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【映画ネタ】 第59回カンヌ映画祭 まもなく開幕!!

2006-05-14 | 【映画ネタ】
アカデミー賞は、それはそれとして面白い。
しかし、所詮はハリウッドという「ムラ社会」のお祭りでしかない。
賞の行方にしろ、出てくる作品群も賞狙い見え見えなのが…。

やはり、ミニシアター好きな私としては、
ワールドワイドな映画祭の方に魅力で、
多種多様な作品が出揃うという点で、面白味を憶える。

第59回カンヌ映画祭が、間もなく開幕する。
会期は、5月17日から5月28日までの12日間。

公式サイトはこちら

毎年、最高賞であるパルムドールを審査するのは、
世界を代表する映画監督や俳優・女優の面々。
今年は、中国・香港のウォン・カーワイが審査委員長だ。

審査員の面子も魅力的だ。
モニカ・ベルッチ (イタリア)
ヘレナ・ボナム・カーター (イギリス)
チャン・ツィイー (中国)
サミュエル・L・ジャクソン (アメリカ)
パトリス・ルコント (フランス)
ティム・ロス (イギリス)
他に2名いらっしゃるんだけれど、こんな個性的な人達で、
最高賞がちゃんと選べるのかなぁ??

それはさておき、
今年のオープニング作品は、
ロン・ハワード監督の『ダ・ヴィンチ・コード』。
カンヌで世界初公開となります。
しかし、この作品は2時間半超えの2時間33分。長い…。

また、クロージング作品は、
トニー・ガトリフ監督の『TRANSYLVANIA』(原題)。
『愛より強い旅』も魅力的作品でしたが、この作品もどうなんでしょうか?

気になるのは、コンペティション作品。
『Volver』 ペドロ・アルモドバル監督(スペイン)
『Red Road』 アンドレア・アーノルド監督(イギリス)
『La Raison Du Plus Faible』 ルカ・ベルボー監督(ベルギー)
『Indigenes』 ラシッド・ブシャール監督(アルジェリア)
『Iklimler』 ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督(トルコ)
『Marie-Antoinette』 ソフィア・コッポラ監督(アメリカ)
『Juventude Em Marcha』ペドロ・コスタ監督(ポルトガル)
『El Laberinto Del Faumo』 ギレルモ・デル・トロ監督(メキシコ)
『Flandres』 ブリュノ・デュモン監督(フランス)
『Selon Charlie』 ニコール・ガルシア監督(フランス)
『Quand J'Etais Chanteur』 グザビエ・ジャノリ監督(フランス)
『Babel』 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督(メキシコ)
『Laitakaupungin Valot』 アキ・カウリスマキ監督(フィンランド)
『Southland Tales』 リチャード・ケリー監督(アメリカ)
『Fast Food Nation』 リチャード・リンクレイター監督(アメリカ)
『The Wind That Shakes The Barley』 ケン・ローチ監督(イギリス)
『Summer Palace』 ロウ・イエ監督(中国)
『Il Caimano』 ナンニ・モレッティ監督(イタリア)
『L'Amico Di Famiglia』 パオロ・ソレンティーノ監督(イタリア)

アルモドバル監督、ソフィア・コッポラ監督、
ギレルモ・デル・トロ監督、アレハンドロ・ゴンザレス・イリャニトゥ監督、
アキ・カウリスマキ監督、リチャード・リンクレイター監督、
ケン・ローチ監督、ナンニ・モレッティ監督、
この名前があるだけでドキドキしてしまう。
ここで公開される作品は、早ければ今年の後半ですかね、観られるのは。
ちなみに、『Babel』ってブラピと役所広司が出てるやつですよね?

日本作品は、
西川美和監督の『ゆれる』が、監督週間に正式出品されます。
この作品のみがオフィシャルでの上映とのことで、少々寂しいところ。

何はともあれ、17日に開幕すると、
いろんなニュースがカンヌから届くと思うと、今からワクワクします。


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