けてしまった。

遍路道から少し外れているので、歩き遍路もこず、ど田舎なのでラブラブな若者もおらず、野宿の一夜を満喫させていただきました。

快適な宿泊場所だったのであえて伏字にしています。

どうかこのままの野営地であり続いて欲しいと思います。

 

 

6月25日 スーパー林道

徳島から室戸岬を目指して走るも、このコースは毎度の道なので今回は阿南から国道１９５で四国山脈中央を目指す。

四国は海に囲まれた島だけど中央部には２０００ｍ級の山が聳える山岳地帯もある。今回国道１９５で中央部に入り、国道１９３で分岐しスーパー林道で剣山ふもとダートを走る計画。

しかし、県道２９５が去年の台風で通行止め、スーパー林道へのとりつきができず、四季美谷温泉で午前中から温泉と鹿のステーキでごきげん状態。

本日のお宿はスーパー林道とりつきの那賀町　高の瀬峡駐車場で野宿。いい調子で酒のんでるととんでもない大雨。バケツを１０杯一度にひっくり返したような半端でない雨に、急遽公衆トイレにテントをつっこみ雨宿り。

しかーーーーーし、大雨は1日経っても一向に止む気配なしで、3食ラーメンに気持ちも続かず、大雨のなかバイクで高知を目指しました土佐。

平野部に降りると豪雨も嘘のように雨も止み、本日のお宿は、高知香南　月見山こどもの森キャンプ場（無料　公営）

豆腐と豚肉のキムチ鍋を山ほど食し、剣山のラーメン生活のあだ討ちを果たしました。

毎日が新鮮で、宿泊所を決める不安さもあって、良い旅しています。

 

 

6月24日 高野山

早朝から高野山へ向かって走る。7時すぎに到着するがお寺だらけでどこが目指す高野山のお寺なのか分からない。奥の院ってのもあるし、町中がお寺とみやげ屋さんだらけ。

7時になって納経所へいくとなんと8時半から受付とのこと。四国はみな7時から納経してるのに、何か変。高野山の町営キャンプ場に行ってラーメン2袋食べて気持ちが悪くなりしばし仮眠する。

本殿のひわだも立派だけど、棟に置いてある大きな大きな樽は何？？？あそこで漬物でも作っているのだろうか？高野山でしか見たこと無い変な屋根でせっかく優美なひわだの屋根がぶちこわし。でも燃えてしまうよりましと思って昔の人は樽に水を貯めていたのかも。でもどこから水入れるのか？不思議。

奥の院は墓場の奥にあって有名どころのお墓がいっぱいあって、おもしろい。新明和のお墓はロケットだったり、福助の足袋は福助がいたりでお墓がアートになっている。

無事、高野山の納経も終わり、8年前から始めたお遍路も一応終わりとなった。いろいろあった8年間だったけど、結果オーライと言う事で。

和歌山からフェリーで徳島へ2時間の船旅。波があって船はけっこう揺れた。

徳島は都会なので野宿には向かない町。市内に柴山という山頂まで車で上がれる公園があって金曜日の夜なので絶対夜中に車の出入りが激しいと読んで、あえて人目のつかない青少年野外活動センターの玄関でキャンプするが、人目がつかないのを幸いにラブラブな車が深夜まで。

翌朝、あたりにはティッシュや使用済み○○が散乱していて、野外活動センターですから仕方ないですけど・・・・『柴山や　つわものどもの夢のあと　』　　『紫だちたるチ○ポも　いとおかし』　写真は『のどごし　生』

 

6月23日 駅長 たま

9時すぎに篠山を出発。大阪市内へはお昼に到着する。元同僚に連絡をとり昼休みに近況を報告する。会社は建物は立派だけど、働いている人の年齢が高く給料も高い。かと言ってリストラもそうそうできず、何か覇気が無いというか、他人ごとのよう。

一路和歌山へ南下するが、暑い日差しの午後、浜寺公園で昼寝をするが、ゴザをひいて松林に寝転ぶ様はどこから見ても立派な浮浪者。

和歌山へは16時過ぎに到着。和歌山城を見学する。さすが紀州様だけあって立派なお城でした。やたら猫がいっぱいいる猫城で、次に行った和歌山電鉄の貴志駅も駅長が猫で『たま』が人気でわざわざ猫に会いに観光客がいっぱい。駅舎もひわだ造りで猫のデザインでしゃれている。猫のたまは営業時間外でお休みでした。

国道３７０を高野山めざして登っていくが、途中で日没となり、かじか荘で風呂に入り駐車場のすみっこでテントを張る。夜、風が強くテントが揺すられるが雨は降らず、空は星が気持ち悪い位見え旅に出た実感が湧いてくる。

夏休み その１

屋根が終わって雨ばかりです。

家にいてもすることない、猫4匹も迷惑そうです。

次現場が7月4日から始まるのでそれまで旅に出ようかと。

お寺の雨漏りを修繕して、カブのオイル交換やクラッチ調整してツーリングマップル中国四国を購入して準備万端です。

明日出発し、高野山で８８ヶ所巡りの結願したあと、四国を走りまわる予定です。

カツオのたたきをしぬほど食してきます。

では、みなさまごきげんよう。

7月にお会いしましょう。

 

 

終わりましたけど。

先月末より始めた屋根がやっと終わりました。

現場での稼動をなるべく抑えるため、倉庫で茅を切ったり、現場を休んで一人で古茅を整理したりで、自分以外の稼動をなるべく抑えましたが、それでも見積もりギリギリで危ういところでした。

民家で儲けようとは思いませんが、損するのは結構しんどいですから。

ここらへんで一発、公共工事でも施工しないとジリ貧です。

でも、震災でそんな予算がある訳でもなし、手広くしている屋根屋さんは死活問題ですね。

まあ、屋根１つ葺いて５００万以上見積もる屋根屋はおかしいのかも知れませんが、その人なりの事情があるだろうし、施主が納得するならそれで良いのかも知れません。

夫婦二人と猫4匹が暮らせる収入があれば良しと思っています。

そんな具合で、明日から無職です。

月末までカブ旅に出かけようかと思案中です。

話は変わって、先日酔ってエロサイトを見てたら変なメッセージが・・・・。

PC立ち上げてもすぐに入金せよの画面が消しても消しても出てくる。

入金２５０００円、そんなお金ないし、まだ何も見てないのに・・・。

XPは偉いことにシステムバックアップを数日前まで戻すことができる。

ネットで手順調べてセーフモードでリカバリーする。

なんかシステムダウンしたあとのジャーナル復旧みたいで、久々に前職に戻ってしまいました。

世の中、あのメッセージに負けて入金する人いっぱいいるんだろうね。

結構ぼろい商売かも知れない。

酔ってエロサイトを見るのは要注意です。

エロサイトのメッセージを消去する手順を教えてくれたのが、あの国家試験の情報処理をする財団法人。

情報処理の資格取ってもあまり恩恵は無かったけど、今回は感謝です。

URLはこちら。手順は簡単ですが、リカバリできる日にちが数日しかないので、メッセージが出たらすぐに復旧しましょう、それ以前にあやしいサイトには立ち寄らないのが無難ですね。

URL　　http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert20080909.html

 

 

棟あげ

先月末からの屋根、やっと棟上です。

なんかすっごく感じますが、やっぱり屋根が大きいからでしょうか。

ちょっとしたお寺くらいある民家です。

施主様用意のからすを7基担ぎ上げましたが、栗の生木なのでめっちゃ重い。

しかも交差の切り込みが屋根に合ってなく、せっかく担ぎあげた千木をまた降ろして

交差を広げて、また担ぎ上げる次第。

 

今日は棟上でしたが、手足がつりそうになった1日でした。

明日からバンバン刈り込みします。

あと数日でこの屋根も終わることになります。

北海道はまだ寒いでしょうから、四国九州くらいを旅したく思います。

 

暑いっす！！

久々の晴天、今日は週末なので目の前の国道３７２は姫路方面からと京都方面からのバイクがいい音させて走っています。

みんな大型の１００万超えの新品リッターバイクばかり。

景気悪いのか良いのかバイク見てると良くわかりません。

家や車買う金ないけど２００万くらいならいいかな？

そんなオヤジライダーが多いです。

現場は2回目の屋根めくりに届いてしまい、1段だけめくって葺き詰めてしまいました。

明日はいよいよ棟までめくってしまいます。

熟女の胸は、いくら垂れていても、めくりがいがありますが、大正時代のくず屋の屋根をめくるのは、煤で真っ黒な茅をめくって真っ黒け、ただ暑いだけです。

垂れるのは軒ぐらいで勘弁してほしいです。

早く現場終わらせて、バイクで旅に出かけよう。