「風は寒し 桜並木が 招く朝」 太極拳への道をいくと、薄いピンクに彩られた桜並木が私を呼んでいるみたいでした。
庭の野菜もぐんぐん伸びて「春だよ」と語りかけてくれます。
お墓参りに姪と会い線香をあげました。父親の甥が倒れ、33歳の娘さんが世話をしているそうで疲れからかメヌエルになったそうです。いつ回復するかの行くへもわからず姪と娘さんで助け合って暮らしているのです。33歳といえば知人も33歳、「思うようにならない」ことを語れば知人の父親もガンで2年の余命とか、優しく寄り添いながら自立している姿に感心したのです。
そんな時 同僚だったTさんが3月15日すい臓がんで亡くなった知らせを受けました。まだ60代で未婚で出産した娘さんを残しての旅立ちでした。
家に来て40代で出産の娘20代との価値観の違いでけんかになり足をけったら娘にけられけがをしたと話してくれました。お茶も家で入れて出かけようとしても、いらないと駅の売店で購入 学校の授業料の払い込み されど母子家庭 教師と忙しく娘任せパソコンなど使えません。
Tさんは短大卒で20歳で教師になり 校長から「面倒を見て」と頼まれましたが、のぞきに行くと児童に「先生の給食は1番最初に大盛りで配ること 給食費が違うこと」を堂々と話しているではありませんか お前たちと呼びかけている姿にびっくりと安心して自分の教室に戻りました。
またプ-ル指導の時 水着を忘れたから見学という子がいたので体操着のままプ-ルに入って指導したとか
「下履きが冷たいので前のス-パ-に買いに行きます。」といった型破りの野性的な姿を思い出します。Tさんを偲ぼうと娘さんに連絡しましたが音沙汰がありません。
庭の野菜を届けに行ったら 教え子のお母さんが退院したところでした。家で転びよく検査したところ無呼吸症と分かり人工心臓を埋め込んだそうです。
「春の喜び」と「歳歳年年人 同じからず」を感じています。だからこそ弱い人の立場に立つことが大切なのですね。生活保護基準の改悪 障碍者への待遇改悪にも いつ私たちがなるかもしれないのです。
「命のはかなさ」と「弱者への立場に立つ」ことの大切さを身にしみる春です。
はじめまして!めぐみっていいます、他人のブログにいきなりコメントするの始めてで緊張していまっす('▽'*)ニパッ♪。ちょくちょく見にきてるのでまたコメントしにきますね(*・・*)ポッ