限りある日々の記録

70代の生を前向きに生きて

若葉の森音楽会

2010-04-26 11:12:40 | 日記
 風薫る久し振りの天気の中で、若葉の森で第1回の音楽会が4月25日開かれました。
中学生、市民の老若男女50人前後が集まりました。
 この森は市民から寄付されたもので鮮やかな緑が木漏れ日に映えてきれいでした。
主催者の用意された歌詞のプリントが配られて、口をあけて森の中で合唱しました。
「花」「さくら」「隣のトトロ」など親しみやすい歌でした。
森の中で、地域の人々が集いゆったりと歌うのは、本当に心がほぐれて楽しいものです。

 ここのすぐ側に品川道路の延長が計画されているそうです。
豊かな森のすぐ側に、40年以上前の計画が見直せばいいのに、財政赤字「コンクリートより人を」といいながら道路建設が持ち上がっています。
 沖縄の基地も要りません。独立国で外国の基地があるのは日本だけでないでしょうか?

 自然こそ平和のシンボルです。基地も要らない、1メートル1億円の道路より、若者に希望を職の確保,子どもたちに豊かな環境、保育園、教師の増員,年寄りが安心して医療が受けられるようにと、後期医療制度の廃止と

 若葉の森の音楽会で集った人々とはなしあったのです。

孫の学童保育を参観して

2010-04-05 10:48:31 | 日記
 今日から孫は学童保育所に通っています。
ちょっと雨の中を、参観しました。
 30数年前次女が通っていた時と違い、新設公設民営の出来立てほやほやの施設です。
可愛い新1年生と3年生になる子たちが20人ぐらいいました。
雨なので、規制のプリントをしていました。2年生の子が、1,246÷6=623を縦に書いて計算していましたが、商を書き殆ど暗算でしていました。
「あっている」の子どもの声に、指導員は、「あっているよ。」と答えて、最近の指導法は変わったのかなとつぶやきました。私は「公文に通っているのでは」と言った所保育園時代から通い、今は英語も受けているそうです。「筆箱は、英語でなんていうの」と聞いた所返事はありませんでした。

 教員時代の算数教科書は暗算先行主義で、できない子が苦心していたことを思い出しました。或る日 生き生きと学習していたのを見ると、筆算先行主義で商をたてかけて引くと丁寧にしています。「お父さんから教えてもらったの」と嬉しそうでした。三鷹で使用の教科書は、暗算先行ではないのでした。教科書に使われるのでなく、わかりやすい指導をと切り替えたのです。
 でもこんなに早くから公文に通う子がいると新1年の担任は困りますね。
1年担任の時、計算プリントをわたすとすぐに終わる子がいました。そのために何枚かのプリントを用意していた時のことです。
「先生 私には終わりがないの?」の呟きを聞きました。なんだか沢山のプリントが追いかけてくるようで息苦しくなったのでしょう。
 それからみんなの子どもと相談をして、「何枚かのプリント」を決めて早く終わった人は読書かお友達の計算を見て間違いがあったら教えあうことにしました。
 こんなに早くから公文、サッカー、英語と習い事が増えて、新1年の子ども達の学力格差がが大きくなっているのですね。
 これは良いことなのか?遊びでもじゃんけんパーをペーパーと言って友達同士の意思が疎通することがあります。
 もっと子ども時代にできること、子どもたちの遊び、自然とのふれあい等が大切ではないかと思います。
 こんな子ども達を預かる低学年の学級人数は20人以下にしたいものです。