4泊5日ぐるっと1周欲張り9都市台湾で4万6千円、安さにひかれて参加しましたが、風のように追われた旅でした。
目に付いたのは、日本製の自動車が、殆どで、看板の字も旧体字(盥)です。日本の国土の10分の1で時差も-1時間です。
徴兵制がひかれそのためか非行が少ないそうです。ガイドの羅さんは、戦前の日本の文化を懐かしがっていました。
忠烈祠(靖国神社)には「大東亜共栄圏完遂祈願」の碑があり、前その字を隠したが、今は元通りになっていると、「日本の若者が、靖国神社を知らないのははおかしい」「沖縄に基地がなくなれば生活が大変」など自分の考えを披瀝します。
ただパチンコ屋がないのはなぜかと聞いたところ、政府が10年前から禁止したそうです。
高砂族の名を付けたのも昭和天皇だといっていました。アミ族のショウを見ましたが、竹を使って踊り,子どものころ2本の竹で飛んだりしたことを思い出しました。
踊りは楽しいもので、見ていた人の参加を呼びかけて、楽しんだ人も、その後1000円でスナップ写真の飾りを売りつけていました。
なんでも商売、バスの運転士さんから飾りの販売、ガイドからは、民芸品での表品の販売があり、健康にいいとのことで、石の1万円から2万円の腕輪を殆どの方が買いました。
故宮博物館も満員で人に押されてゆっくり見るどころではありません。
マレイシア 中国からの旅行者も大勢いましたが、会話をする暇もありませんでした。
高齢の夫婦、中年の若者たち26人でのバス旅行で、昼食も,9、9、8人で決められたグループでの会食参加者の交流もなく行きづりの人みたいでした。
台湾をぐるっと1周したけれど、ゆったりとした旅、自由時間が欲しいです。
でもわかったことは、経済がグローバル化していることです。セブンイレブン 資生堂とうなぎの養殖等、又富岡などの名が多く、戦前に台湾に来た日本人の子孫ではないかと言うことです。
それにつけても、3兄の17歳で比島で餓死した慰霊の旅を思い出しました。1995年12月でしたが、寒く、日本製のぼろぼろの自動車が行きかっていました。「お金をください」と言う婦人たち、治安も悪くひとりでマニラの散歩もできませんでした。それに較べ、台湾では経済が安定しているようです。ホームレスもいないとのことで、花蓮での学校も整備されていました。教育を重んじ教師の待遇もいいそうです。
アヒルの養殖 ビンロウの木々も多く、米も30キロで5100円と安いです。植民地だった名残の地名に新高山?子どものころ食べたニイタカドロップを思い出しました。
戦前の歴史を問い直すことは大変なことだと思いました。
美しい自然 三仙台 八仙洞観光 燕子穴等見とれた時間、太平洋を眺めてのバス 地球は小さく地球市民となっていくようでした。
日本円1万円が台湾では3千400円で、日本円もききます。ガイドさんの売り込み宣伝はすごくこれで生計をたてているからなのでしょうか?
ただ感心したのは、10年前からパチンコを禁止して繁華街にも1件もありません。日本では、パチンコに夢中になって、車内に子どもを置きっぱなしで事故死させたり、パチンコのやりすぎでサラ金から金を借りて、夜逃げしたりと事件が続発しています。
もっとゆったりとした旅を望みました。
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旅行はゆっくり、ゆったりがいいですね。あわただしいのは、私も苦手です。