限りある日々の記録

70代の生を前向きに生きて

あいさつ運動の公開授業を見て

2011-06-29 19:25:51 | 日記
 暑い6月25日、近くの小学校体育館で、「あいさつうんどう」の公開授業がありました。
開いたところから覗いてみました。
 全校生徒が体育すわりをして静かに聞いていました。
 校長先生の「あいさつは魔術の言葉」の話と
「あいさつを元気よく」と全員で言っていました。
 その後サッカー選手と司会者との対談「小学校の時はどうでしたか」などが始まりました。暑いので私は図書館に行っての感想ですが、

 私が疑問に思ったことは、一言も東北震災に触れていなかったことです。日々原発被害で追われている人、津波で肉親を亡くした人たちに触れていないことです。

 あいさつとは、「いのち、今日も元気です」との祈りもあると思うのです。
日々の出会いがどんなに大切か今度の災害が教えてくれたのではないでしょうか?
 ただ、「あいさつは元気に」と生活から離れた技術だけではないでしょう。

 自然、鳥、生物、農作物にも「あいさつ」は大切です。
小学校の鉢に植えられているミニトマトは、水が欲しいと叫んでいます。
 26日私はテニスで校庭のミニトマトを見て水をあげました。
 作物を育てることは大切です。
 昨年も、オクラが成りすぎて硬くて食べられません。
「作るからには限りない満足を、失敗したなぜかと考える力を!」そして実りの味を!
 学校の栽培活動は、丹精こめて育てることを教えることではないでしょうか?

 学校も「あいさつ運動を進めるため」には、都の指定校から離れて広い視野で
地域の人たちとの日常の交流を深めればもっと心のこもった「あいさつ」ができるのではないでしょうか?

 私が教師だった頃、学校の田んぼの米つくり、水をあげに行った時、近くのお母さんが長いホースで温めた水をあげたらと、時間を見て手伝ってくれました。
 歴史の勉強では、地域の祖父母の話が子供達の生活に身近なせいかよく聞き、調べ学習に発展しました。
 もっと地域に開かれることが地震災害にあったときにも「学校は地域のセンター」として役立つのではないでしょうか?
 「下校時間です。安全を!』の放送も大事ですがモット地域に開かれた学校をと願っています。地域での協力なくして「未来の宝の子供達を安全に楽しい学校生活を!」保障することはできないと今度の災害が教えてくれたのではないでしょうか
 教職員の雑務を少なくしてゆったりと作物に対話できる時間を!

調布第8中学、地域の学校を応援しよう

2011-06-15 17:48:24 | 日記
 八中は、校長先生初め、暖かな雰囲気の学校です。 
 ホームページも親しみやすいです。それで、前、土曜日に見学に行きました。

 土曜日の補修授業に校長先生、地域のボランテアの方達が、生徒に寄り添って個別指導をしています。家庭的な雰囲気があります。

 管理的な学校が多い中、少人数を生かして一人一人を大切に指導できると思います。
例えばクラブ活動も大勢だと、体育館の舞台で卓球の練習とか、人数を絞るために新規加入のクラブ員に過酷な練習をして選別しやめさせたりします。

 学校選択性は,地震の時など大変です。普段から学校は文化、共同の絆を創るセンターです。
 進学率を良くする為とか、競争心を高めるためとか、地域住民の希望を生かし、特色ある学校つくりを掲げていますが、地域の協力が失われバラバラになるのではないでしょうか?
 見直している地域もあります。選択性を実施してない所も増えています。

 今回の災害でも、学校の果たす役割は大きいです。
少人数学校では、クラブ指導の教師が足りないとか、問題もありますが、地域に開かれた学校経営をすれば、退職後のボランテアとか かっての選手の地域の方の協力が得られるのです。

 私は、毎週太極拳の講習に参加していますが、地域に根づいた雰囲気を感じます。

 今は、やる気、意欲さえあれば、近いところで資料、図書館、ボランテアの活用、通学時間がかからないだけ、自主的学習で知的学力がつくのではないでしょうか?

 退職教師(数学社会免許あり)の私も緑ヶ丘小学校の子供達が全員(私立進学を除き)八中に進学したらと思います。滝坂地区若葉地区の子達も家族的な学校を見学してみてください。東部公民館にチラシがはってあります。、

 時間のゆとりができたら応援したいと思います。

社会の真実を見抜く力を!

2011-06-10 18:10:23 | 日記
 社会の真実を見抜く力を!

1、メデアの流す1方的な情報
 「イラク戦争、大量破壊兵器見つからず」政府の戦争支援の大々的広告、責任追及せず
 1方市民のビラ配布の取り締まり、原発増設広告と同じ、

2、過去の民衆の歴史を生かす
  広島、長崎、ビキニ、原発 『流れに流されない事は考えること』 
 原発と核兵器との関連、 「原発の源流と日米関係』1955年3月18日(外務省解禁文書メ モ)
 アイゼンハワー大統領『原子力の平和利用濃縮ウラン、原子炉の提供」
 「科学者の国会」と言われる日本学術会議(第五福竜丸事件が明らか54年3月18日)
 「自主、民主、公開」の原子力研究3原則を決めた。
 しかし、米国案は濃縮ウラン、原子炉も米国産米原子力法は機密保護まで求められ   た。初代原子力委員長正力松太郎「5年後に原発建設米国と動力協定の締結」56年1月4日 
  これに抗議して、ノーベル賞物理学者湯川秀樹氏は、原子力委員を辞任、
 「動力協定や動力炉導入に関して何らかの決断をするということは、わが国の原子力開 発の将来に対して長期に亘って重大な影響を及ぼすに違いないのであるから、慎重な上 でも慎重でなければならない」

 しかし、原子力委員会は、歴代自民党政権に牛耳られ安全性を2の次にして原発推進機関 に変貌
3、市民科学者高木氏の提言「議論、批判、思想』の3ナイでなく、上からの指示で動くの でなく、自分のやっていることが「公」なのか「自己への問いかけ」思想が大切なので はないでしょうか!

4、教育の問題、
ア、地球時代に生きる教養、人と人、を結ぶ過去の人々 地球の裏側の人々 まだ存在し  ない未来世代に思いをはせる想像力、死者と生者,これから生れるものとの共生の感  覚 人間の苦しみ 他人の苦しみを我が事と理解できる感性が問われているのに、
  「教育内容は」「受験学力重視でで世界史単位虚偽の認定」「教科書検定」
  上の組織に従うこと、批判は許されず、自由なき職場

イ、「教育の民営化」「格差増大」「個人の責任」「管理体制の強化」
  「学力テスト費用35億、学力の低い子達の環境は変わらないのに教師の責任と勤務   評定に使用」
ウ、孤立する教師、父母、「学校選択性」地域もバラバラ、格差ある地域で競争に追い込  んでいく、
エ、視野が狭く「勝ち組になるか負け組みになるかと」家の庭は、美しいが、公的な公園
  森、川 山、自然との共生が経済優先、効率化の名のもとに、産業道路建設、建築物  の高層化、大量生産、大量消費、大量廃棄、安全性より低価格へ、原発をと
オ、「科学の進歩の限界」『犯してはならない自然』自然との循環で宇宙が成り立ってい  るのに、
カ、『自己が責任』が強調され無縁社会 経済の貧困と関係の貧困

東日本大震災、福島原発事故は私達に、問いかけているものは大きいです。
「人間として生きるための不可欠のものは何か」上に任せるのでなく市民の対話と学び運動ではないでしょうか、

90歳の誕生日

2011-06-06 14:21:36 | 日記
 朝の太極拳に行くと、緑の森、空は青く気持ちにいい朝です。
 東北災害を忘れさせる朝です。

 世話人の方が、中休みの時

『今日は見付さんの90歳の誕生日です。』と、紹介してくれました。

 いつも欠かさず太極拳に来る見付さん、今日は寝坊したからサボろうとする気持ちも
 見付さんの姿が思い出されて、励みになるのです。

 世話人の方が、名簿を作り深大寺までの散策を計画されたりで、日毎に絆が深まってい きます。

 死ぬまで元気でと、
 人は、人によって励まされて生きがいを持つのではないでしょうか

 90歳と思えない乙女の笑顔、自然に無理なく動く姿に、
 励まされ、85歳の方も参加しました。名簿では50人

 100歳まで元気でと、新しい希望に向かってのスタートです。
 
 記念に『健康タオル』と果物を頂きました。

 いつも参加の方が途中で病に倒れ、まだ回復途中、
 これも参会者のお茶の先生の御見舞いでわかったのです。
 支えあいの中で、勇気を貰ったことでしょう。

 闘病の方にも『健康タオル』を頂きました。
 お茶の先生に届けてもらう予定です。

 名簿つくりの世話人の方も23日誕生日だそうです。
 だんなさんのおかげで作られた名簿、
 毎朝6時から7時半までの太極拳指導の先生

 自然な自分なりの参加、楽しい集いです。

 鶯の声聞きながらの森が、原発で侵されないように祈り
 原発廃止への祈りを強めたのです。

野川沿いのどどめ取り、そして原発事故は

2011-06-03 18:50:48 | 日記
 朝の太極拳の帰り、川沿いの木から、『おいしい』との声、土手から見ると、どどめ(桑のみ)を取っている。
 自然の恵みを味わう喜び、思わず歌を口ずさむ人たち、でも原発事故はこんな自然さえ奪っていくのです。
朝の連続テレビ『おひさま』では「国の為」と戦場に赴く人々、この戦争が何のためか、何も知らされず国策に躍らせられて戦場で餓死した兄を思いだします。

 過去の歴史をしっかりと学ばなければと思います。
ビキニ被爆者の太石さんは、乗組員半数が癌でなくなり、32週の薬を飲みながら、私達に真実を伝えているのです。
 5月NHKETV放射能危機管理特集で3月12日の事故を科学者木村、岡野両氏が自主調査をして放射能汚染地図を作りました。
 木村氏は『自分の被爆よりも弱者である子供達への危機感から職を辞して』と語りました。3月15日から2週間
 浪江町赤宇木集会所では、何も知らされない住民が避難、文部科学省ホームページには風評が広がるからと地名なく危険地区と知らされたのは12日後
養鶏場では4万羽の鶏がエサが来ず餓死
飯館村では、30キロ圏外なれどセシューム30年にトチが汚染され田植えもできず
妻子は避難
ははも仕事探し
原発さえなかったらと
涙ながらに語る青年、

渡利中学は校庭使用できず、窓を閉めて、美しい自然があるのに、

校庭の土壌は、汚染表土を削っても捨て場がなく校庭に、
いつ収束するかわからない現状です。

 原発と核兵器は同根なのに、反原発を唱えると、管理体制から圧力がかかり排除されて
 電力会社の広告料は500億とか
 国の法律も実証的現実的でなく法律判断のみ、官僚の天下り、電力会社と癒着が引き起 こし、責任の所在さえ不明です。

 原発廃棄物は『過疎地に、人の目の触れない地に、絶対安全』と、それなら、幌延住民4000人の所でなく『東海村』と言うと、人口が多いからとこれは『差別構造』です。差別はまた汚染された牧場の乳牛等になって自分に帰ってくるのに、

過去の事故1999年9月30日10時35分恐怖の臨界事故が
 絶対起こらないー安全神話ー想定外ー事故対策の用意なし
 やっと21時40分原子力安全委員現地到着、作業員被爆(下請労働者,労賃のピンは  ね)住民避難は、遅れること12時半、東海村村内放送3時避難要請当会村から350m狭すぎる。JOCコスト切り下げ、-安全部門しわよせー起こるのを待っていた事故
 政府防災対策ー無策ー事故軽視ーおおげさにしないー安全審査(形だけ)-虚偽、隠蔽

 なぜ何度もこんな事故が起こるのか市民科学者田中仁三郎氏は、
『議論なし、批判なし、思想なし』の三ナイ主義をあげている。
個人の中に『公』ない技術者、自分のやっていることが『公』なのか『自己への問いかけ』が必要と、上からの指示,会社の利益、上からの与えられた範囲で奔走する技術者でいいのか
 原子力は特殊ー上に任せて考えないー末端の方ではものが言えないー社員教育 

 人々が求めるものは何かと出発するのでなく、国家の法律の中組織に従うことー公益性

 事故調査ー自己検証がないー防衛型ー身内検査がないー事故から学ばずー
 完全な事故調査がないー調査委員会は、結論に沿うような作業をやって―それから人事 を決める。

事故隠しー隠蔽ー虚偽報告ー捏造(フランスから返還のプルトニュウム全数検査と言いながら133個のうち40個のみ改ざん)
 コンピューターの世界ー論理的な問題の根がある。

作業が落ちても安全な『現代技術の非武装化』こそ大切と遺言を残している。
書きながら、『教育問題』と同じだと痛感しています。
『君が代強制』の流れと深い関係があり課題が突きつけられています。